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May 16, 2010

せせらぎとAnneとマドリガル

せせらぎのCDというのを買った。というか随分前に買って今の仮住いに持ってきたCDの段ボールの隅に見つけたのだけれど、トラック1が奥入瀬渓谷、2が四万十川のそれぞれせせらぎの音が各30分入っている。BGMというか環境音楽として売られているシリーズの一枚。
これがまぁ、せせらぎというより有体にいえば単に水の音であって、奥入瀬は渓谷らしく時折鳥の鳴き声が入っていて多少の自然を感じるわけだが、四万十川に至ってはひたすらちょろちょろとした水の音が聞こえるのみ。すっかり忘れて別の部屋から戻ったときに、一瞬蛇口を閉じていなかったのかと思わず確かめてしまった。

やはり川の水の音は難しいのではないかと思う。いっそ渓谷の鳥の鳴き声を主体にして、せせらぎはその効果音位が丁度良いのかも知れない。

このシリーズとして波の音というのがあるが、こんな話を友人にしたら一枚持っているらしく、ひたすら反復する波の音を夜中に聴いているうちにものすごく心細くなって耐えきれず思わず止めてしまったらしい。

段ボール箱をあさってみると、こんなCDも出てきた。

Madra
イギリスの女性三人のユニットMiranda Sex Gardenの「Madra」。このアルバムは16世紀のマドリガルを全てア・カペラで収録したもの。90年代のアルバムで今はどうしているのか知らないが、かなりアルバムによってジャンルを違えていたらしい。路上パフォーマンス、いわゆるBaskingで演奏していたらしいが、欧州ならばさもありなんと思う。普通に街角で声楽を披露するパフォーマーなどを見掛けるし、結構レベルが高い。日本のように音程も取れないような若者が路上でギター片手に思いつきでするレベルとは訳が違う。上手い人もいるけれど。


デンマークのシンガーソングライター、Anne Dorte Michelsenのアルバム「Næste Dans」。86年。当時来日してコンサートまでしたらしいが、全然知らなかった。このCDも何故買ったのか覚えていない。たぶん、CDショップで試聴して衝動買いしたのだと思う。勿論デンマーク語だがアレンジも80年代らしい懐かしい感じのPOPS。

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