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May 06, 2010

とにもかくにも

いろいろと家でやらなければならないことが多く残っているが、なかなか進まない。緩んでいた玄関のドアノブを締め付け、まだ設置していなかった火災警報機をようやく天井に貼り付けるなどちまちまと。その他諸々やらなければならない細かいことが出来ていないが、ゆっくりとやる以外にない。

5月3日にBSで放送されたという勝間和代と西村ひろゆきの対談をネットでみたが、そもそも噛み合いそうにない両氏のスタンスの違いがあるとはいえ。しかし勝間さん何でこんなに必死なのか。世の中思い通りに行かないもんだね、と思ったらブログに謝罪文が出ていてコメントが凄いことになっている。

amazonの著作にもなんだか凄い言葉のタグが付けられたりしているが、何でこのひとこんなにアンチが多いのか。いえ良く知らないんですが、少なくとも勝間さんに限らず若者に起業を鼓舞はしてもそのリスクを語らないのが評論家だし、ましてやその責任を負わないのがこれまた評論家というものなのだろう。

近所の古書店にて、宮田登「生き神信仰」(塙新書、昭和45年)、木村肥佐生「チベット潜行十年」(中公文庫、昭和57年)、司馬遼太郎「街道を行く38 オホーツク街道」(朝日文庫)を購入。計八百円。同時に五木寛之「隠し念仏・隠れ念仏」(講談社、95年)を捜すも、新刊古書図書館共に在庫なく諦めたところで東京堂に在庫あり購入。流石は東京堂。今年創業120年だそう。その後久しぶりに散髪。美容師と神保町のカレー談義など。

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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