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42 posts categorized "音楽"

April 03, 2012

高円寺じゃないよね

エイプリルフールのtwitterには色々な虚構が散乱したことだろう。そのなかでNHKが国旗掲揚と国歌の放送を再開したというのがあって正直一旦は釣られたが、こんな当たり前のことがエイプリルフールになるような異常な状況がまさに今の日本そのものなのだろう。少なくともNHKへは良く出来た痛烈な皮肉だと思う。思いやりと事なかれ主義の国民性を逆手に取られ言いがかりをつけられれば易々と従い、それをきっかけとして傷口が広がって行く、そんな悪循環がそこかしこに見られる。全く気味の悪い世の中になったものだ。

関係ないが、今日の暴風雨で暇なので、一旦は解約したスマホの再契約を逡巡中の小生が愛用するWalkmanに偶々今現在ブックマークされた曲を暇つぶしに列挙してみようかと。

「さよならColor」 スーパーバタードッグ(永積タカシ)
「トンネル抜けて」 UA カヴァー
「ヒッピーに捧ぐ」 RCサクセション
「かすかなしるし」 UA
「頼りない天使」 Fishmans
「finger」 Ego-Wrappin'
「そして僕は途方に暮れる」 ハナレグミ カヴァー
「アイデン&ティティ」 峯田和伸
「Season of the end」 Rei Harakami
「高円寺」 吉田拓郎
「いかれたBABY」 Fishmans
「ポスターカラー」 古井戸

Walkmanのブックマーク機能は曲毎に纏められるもので、いくつかを作ることが出来る。
上の一連は仕事帰りのリラックスモード、ほかにテンションアゲアゲモード(笑の選曲にはボ・ガンボスやローザ・ルクセンブルグ、最近では在日ファンクやオーサカ=モノレールなどのFunk系とか、凛として時雨、水中、それは苦しいとか、泉谷、拓郎などフォークも含めもう滅茶苦茶。

ちなみにUAの「トンネル抜けて」は言わずと知れたボ・ガンボスの名曲だがUA版は独特のグルーヴ感がいい。
「Season of the end」は細野晴臣「終わりの季節」のカヴァー。Rei Harakamiは好きでCDを何枚か持っているが、この間まだ40代そこそこで亡くなられたのは非常に残念だ。

Fishmansは上の2曲が神の領域。いつも口を突いて出てしまう。しかし佐藤もどんともハラカミも、そして清志郎もみんな亡くなってしまったね。


(題名は拓郎「高円寺」より。高円寺というと小学生の時に無理矢理やらされていた四谷大塚の会場テストというトラウマが今だに少々。)

May 16, 2010

せせらぎとAnneとマドリガル

せせらぎのCDというのを買った。というか随分前に買って今の仮住いに持ってきたCDの段ボールの隅に見つけたのだけれど、トラック1が奥入瀬渓谷、2が四万十川のそれぞれせせらぎの音が各30分入っている。BGMというか環境音楽として売られているシリーズの一枚。
これがまぁ、せせらぎというより有体にいえば単に水の音であって、奥入瀬は渓谷らしく時折鳥の鳴き声が入っていて多少の自然を感じるわけだが、四万十川に至ってはひたすらちょろちょろとした水の音が聞こえるのみ。すっかり忘れて別の部屋から戻ったときに、一瞬蛇口を閉じていなかったのかと思わず確かめてしまった。

やはり川の水の音は難しいのではないかと思う。いっそ渓谷の鳥の鳴き声を主体にして、せせらぎはその効果音位が丁度良いのかも知れない。

このシリーズとして波の音というのがあるが、こんな話を友人にしたら一枚持っているらしく、ひたすら反復する波の音を夜中に聴いているうちにものすごく心細くなって耐えきれず思わず止めてしまったらしい。

段ボール箱をあさってみると、こんなCDも出てきた。

Madra
イギリスの女性三人のユニットMiranda Sex Gardenの「Madra」。このアルバムは16世紀のマドリガルを全てア・カペラで収録したもの。90年代のアルバムで今はどうしているのか知らないが、かなりアルバムによってジャンルを違えていたらしい。路上パフォーマンス、いわゆるBaskingで演奏していたらしいが、欧州ならばさもありなんと思う。普通に街角で声楽を披露するパフォーマーなどを見掛けるし、結構レベルが高い。日本のように音程も取れないような若者が路上でギター片手に思いつきでするレベルとは訳が違う。上手い人もいるけれど。


