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April 16, 2009

蕎麦屋でごはん

行きつけの蕎麦屋でチカラ蕎麦を頼んだのだが、ここのチカラ蕎麦はお餅が揚がって出てくる。どうも力には店により焼くところと揚げるところがあるらしい。そのどれでもない茹で餅を出すところもある。前にほぼ一日置きに通っていた蕎麦屋では念の入ったことにこの三種を使い分けていた。ちなみに大阪のうどん屋では餅入りをチカラではなくカッチンなどという。何故そんな風に呼ばれるのかは知らないが。

で、その蕎麦屋で力蕎麦を食べながらふとご飯が欲しくなり、考えてみれば蕎麦、餅、そしてさらにご飯という炭水化物づくしの、特に健康診断前の今にあっては最も忌避すべき行動で、それは既に愚挙といっても良いほどだったが、気分的には三重奏というか三位一体というか、いまここにご飯があったら、という天啓のようなものが頭をよぎって「あの、ご飯もお願いします」と頼むと、「へ?何ですか?ご飯・・・」と何だか合点の行かない様子。こちらもご飯が通じない筈はないと少々うろたえたが、もしかしてチカラ蕎麦にご飯などという頼み方が信じられないのかもと不安を感じながらも「いえ、ご飯なんですけど」と念を押せば、「あぁ、ライスね、小ライスでいい?」と驚いたことにご飯ではなくライスなら通じるのだった。蕎麦屋でご飯と言わずにどうするのかと思ったが、「少なくとも蕎麦屋ではライスでなくご飯推進委員会」を立ち上げたくなった。それだけの話。

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カルデロン一家の両親が帰国した話。相変わらずメディアは倒錯した報道を垂れ流していたが、この報道姿勢はもはや犯罪幇助に当たるのではないかという議論が出てきても不思議ではないと思うがどうなのだろうか。なにせ不法入国者に会見の場まで与えているのだから。例えば公序良俗を毀損することを禁じた放送法の観点からは?もっともメディアの目的はこの家族にあるのでは無くこの事件をきっかけとして外国人参政権の成立に世論を誘導したいのだろう。メディアの内部で実権を握っているであろう団塊の世代は若い頃の夢敗れてなおまだ学生運動の続きをやりたいものと思しいが、もう引退して若い世代に譲ってやったらと思うのだが。

(Nikon F Nikkor35mmf2 Tri-X D76 GekkoV3 D72)

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    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
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    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
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    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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