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July 01, 2012

ショートスリーパー再び、そしてディースカウ

from the series, "prayer for the night" 1

随分以前にショートスリーパーについてエントリしたが、そこで平日は短時間睡眠で済ませ、休日に寝溜めるという身近な人について触れたことがある。そんなことが器用に出来るものだろうかと思っていたのだが、最近、自分がそんな風になっていることに気付いた。

とはいっても最近身過ぎ世過ぎで少々忙しく結果的に平日の睡眠が良く取れずに週末になって自堕落に寝てしまうだけで、先のように計画的にコントロールされたものではない。日頃の睡眠不足が週末になって我慢しきれず爆発しているようなものだ。結局、週末が有効に使えず不発感をもってまた月曜日を迎えることになる。

とはいえ最近、身近な人、しかも自分より若い人が続けて何人か亡くなったこともあって、やはりあまり無理をせず、眠い時には寝るというような自然に任せた姿が良いのではと思うようになった。昨日まで普通に話をしていた人が、何か具合が悪いと言って帰宅したまま帰らぬ人になった、というような亡くなり方と聞いた。どこかで疲れが溜まっていたのだろうか。忙しい時には自分の体の声をなかなか聞くことができない、というのもある。疲れていても気が張っていてそれを感じない、ということだろうと思うが、節目節目で上手に休むことができるような工夫が出来たらよいと思う。短時間でも睡眠を取れるように自分を躾けるというか、そんな何らかのテクニックを身に着けることが必要かも知れない。

などと書きながら、今日も昼寝をしてしまった。

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夜、おそらくヨーロッパのどこかを歩いていると、カフェの店先で佇んでいる男がいた。よく見るとそれはフィッシャー・ディースカウだった。あれ、この間亡くなったのではなかったか、と訝しく思い、随分前に日本の大阪であなたの演奏を聴いたことがあるんですよ、と話しかけた。最初はこちらを怪しんでいるのか返事をもらえなかったが、たしか、モーツアルトの「冬の旅」全曲でしたよ、とわざと間違えて反応をみると、破顔一笑して、それを言うならシューベルトだろう、と気を許してくれた。ああ、そうでしたね。何かお困りの様子ですがどうしたんですか、と尋ねると、行き先が分からなくて困っているという。そういうことなら、一緒に行きましょうと話しながら辺りを歩いた。そこで誰かがディースカウを待っている筈だと思ったからだ。しかしその人は見つからなかった。仕方なく元のカフェに戻り、もしどうしても困ったならば、ここに連絡して欲しいと自分の連絡先を書いた紙の切れ端を渡した。

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こんな夢をみた。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

逝ってしまいましたね。そんな彼と友人になれるとは!夢は最高に楽しい場所ですね。もうここ数年、起床して夢を覚えていた試しがありませんが、そういうのも年齢と相関するものなのかなぁ.....笑。blogのフェイスがすっきりとされましたね。僕は此処へ来ると少々薄暗い、あの独特の空間へ入り込んでしまったような、何とも言えない雰囲気、それはそれでとても好きでした。それからFlickrをお使いと知らず今日初めて拝見した気がします。大好きなモノクロ写真、どれもとてもコントラストが印象的で格好良かったです。

最近非常にリアルな夢を見るようになってるのですが、年齢というよりも夢は五臓の疲れなどと言うように疲れているのかも知れません。 昨日も産道のような狭いトンネルを抜けると、日本のどこかにしてはちょっと趣の違う街を歩いていました。街の人の顔つきは東洋人で、多分チベット辺りの雰囲気です。僕の視線はかなり低いところにあったので、恐らく子供だったのでしょう。もしかすると前世の光景?などと。勝手し放題ですね(笑

サイトは突然スッキリしたくなってお仕着せにしてみました。また以前のようにするかも知れません。

フリッカはお恥ずかしいですが、デジカメのものをフォトショでいじっているだけのいい加減さです。有料アカウントも貧乏人には敷居が高くいつまでもフリーで、本当はhiroさんのように銀塩をまたやりたいのですが気力が・・・

中判でピンホールをやってみたいですね。

ずいぶんご無沙汰しております。神楽坂好きの者です。
ブログ、リニューアルされたのですね!
シンプルで余白の美があり、より写真が際立ちますね。
私のブログはもう全然、放置状態でして、、、
それなのに、引き続きリンクどうもありがとうございます。
忘れ去られていると思っていたので嬉しかったです。
こちらのブログを拝見して、また写真を撮ろうかなあと思い始めました。

話は変わりますが、身体は正直でそのときはよくても、あとで影響が出ることも
ありますから、どうぞ大切になさってくださいね。

ご無沙汰しております。相変わらずこのブログもほったらかしにしております。

新サイトもリニューアルというかまだ調整中で、一旦告知エントリを書いたのですが、良く考えるとまだしっかりとしていないので取り下げてしまいました。
またお見せできるようなものがもし出来たら再び告知エントリを上げようかと思っています。

今度のサイトは写真とはあまり関係なく、単に愚痴をつらつらと書くだけのものを考えていて出来るだけシンプルなものにしたいと思いますが今後どうなるか分からないというのが正直なところです。

今年は異常に暑いのでお互いに体調には気をつけたいものですね。
それでは宜しくお願い致します。

(このブログのコメント欄は間もなく閉めますので宜しくお願い致します。)

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
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    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
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    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
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    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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