デンマークのシンガーソングライター、Anne Dorte Michelsenのアルバム「Næste Dans」。86年。当時来日してコンサートまでしたらしいが、全然知らなかった。このCDも何故買ったのか覚えていない。たぶん、CDショップで試聴して衝動買いしたのだと思う。勿論デンマーク語だがアレンジも80年代らしい懐かしい感じのPOPS。

November 28, 2009

『赤色エレジーマニア』

赤色エレジーマニア
赤色エレジーマニア

神保町交差点のdisk unionで見かけた、あがた森魚の「赤色エレジー」を様々なアーティストがカバーしたアルバム。鈴木慶一のプロデュースと。そういえば昔、神保町さぼうるで一度見かけたことがあったが、友人と他の若い学生と思しき客は全然気付いてないねと話した覚えがある。松倉如子も参加するアーティストのリストは下記。2007年。「幸子と一郎の物語。お涙頂戴有り難う。」

1. あらかじめ決められた恋人たちへfeat.ゆーきゃんwith 石井モタコ(fromオシリぺンペンズ)
2. 緒川たまきwith 鈴木慶一
3. David Molland
4. 曽我部恵一と藤田陽子
5. トクマルシューゴ
6. 堀内久彦
7. SOZORO
8. ボストンクルージングマニア
9. 三沢洋紀
10. ほりゆうじ
11. 松倉如子
12. Riow Arai feat.Ayako Akashiba

■関連エントリ
- 林静一+あがた森魚 / 『画ニメ 赤色エレジー』: 月球儀通信
http://azusayumi.tea-nifty.com/fragment/2007/05/post_cbec.html
- 林静一 / 『淋しかったからくちづけしたの』: 月球儀通信
http://azusayumi.tea-nifty.com/fragment/2006/01/post_e3b3.html

October 17, 2009

忘れていた朝とケメ、ふたたび

最近、以前エントリした山本潤子の「忘れていた朝」を聴きながら朝の支度をしたりしているが、YOU TUBEに赤い鳥のオリジナルがアップされているのをみつけた。
http://www.youtube.com/watch?v=Bg5ovYJDH4s

その解説に、この曲は昭和46年にヤマハリゾート「合歓の郷」のコマーシャルソングとして放送されていたとあって、そう言われてみるとこの曲はこのCMで聴いていたんだとちょっと腑に落ちた感じがした。ちょうどその頃、小生は近所のヤマハではない音楽教室に通ってピアノを習っていたが、勿論リゾートとは何の関係もないのではあるが、そのピアノも発表会を二度ほどやって、あぁ、この子は才能が無いんだなと親に愛想を尽かされたのかやめてしまいその後は塾に通って月に一度の四谷大塚での会場テストに無理矢理行かされたりしていた。会場はいつも杉並の佼成学園で高円寺からバスで通っていた。テストは嫌だったが高円寺へ遠出(小学生にしては)ができるのが嬉しくてテストどころではなかった。というのは赤い鳥とは全然関係ない話。時間軸が少々錯綜しているかもしれないが、しかしいい歌だなぁと。

そう思ってサイト内を逍遥しているとこの曲を尾崎紀世彦がカバーしているのを見つけた。大きなことを言うようですが、世間広しと言えどもいま尾崎紀世彦についてエントリしているのは・・・日本で私ひとりでございましょう(春風亭柳昇か)。
http://www.youtube.com/watch?v=Sk0TU1UmokI

赤い鳥といえばその後解散して山本のハイファイセットと、後藤悦治郎と平山泰代による紙ふうせんに分裂したが、黒田三郎作詞「紙風船」は名曲。しかしこの曲は赤い鳥時代の曲で紙ふうせん結成後の曲ではなく小生は今まで勘違いしていた。作曲は赤い鳥時代の後藤悦治郎だ。あぁ、ややこしい。

そんなことを思いながらさらに逍遥していたら、なんと最近のケメが「通りゃんせ」を歌っている映像を見つけた。
昔のケメではなく最近の、それも今年の映像で驚いた。
http://www.youtube.com/watch?v=VPsW0gcLtTs
お歳をお取りになって、というか当たり前といえば当たり前だけれど、まさしくケメですね。

