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85 posts categorized "文化・芸術"

January 18, 2012

書棚にシモン

バレエ・メカニック (ハヤカワ文庫JA)

書店の棚に四谷シモンを見つけた。作品が表紙に使われているのでクリップ。津原泰水の作品は未見。
こちらも。

11 eleven

October 18, 2011

Hans Bellmer ハンス・ベルメール人形写真集

新装版 ザ・ドール---ハンス・ベルメール人形写真集 (パン・エキゾチカ)

トレヴィルのハンス・ベルメール人形写真集。95年刊。2004年に新装版にて再刊。その後2011年に再度再刊。

July 20, 2009

横尾忠則編 / 『憂魂、高倉健』

憂魂、高倉健

1971年に刊行される予定だったものの結局刊行されなかった幻の写真集が先月復刊された。
これは復刊といって良いのか分からないが、遠藤努の撮影した映画スチール写真を中心に細江英公、立木義浩、森山大道、石黒健治などの作品、横尾による高倉健のインタビューを交えて構成された高倉健へのオマージュ。
丁度刊行された1971年は高倉健の人気絶頂期、着流しに長ドスがこれほど似合う役者はいない。
横尾の装丁がいかにも70年代していて嬉しくなる。少々高価だが当時の雰囲気を伺うには外せない。

June 25, 2009

美術手帖 2009年7月号 特集『アウトサイダー・アートの愛し方』

美術手帖 2009年 07月号 [雑誌]

美術手帖 2009年 07月号は『アウトサイダー・アートの愛し方』と題した生の芸術=アール・ブリュット特集。
ヘンリー・ダーガー、松本国三などアウトサイダー・アート入門編といった趣き。表題の愛し方というのは気に入らないが。

■関連エントリ
松本国三 / アール・ブリュット(Art Brut)の衝撃: 月球儀通信
http://azusayumi.tea-nifty.com/fragment/2007/05/art_brut_1b6e.html

May 03, 2009

Stop motion、マヤ・デレン、再びブラッケージ

先日の朝の番組で、YOU TUBEで再生回数100万回を超えるコマ撮りアニメーション作品を作家とともに紹介していた。竹内泰人の「オオカミとブタ。」という作品なのだが、スチル写真をコマ撮りしてゆくというもので、なかなか斬新なのはそのスチルの内容をそれらが置かれる部屋の中と上手くリンクさせているところだろう。
http://www.youtube.com/user/dokugyunyu
それよりも、同じ作家の作品「公衆電話でぐるぐるしたかった」(上記URL)はやはりスチルをstop motionで繋いだもので独特の浮遊感覚が心地よい作品だ。

この作品を観て、伊藤高志の「Spacy」を連想した。体育館のなかで連続するstop motionの疾走感はその体育館を撮影したスチルが置かれることによってイメージが重層し二次元から三次元へと視点が目まぐるしく往復するという計算し尽くされた作品だ。伊藤高志の作品は四谷のイメージフォーラムから出ているが、10年以上前にビデオで出たものでまだ現時点でDVD化はされていないようだ。

そのまま、YOU TUBEを逍遙していたら、ブラッケージ(Stan Brakhage)やマヤ・デレン(Maya Deren)の作品が上がっていて感動した。ブラッケージの名作、「Dog Star Man」(1962)やデレンの「午後の網目」(Meshes of the Afternoon, 1943)などがその一部でも観られるとは。

In the Mirror of Maya Deren (Full) [DVD] [Import]
http://www.youtube.com/results?search_type=&search_query=Maya+Deren&aq=f

Brakhage (Full) [DVD] [Import]
http://www.youtube.com/results?search_type=&search_query=stan+brackage&aq=f

■関連エントリ
- 月球儀通信 : ウィトキン、伊藤高志、ブラッケージ
http://azusayumi.tea-nifty.com/fragment/2006/04/post_809d.html

May 01, 2009

中川多理 / アトリエサード『TH #38』

TH no.38 愛しきシカバネ (トーキングヘッズ叢書 第 38)

アトリエサードが発行するTH誌#38の表紙を飾る中川多理の人形がなかなか良い。単なる技術の問題ではないとつくづく思う。止むに止まれぬ強い必然が作家の内になければ生まれないものがある。写真も同じだ。

