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February 08, 2010

福を撒く

少々前のことだけれど、この間は節分ということで朝、出掛けに豆をまいた。我が家では昔から豆を撒くときに「福は内」のみで「鬼は外」とは言わないことになっている。子供の頃、父親に何故そうなのか理由を聞いたのだが、どうも良く分からないようだった。だから余所の家でされているだろうように、鬼の面を被った父親めがけて豆を投げ付けるようなことはなかった。

一通り部屋に撒き終わってそのまま出かけ、帰宅してから撒いた豆を箒で掃いた。そのうちのいくつかは踏み潰されて粉々になっていた。よく、年末に大掃除をすると箪笥の後ろや戸袋にその時まいた豆をみつけたりすることがある。風呂場でふやけて倍ほどの大きさに膨れていたりすることもある。

かなり余ってしまった豆はどうするか。来年まで取っておくのもなんだし、そのまま食べるのも美味しくはあるが少々辛い。
そこで何か料理に使えないかググってみると、結構同じことを考える人がいるようで、何種類かがヒットしたが、簡単そうなのは炊き込みご飯だ。

で、早速やってみた。結構美味しかったが少々豆比率が高かったので、次は加減が必要。朝は、納豆、電子レンジで温めた豆腐、漬物、梅干しにみそ汁というお精進のようなメニューに。しかもみんなもとは大豆じゃないかという、まめまめづくし。もう、イソフラボン中毒。

鍋に砂糖を入れて熱し、溶けたところへ炒った豆を絡めるお菓子も簡単に出来そう。あ、だからカラメルって言うのね!そんなワケはない今日この頃。

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    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
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    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
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    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

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    川内 倫子
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    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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