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October 04, 2009

黒沢、エイゼンシュテインそしてリュミエール兄弟


Film museum, Duesseldorf

昨日は寒く風も強かったので殆どの人はコートを着込んでいた。統一記念日ということもあって店は休みだったが、その代り今日は日曜でも午後からの営業が許可されるらしい。なかなか週末の予定が立てられずに近場で済ませているようだが、昨日は旧市街AltstadtにあるFilm museumへ行ってみた。

ここは映画に関する博物館で、アニメーションの原理、ゾエトロープ(Zoetrope)などから近代映画へ、特撮やその他映画技法、著名な映画作品の衣装などを展覧している。展示にはいろいろ工夫が凝らされていて子供も楽しめるようになっている。訪れた時には丁度小学生と思しき子どもたちが映画撮影のワークショップをやっていて可愛らしかったが、映画史のなかで重要な作品についてはオンデマンドでビデオが見らるようになっており、特にリュミエール兄弟の作品や、映画手法として重要なモンタージュの技法を解説するブースではエイゼンシュテインの「戦艦ポチョムキン」などを見ることができたりとなかなか楽しかった。黒沢の作品「夢」(1990)の衣装も展示されている。ほか溝口、小津なども。若き日のブラッケージのポートレートも片隅に。入場料大人4EUR。

ここは同時にBLACK BOXという名画座も併設されていてスケジュールをみると観たい作品もないではないが、この国では外国作品も殆ど字幕ではなくドイツ語吹き替えとなっているのでなかなか難しい。滞在中もラピュタ阿佐ヶ谷からメールマガジンが届くのだが、いま上映中の雪村いづみ特集に無性に行きたくなった。

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Comments

ここは覗いたことがあります。居心地の良い場所ではありますね。
近くのケーには、M型ライカなどを並べている、ライステンシュナイダーという、心臓に悪い店がありますが、お気づきですか?

Heinrich Heine AlleeのKaufhofからちょっと入ったところですよね。あれがその店なんですかね。値段的には日本とあまり変わらない印象だったのですが。できれば掘り出し物を安く買って小脇に抱え帰りがけにシューマッハやユーリゲでアルトビールなんぞはやってみたいですが。クリスマスにはセールをやるんだろうか。
ちなみに街中に点在する人形のなかでhbfの前のライカを構える男の像に触れられていますが、あれはやっぱりM3にメガネですかね。毎朝見てるんですがライカっぽいなとは思っていましたが。

綺麗で大きなショッピングセンター内、ということ以外覚えていないのですが。確かにライカを含め、最近の銀塩カメラの値崩れぶりは驚くものがあり(特にバルナック型なんかもそうですね)、一方この円高。どちらに軍配か微妙でしょうか。
駅前の男が持っているのはM3だと思いました。ただ近眼なので、眼を凝らしてみても、メガネ付ズマロンか、メガネ付ズミクロンか、はたまた近接ズミクロンか、わからなかったところではあります。

ご返事が遅れすみませんでした。で、今日帰りに寄ってみました(笑)。かなり前に寄ったときとはやはり銀塩の品揃えが少なくなっていて、ライカも一眼が3台と、M型が数台というところで、ほとんどがデジタルになっていました。M6の程度中というところが869EUR、ほかに目を引いたのがRollei35がなんと40EURで出ていて思わずお兄さんに聞いたら動かないとのこと。残念です。ほか、フォクトレンダーのVITO Bがケース付きで40EUR。これは持っているのですが日本で買ったときは2万円ほどしましたので掘り出し物なのかもしれません。レンズは多くあったものの、M2,M3辺りがずらっと肩を並べている姿を期待していたのですが。デュッセルの郊外にも店があるようなので、機会があれば見てみたいと思います。

私もPCばかり見て目が悪くなってまして、でもそこまで再現しているとしたら凄いですね:)

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    渡辺克巳

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    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


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