寂しさのつれづれに、その2
またまた最近観た映画のつづき。
![Mr.ブルックス ~完璧なる殺人鬼~ (特別編) [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51FnxVrVC3L._SL160_.jpg)
「Mr.ブルックス ~完璧なる殺人鬼~」。ケヴィン・コスナーが地位も名誉もありながら殺人依存症となって次々と殺人を犯して行く。主人公のダークサイドとしての人格にウィリアム・ハートが扮する。FBI捜査官にデミ・ムーア。これだけの俳優陣にしては小品という感を否めない。筋運びも少々冗長。三日経ったら忘れる典型的ハリウッド映画。2008年120分。
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「狗神」。坂東眞砂子原作を原田眞人が監督。四国の狗神筋の家系、坊之宮家を軸に、その血を受け継ぐ染織家と赴任してきた小学校教師が関係を持つ。そこから表面的には平穏だった村に亀裂が入り、最後には思いも掛けない地獄絵図に。狗神を祀る祖母の存在にどんでん返しも。この映画は心理学者にして四国の拝み屋である中村雅彦先生のサイトで、かなり忠実に狗神筋の雰囲気を再現していると評されていたので観たのだが、良くあるCGを使った展開にならないのが良い。それにしても四国の風景が美しい。個人的には天海祐希はあまり好きではないが、染織家として自立した女性のこの役にはただ綺麗な女優というだけではおそらく収まらない。ただ天海は余りにも都会的、合理的な感じで浮いてしまった。難しい配役だ。2001年105分。
![memo [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51gZTpHwVKL._SL160_.jpg)
「memo」。異色俳優、佐藤二朗の初監督・脚本作品。主演は「誰も知らない」の韓英恵。あれから随分成長したものだ。佐藤は「幼獣マメシバ」などで最近活躍の巾を広げているが、その自閉症的しゃべり方からどうでも良い細部にこだわった脚本などもう佐藤が全編溢れているといった感じ。韓の母親役に高岡早紀。佐藤をWikipediaで検索したら、その人物評に「中年ニート」という記述があってなるほど上手い表現だと思ったが、作品は自身の強迫神経症を題材にしたという。2008年106分。
![悪夢探偵2 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51yIIzFa6TL._SL160_.jpg)
「悪夢探偵2」。塚本晋也監督、松田龍平主演。前作はhitomiを主役としたサイコサスペンスといった趣だったが今回はホラーに近い。塚本の最も得意とする自主制作風味の特撮というよりこれは正統的ホラーだ。その設定自体かなり小生の好みなのだが、久々にホラー映画で気に入った作品だった。ここでも虐められる高校生役に韓英恵が出演。二作目の今回は悪夢探偵の出自をテーマとしているが、その少年時代の夢魔の描写は悪夢かくありといった感じでツボにはまる。子供のころに良く感じた襖の向こうの暗い部屋のそこはかとない恐怖を思い出した。そうだ、こういう感覚がたしかにあった。2008年102分。










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