■関連エントリ
- 忘れていた朝: 月球儀通信
http://azusayumi.tea-nifty.com/fragment/2008/03/post_f0bc.html
- ケメ、東京オリンピック、そして御礼: 月球儀通信
http://azusayumi.tea-nifty.com/fragment/2008/12/20-01a0.html

September 28, 2009

独逸で教授

DuesseldorfのTonhalleというライン川沿いにあるホールで来月10月9日、坂本龍一のピアノコンサートが行われるとのことで、何気なくホールに寄り、教授のポスターを眺めていたら、ホールの案内係のおばさんが話しかけてきた。ドイツ語が分からないので英語に切り替えてもらったが、「私もこの写真いいと思うわ。顔が良いし。」「いや、そうですよね。坂本龍一は顔も良いけど(汗)、音楽も素晴らしいですよ。私にしたら神様のような感じですよ。」「そう、ちょっと待ってて。いま事務所へ行ってポスターをくれるよう交渉してみるわ。」「え?いいんですか、そんなことまでして頂いて。」と5分ほどロビーで待っていると、件のおばさんがこっそり「2枚貰ってきちゃった。持って行っていいわよ。」と写真の大判ポスターを頂いてしまった。
思わぬ出来事に感謝感激しておばさんに礼を言い家まで持って帰った。

現地の邦人向けに日本語もプリントされた教授のポスターは大きすぎて部屋の壁には貼れないし、日本に持って帰るのも皺になりそう。折りたたむなどというのは以ての他だしどうしよう。

チケットは今からでは殆ど売り切れとの前情報があったが、一人ぐらいはネットで取れるかも知れないのでトライしてみたい。教授はこれからヨーロッパツアーで各地を回るらしい。


January 01, 2009

大学ノートの裏表紙にごめんごめんとかいたの

年末の暇に任せてYOU TUBEを逍遙していたら古井戸のこれまた懐かしい「さなえちゃん」のライブ音源が上がっていて再び狂喜。昨今、狂喜しまくりでかたじけない限りだが、しかしYOU TUBEってすごいね(完全にじじい)。古井戸はこの「さなえちゃん」と「ポスターカラー」位しか知らなかったが、改めて聴いてみると圧倒的。今年は古井戸で年が明けた訳。明日にでもCDを買ってしまいそう。

この音源はライブでおそらく75年頃だろうか。さなえちゃんに続いて会場に名前をリクエストさせておきながらアドリブでケメ、仲井戸、ボク(神奈崎)と続けて楽しませてくれるが、大学ノートの3ページにケメくんを描いたの/一日中かかって一生懸命描いたのでも/あんまりかわいいから憎らしいから消したの/と歌うからにはこれはもしかしたらエレック関係のコンサートでケメもその場にいたのではないかと推測。
- http://jp.youtube.com/watch?v=twaP146HKto

ちなみに「ポスターカラー」は鳥肌もの(鳥肌中将ではない)です。必聴。
- http://jp.youtube.com/watch?v=y1i5sMiDrww

しばらくエレック関係を漁ってから、NSPの曲も見つけた。もう何でもありなYOU TUBEだが、小生、中学生のときにクラス対抗合唱というのがあって、課題曲1曲とクラスで自由に決められる自由曲があった訳だが、この自由曲に何故かNSPの「あなたこっちを振り向いて」を歌った思い出があって、そもそもこの曲はコーラスでは歌いづらい曲なのにコアなNSPファンが強硬に主張して小生らは単に付和雷同して多数決したのだった。「NSPって何の略だか知ってる?New Sadistic Pinkなんだぜ。」「でもなんであんなにメメしいバンドにそんな名前なんだよ。全然合わないよね、曲に。」「でもこの曲は明るいんだよ!」「でも、ごめんごめんとかなんか変だよね、NSPって!」などとそのファンの某君と口喧嘩(笑)したことまで思い出した。実は小生も姉の影響もあって暗くてメメしい曲が好きだったが、そんな小生でもNSPはどうも好きになれなかった。しかしこんなことを言ってしまって悪かったと思う。お詫びに大学ノートの裏表紙にごめんごめんと書いておきたい位。当時、他の同級生はアリスなどが好きだったが、内心小生は自分が子供の癖にあんなバンドは子供っぽくて付いていけないと馬鹿にしていたのであった。当時はウジウジしたメメしい曲が深いと思っていた(今もか)。例えばグレープとかクラフトとか(笑)。ちなみにNSPの天野滋はもう随分前に亡くなっているのをいま知った。
- http://jp.youtube.com/watch?v=kx1wgTUgnDI
NSPらしくない明るい曲なんだけれど、「いじわるするんじゃ」辺りでNSPらしい転調が。

