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October 29, 2011

千鳥ヶ淵に浮かぶ蓮の葉

untitled, Tokyo

China関連のニュースで二歳の子供が車に何度も轢かれ、何人もの通行人が見て見ぬふりをするという衝撃的な映像がNHKのニュース9で先週放送されたが、その後、アナウンサーが「しかし、都会というのは時々寒々しい素顔を見せるものです。何も中国の事だけではないようです。」と締めくくったのに唖然としてしまった。

子供が交通事故に遭い、それも何度も続けて轢かれている状況を見て見ぬ振りをすることなど日本ではありえない。むしろそんな国は殆ど無い筈だ。それは社会構造や拠って立つ主義以前に人間の本能だろう。何故こういうことがこの国家では起こるのか、その異常性、特殊性をこそ報道するのがマスコミの仕事ではないのか。

こんな異常な事態をいかにも世界的普遍的な出来事のように「時々見せる都会の素顔」というNHK。気が狂っているとしか言いようのないコメントだ。これは既に暴言でさえある。

「何も中国の事だけではないようです。」とわざわざ言わせる力、このコメントに働く気味の悪い圧力とは一体何なのか。この不自然かつあからさまな誘導はNHKに限らないが、テレビを注意深く見ているとこれに類する妙な力学が随所にみられる。しかもこの気分は現政権の持つそれと似ている。日韓通貨スワップも新規の300億ドルはIMFが関与しないらしい。既にくれてやっているのと同じだ。これにどういう事前の議論がなされたというのか。これがあと二年もあるのかと思うと気が遠くなる。

* * *

星野之宣「宗像教授伝奇考」全6巻+特別版をある方から借りて現在通読中。頗る面白し。


(写真は千鳥ヶ淵。)

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