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August 07, 2009

『写真集 土門拳の「早稲田1937」』

写真集 土門拳の「早稲田1937」

土門が山形から上京し名取洋之助主宰の日本工房へ入社してまもなくの仕事。写真芸術を目指して入社した土門がこの大学の卒業アルバムを任されたことに不満を感じていたというのも興味深いが、それをいま土門の作品として復刻する講談社の目の付けどころにも感心する。

しかしそういう視点から土門の写真集として見るとやはり一葉一葉の写真のクォリティの高さを実感する。ライカlllCで撮影されたという学生生活のスナップは既に土門リアリズムそのものだ。後に「絶対非演出のリアリズム」を標榜することになる土門の初期の足跡として貴重な資料だ。

全く以て関係ないが、小生の大学卒業アルバムは全て学生の写真部員が撮影していた。個人ポートレートもプロではなく学生自身が撮影していたと記憶する。やはり時代が違うということだろう。卒業時にはそうやって出来た分厚くばか高いアルバムを買わされたわけだが、それが素人学生が撮影したものではなく土門拳が撮影した作品なら気持ちよく買えたかもしれないが。(個人的には沢渡朔に撮影して貰えたら5万円でも買います。サイン付きで・・・。)

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