ちなみ続きに、クラフト「さよならコンサート」
- http://jp.youtube.com/watch?v=_6H_Jj8O1_g
クラフトはグレープの弟分のようなグループで、この曲もさらまわし、いやさだまさしの作詞作曲。(このさらまわしはさだが自分のことをラジオでよくこう言っていたのだが、最近のさだを見るにつけ、時の無常を感じるばかり。失礼。)

(しかしこんなに貼り付けて良いんでしょうかね。問題あればご指摘下さい。)

December 29, 2008

ケメ、東京オリンピック、そして御礼

気がつくともう今年もあと僅か、ここ何年かはあまり年の瀬という感覚がなくなっているのは何故だろうかと考えていたが、街の店々も年末年始に休業するところが減ってきて、正月に向けての準備としていろいろなものを開店中に急いで買わなくて良いということがあるかも知れない。以前はクリスマスの曲が街を流れ始めると何だか急き立てられるような気持ちがしたものだが、最近はそういうことも感じなくなってきた。季節のイベント感覚が薄れてきているのはこれはこれであまり良いことではないと思うのだが、そういえば何年か前から施行されている祝日の移動、例えば成人の日が1月12日の月曜日に移動するようなことも、もともと1月15日は小正月で古来、元服の儀が行われたことに由来するとすれば、その特別な日を安易に変えてはいけないと思うのだが。体育の日も元は10月10日が東京オリンピックの開会式が行われた記念日だが、これもこのハッピーマンデー制度で移動された。連休を増やすことで経済を回そうという意図の制度なのだろうが、元々紀元節、新嘗祭などの祝日は今のところ移動はない。しかしこれも今後気をつけていないと変えられてしまう危惧もあるかも知れない。歴史というものを経済原理だけで安易に変更するような国はろくでもない国ということであって、これだけは止めて貰いたいものだ。しかし、話が飛びまくりだが。

そういえば、次々期の東京オリンピックはどうなったのだろうか。ちなみに昭和39年の東京オリンピックは小生も実際に観戦している。家の近所の国道で行われた自転車競技での選手らのもの凄い速さに驚いたものだ。というのは正確ではなく、まだ生まれて数ヶ月ばかりの小生を抱いて確かに見せたと親は言うのだが、そんなこと覚えているはずがない。しかし親の言うことには、沿道から選手が走り去るのを間近にまじまじと見ていたらしい。(一体何歳やねん。) じじいですみません。

で、話はさらに飛ぶが、この間、YOU TUBEでケメの映像が上がっているのを発見して狂喜した。
ケメとは花のぴゅんぴゅん丸のケメ子では勿論なくて(自爆)、佐藤公彦のこと。歳の離れた姉の持っていたレコードでよく聞いていたので懐かし過ぎて涙。かなりお兄さんという記憶があったが、いま見るとなんて可愛らしいんでしょう。いまのケメはどうしているのかな。


勝手に貼っちゃって良いんでしょうか。
観客の髪が全員黒いことに訳もなく感動(笑)。

「今は昼下がり」 
http://jp.youtube.com/watch?v=IpnOemFh61s
ケメらしい曲。セリフが入るんですよね。ケメの曲は。このセリフの箇所で気恥ずかしさに姉と笑い転げた思い出もあるが、このリリシズムは一体どうしたことだろう。しかし時代ですね。
「今日は日曜、だから街は歩けない」 このフレーズは秀逸。今聞いてもなかなか良い曲だと思う。


気がつくとカウンターがユニークアクセス20万を超えていました。
いつもきて下さる方、検索で飛んでこられた方、しょうもない者のしょうもないブログにも拘わらず我慢して下さり有り難うございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