March 21, 2009

甲斐庄楠音の画集が刊行

甲斐庄楠音画集―ロマンチック・エロチスト

以前のエントリで甲斐庄楠音の画集が刊行されていないと書いたのだが、今月とうとう求龍堂から刊行された。没後30年を経て処女画集の刊行ということになる。美術展でのカタログを捜すしかないと思い諦めていたのでこれはどうしても買いたい一冊。

■関連エントリ
- 月球儀通信: 甲斐庄楠音から溝口健二『雨月物語』へ
http://azusayumi.tea-nifty.com/fragment/2007/05/post_740d.html

January 12, 2009

『写真屋・寺山修司』

写真屋・寺山修司―摩訶不思議なファインダー

寺山自身による寺山映画のスチール写真集。
寺山修司没後25周年、フイルムアート社創立40周年記念刊行だそう。

January 02, 2009

久しぶりにTABイベントを更新してみた

長い間放っておいたままだったサイドバーのTAB、東京アートビートのイベント表示を久しぶりに更新してみた。
新宿ゴールデン街で常設のJim O'Connellの作品展もマークしておいたが、もしやと思い久しぶりに氏のサイトに行ってみるとまた復活していた。この作品展は2006年のものだが、最近の仕事も是非観てみたい。

森山大道関係では都の現代美術館で開催中の「森山大道 + ミゲル・リオ=ブランコ 「共鳴する静かな眼差し」」展と、ラットホールギャラリーで開催中の「HOKKAIDO」が、ほか、川田喜久治、柴田敏雄などの作品展もあり、今年は仕事はほどほどにしておいて時間を作り出来るだけ作品展巡りをしたいと思う。もしなにか良い作品の情報ありましたら写真に限らずお知らせ下さると有り難くお願いいたします。

去年の年末はしばらく欧州に行っていたため気付かなかったが、昨年末に発売された美術手帖の2009年1月号で「アートブック 松井冬子をつくった13冊」が特集されていた。表紙はなんと男装の松井で少々吃驚。作品が好きなだけに乗せられてメディアに消費されないよう祈るのみ。

美術手帖 2009年 01月号 [雑誌]

November 03, 2008

YOU TUBE二題 / 口琴と関節人形

まずは久しぶりに口琴の話題。YOU TUBEに昨年に行われたと思しいHungarian Jew's Harp Festivalのライブ映像が上がっている。ハンガリーの口琴と言えばゾルタンだが、その口琴製作者、ゾルタンのご子息、アーロン氏の口琴レクチャー映像までアップされていて参考になる。日本口琴協会の直川礼緒氏の演奏は中国の三弁口琴を使った幻想的なもので、プリミティブな楽器ながらその神韻縹渺とした音色には改めて感嘆してしまう。ほか様々な個性の演奏が楽しい。

- YouTube - navrangmusic さんのチャンネル
http://jp.youtube.com/profile?user=navrangmusic&view=videos

ストリートパフォーマーの倍音ケイイチ(Byon Keiichi)氏の演奏も凄い。ベトナムの真鍮口琴「ンチャン」を使われているように見えるが、シーケンサのリズムに乗った超絶技巧に思わずトリップ。

- YouTube Byon Keiichiの検索結果
http://jp.youtube.com/results?search_query=Byon+Keiichi

* * *

もう一つは、人形製作者の、はなの氏の作品だ。自身の関節人形をコマ撮りした作品を多数上げておられる。
人形の表情のセンスがなかなか良くて気に入ってしまった。制作技法の映像も興味深い。ご自身のブログでその技法を余すことなく公開されていてつい見入ってしまう。

- YouTube - hanano001 さんのチャンネル
http://jp.youtube.com/profile?user=hanano001&view=videos

■関連サイト
- 倍音ケイイチの口琴ブログ
http://keiichi7.com/
- Yahoo!ブログ - ハナノの関節人形
http://blogs.yahoo.co.jp/supersculpey001

■関連エントリ
- 月球儀通信 : 口琴を聴きにゆく / シラギ・アーロン、長根あき
http://azusayumi.tea-nifty.com/fragment/2004/11/__.html

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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