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March 18, 2009

ヤケのヤンパチやいゆえよ

昨日は家にケータイを忘れるわ、中央線が人身事故で遅れるわ散々な一日だった。しかし、携帯電話が手元にないだけでなんでこんなに不安になるのか自分でも信じられない思いだが、以前は無くて済んだものがいまは必需品というのは例えばメールも同じで、ではメールがなかった時にはどんな仕事の仕方をしていたのかを考えてみると、これがなかなか思い出せないのだったが、これは思い出せないほど当たり前になったという話ではなく、単に呆けているからだという意見もあって、しかしどうも以前はひたすらFAXを書いていたような気がする。海外にはテレックスも使っていた。まだ社会人に成り立ての頃、当時新人類などと言われた世代なのだが、先輩に昔はジアゾ複写、いわゆる青焼きしかなく大変だったが、いまはコピーがあるだけで随分楽だよと言われて、その当時の仕事とは一体どんなものだったのかの想像がつかなかったが、そういえば表計算なども先ず始めに罫紙に定規で線を引くところから始めていた。途中間違えると、その後の計算をすべて消しゴムで消さなければならなかった。「タテヨコが合わない・・・」などと何度つぶやいたことだろう。まだPCもそれほど実用でなく、basicやMS-DOS以前のCP-MというOSを使っていたが、その後マルチプランやLotusが出てきた時はまるで夢のようだった。

技術革新とは驚くべきことでそれまでの枠組みをいとも簡単に解体してしまう。ではケータイやネット、メールの次に来るのは一体何なのだろう。しかし加速感は進むものの一向に幸福感が増加しないのは何故なのかとも思う。それは単に小生だけだったりして。
たまに便利アイテムを一切合切纏めて捨ててしまいたい衝動に駆られることもある。やらないけど。

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夢日記専門のブログを別途立ち上げたが、そのポリシーは包み隠さず見た有りのままを書く、というものだけにかなり恥ずかしいことも書くことにもなり、公開には気が退ける。不思議なもので、そもそもこのブログは匿名で、実生活での本人とは何の繋がりもない(小生の場合)のだが、それでも続けて行くうちにブログのなかでそれなりに社会性を帯びてくる。これは当たり前のことではあるが、この場合正確にいえば、ブログの私が恥ずかしい、ということになる。そもそも人の夢など読んで面白いわけもないのだが。

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チャン・ツィイー似(※)のかわいこちゃんからメールを貰ってちょっと顔がほころんだ今日このごろ。(※自称)

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    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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