管理人 azusayumi 軽薄 敬白

May 06, 2008

松倉如子 / 『星』

ここ最近知ったばかりだがその歌声にたちまち魅了されてしまった。表情豊かな独特の声質、強いて言えば大貫妙子と矢野顕子をミックスしたような、いやこんなうた声はいままで出会ったことがない。さっそくアルバム「星」を買った。渡辺勝とのユニットで活動されているが、YOU TUBEでもいくつかライブの映像が上がっている。
下記のサイトでmp3音源を聴くことが出来るが、先ずは「星」「ともだち」あたりから。渡辺勝や高田渡のカバーやオリジナル曲がフルで聴けます。
アルバム「星」は某巨大書店でも扱っているが、何故か定価より値段が高いので小生はお茶の水Disk Unionで購入。彼女を聴きに久しぶりにライブというものに行きたくなった。

■関連サイト
- 松倉如子の歌
http://ameblo.jp/yukiko-m/
- 松倉如子の音源
http://www.voiceblog.jp/yukiko-m/

March 10, 2008

Clara Rockmoreとテルミン学習帳

Clara Rockmore's Lost Theremin Album

もう何でもありの月球儀通信ですが・・・、今日、三省堂で「テルミン学習帳」というかわいい本を見つけて、そういえば学研の「大人の科学」でテルミンが出ていたなと思い帰ってからネットを散策。

クララ・ロックモア(Clara Rockmore)は最古の電子楽器テルミンの伝説的奏者だそう。まるで前世紀の見た未来の夢のような音色がこのサイレント映画のような古色蒼然としたジャケットに妙に合っていて、今晩夢に見そうな気配まで。背景を知らずとも間違いなくジャケ買いしてしまいそうだ。

■YOU TUBE: Clara Rockmoreの検索結果

テルミンの誕生の背景についてはこの楽器を発明したレフ・セルゲイヴィッチ・テルミンを題材とした映画「テルミン」(1993年)の公式サイトに詳しいが、このサイト、Flashで作られた擬似テルミン演奏ができるページがあって楽しい。仕事中にアクセスすると思わぬ音色が出てこっぱずかしい思いをするのでお気をつけ遊ばせ(実証済。)

■『テルミン』~THEREMIN,AN ELECTRONIC ODYSSEY~ 映画「テルミン」の公式サイト
http://theremin.asmik-ace.co.jp/

テルミン学習帳 大人の科学マガジン Vol.17 ( テルミン ) (Gakken Mook)

March 01, 2008

忘れていた朝

しばらく前から台所の流しの蛇口から水が漏れるようになって、というかきつく締めても完全には止まらず、ポタポタと水滴が落ちるのに気づいていたが放っておいた。
しかし、次第にそのポタポタの間隔が縮まって、さながらアンダンテからアレグロへと進むにつれて放っておけなくなり、それまでどのみち洗いものに使うのだからと洗い桶で漏れる水を貧乏くさくも溜めていたが、昨日の朝、出がけの忙しい時ではあるが我慢できずにパッキンの交換をしようとようやく重い腰をあげた。

しかし蛇口の特殊な形状からその方法が分からず、ネットを検索しようやく外し方を探し当てて10分、無事交換したのだけれど、この朝の10分は致命傷で、仕事場には急な家事で少々遅れます、とケータイからメールを入れておいた。出社するとみな「大丈夫か?!」と血相を変えていて一体何事かと思ったが、よく見るとメールの家事を火事と誤変換していた。殆どがそんなことだろうと分かっていたみたいだけれど。ボヤではなくボケだったという嘘のようなお話。お騒がせ致しました。

***

九段下から神保町へ向かい、三省堂で写真集をみてから店を出ると、入り口でCD販売のワゴンがあって、ユーミンの「海をみていた午後」が流れていた。歌はユーミンではなく山本潤子のカバーだ。

71年に「翼をください」が大ヒットした赤い鳥時代の山本と、これも赤い鳥のナンバー「忘れていた朝」を坂崎幸之助と歌う最近の山本をYOU TUBEで交互にみながら、この人は歳を取るにつれて歌声が磨かれて行くタイプの歌手だと思った。失礼ながらもうすぐ還暦のお歳とは到底思えない透明感。あの声質は聴いていて本当に気持ちいい。

■YOU TUBEの検索結果「山本潤子」
- http://jp.youtube.com/results?search_query=%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E6%BD%A4%E5%AD%90

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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