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December 06, 2009

犬の自覚とソトゴトと仁、もしくはお茶の水渓谷などなど

よく若い頃には休日の朝にいくらでも眠れたが最近歳のせいか早朝に目が覚めてしまい眠れなくなった、眠るにも体力が必要だからなどという人がいるが、小生の場合決して若くはないのだが何故かいくらでも眠れてしまい、土曜の朝など気がつくと十時を回っていたりする。ひょっとすると睡眠障害なのかも知れない。もしかして嗜眠症?それとも金曜の夜にタモリ倶楽部を見つつ読書などして夜更かしをするからかも。NHK版タモリ倶楽部とも言うべき、いやこれはタモリ倶楽部のパクリではないかとも思える番組、ブラタモリは最近のお気に入りで毎週観ている。先週は文京区の本郷台地を特集していたが、そのなかで御茶の水の渓谷は治水の為に江戸初期に人の手で掘られたものだったという話には驚いた。あれは自然ではなく人工の、しかも手堀りで作られたものだというのは驚愕の事実。これは久々の驚き、まるでいままで母親だと思っていた人が実は女装した男だったというに等しい驚きだ。気味の悪い例えではあるが。

で、休日の遅い朝に近所を散歩していると、前に二匹の犬を連れた若い女性が歩いていたが、それを見るともなく見ながら、あの二匹の犬たちはそれぞれ自分を犬と認識しているのだろうかとふと思った。自分の横を歩く主人ともう一匹の犬を見ながら、自分はそのどちらの仲間なのかを明確に分かっているのだろうかと。もしかして自分は人間でもう一人の人間と一匹の犬と散歩をしていると思っているかも知れない。それにしては何故首輪を嵌められているのかを疑問に思っていたりして。それとも自分は犬に属している、というか犬族としての自覚が明確にあって、主人は別の種の生き物なのだと分かっているのか。どっちなんだと犬に直接聞いてみたい衝動に駆られたが、そんなことをすると通報されそうなのでやめておいた。そういうお前は実はネコじゃないか、などと言われるのも怖いし。にゃん。

最近のお気に入りの番組といえば、先のブラタモリと同じくNHKの土曜ドラマ「外事警察 ソトゴト」、それにTBS日曜の「JIN -仁-」だ。この二つのドラマは久々に素晴らしい。前者は麻生幾の原作になる公安警察を題材にした重厚な大人のテイスト、後者は現代の外科医が幕末にタイムスリップするという医療系SFとも言うべきヒューマンドラマで毎回感動。両方ともDVDが発売されたら借りて通しで観たい気にさせる作品だ。共に年内に最終回を迎えるが、毎週末が待ち遠しい。

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
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    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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