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14 posts from March 2009

March 30, 2009

森山大道 / 『森山大道、写真を語る』

森山大道、写真を語る (写真叢書)

90年代からの対談やインタビューを多くの写真とともに纏めた氏の最新刊。
対談相手は中平卓馬、荒木経惟、ホンマタカシ、吉田修一、井坂洋子、田中長徳等々。
しかし相次ぐ刊行に追いつくだけで精一杯。青弓社刊。

March 29, 2009

昼寝のあとにはつとしてけふも驚くわが疲れ

この間PIEで貰った110判のトイカメラで神保町をスナップしつつ逍遥。24枚撮り2本を撮り終え、久しぶりに髪を切ってからエチオピアでカレー。その後水道橋から新宿へ。量販店で現像に出したが、110判は中2日かかるらしい。デジタルに慣れるとこの現像に出してからのタイムラグというものが何か懐かしいような気さえする。その場でピントまで確認できるのは便利だが、フィルム現像を待つ時間にはその間に醸される何物かが確かにあるようだ。

量販店では先週、GR DIGITAL llが4万円を切っており、さらにWBC優勝記念でポイントが15%も付いていて、さすがに小一時間ほども悩み、店員の「お買い得ですよ」という耳元での囁きに思わず財布に手を掛けたが、その財布にお金がないという肝心なことに気付いて店を出た。

その後、中古店を数件まわりながら、買ってもいないのに手頃な28mmの外付けファインダーを物色するという矛盾した行動に出て自分でも呆れたが。
(と思ったらamazonで今日34,000円切ってますね。)

(写真はM4-P+Jupiter12 35mmf2.8 ピントが来てません・・・)

March 28, 2009

フォトイメージングエクスポ2009にて

昨日東京ビッグサイトで開催中のPIE、フォトイメージングエクスポ2009に行ってみた。平日にも拘わらず結構な人出で、相変わらずコンパニオンを被写体にした来場者の撮影が凄かったが、やはり大手メーカによるデジカメのブースは人で溢れ返っていて、特にオリンパスブースにはスケートリンクが作られ、浅田舞さんの演技が観られるという凝ったもので、一方、キヤノンブースにはなんとメリーゴーランドまで回っているという、ここまでするかというような力の入れようだった。各ブースではプロカメラマンによるレタッチのレクチャーなどがあってしばし足を止めて聞いてみたくはあったが、なにせ仕事をサボって来ている身、あまり時間もなく流し見となった。

MINOXの駒村商会で先頃発売されたMINOXデジタルを触り、双眼鏡でまだその名を残しているKOWAブランドをみて感慨に耽ったりしながら会場を見て回った。

ホルガやピンホールカメラのZEROシリーズなどを扱うトイカメラのA-Powerブースではアンケートに答えるとカメラが当たるくじ引きをやっていて貰ったのがこれ(写真)。110判のBaby Holgaだ。
既にKODAK、AGFAでは110フィルムの生産が中止されているが、富士フイルムも今年の9月に供給をやめるという発表をしている。つまり今年一杯の寿命という、クジの3等にふさわしい景品だったわけだ。110判はフィルムの片側にパーフォレーションが必要なのでminox判のように簡単に自作するというわけには行かない。ミノルタ110SLRやペンタックスオート110、Rolleiの古い110などは今年でもう撮影が出来なくなることになる。

これも何かの縁と帰りに新宿に寄りヨドバシで富士のSUPER G110の24枚撮りを2本買った。これで晴れた日に110判を静かに追悼する、一人「おくりびと」をやってみようかと。

■関連エントリ
- 月球儀通信: 110フィルム スモールフォーマットの郷愁
http://azusayumi.tea-nifty.com/fragment/2005/02/110.html


March 26, 2009

津川雅彦のブログが素晴らしい2

「サンタの隠れ家」
http://www.santanokakurega.com/2009/03/1500.html
素晴らしい。経験に裏打ちされた説得力のある内容でまたしても胸の透く気分。

March 24, 2009

松江泰治 / 『cell』

cell

先般発売された松江泰治の写真集。航空写真で点景のように写る芥子粒ほどの人物を大きく拡大したコンセプチュアルな作品。
解説では超トリミングと言っているが、銀塩粒子そのものがまるでスーラの点描のようにみえる。

March 22, 2009

彼岸過ぎまで

大分長くなった髪を切ろうと美容室に予約を入れたが、もう5,6年も面倒をみてくれていた店の担当者が別の店に異動になっていてどうしようと取りあえず様子見。こんなちょっとしたことでも困ってしまうのだが、仕方なく別の店を物色中だ。一度話の種に十分千円の店に行ってみようかとも思うのだが、しかし十分でちゃんとやってくれるのだろうかと少々心配。それともこれを機会にいっそ肩まで伸ばしてみようかと。

* * *

昨日放送のNHK「日本の、これから」のテーマはテレビだった。さぞやメディアのモラルについて深く議論がなされると思っていたが全くの期待外れ。そもそもメディア側のテレビマンがバラエティの制作担当だけという、いかにも「用心した」人選となっているし、何故か電通、博報堂などの広告代理店が視聴者側に座っているのも不思議。
内容は全くなにもなくただテレビ製作者側の立場でいま現在のテレビのあり方を追認しただけという趣きで、ネットやアメリカでの新しいオンデマンド試聴への動きについても製作者側からは何も意見が出ないという酷さだった。例えばバンキシャやあるある大辞典での捏造、いわゆる騒音おばさん事件のメディアのあり方について試聴者側から折角の問いかけがあったにも拘わらず、驚くべきことに一切の沈黙と司会者による無視で答えるというとんだ茶番で、これこそ番組中取材ビデオで流したように若者のテレビ離れの原因と思わせる、別の意味でテレビ業界の問題があからさまになった番組ではあった。

そもそも、社会の公器たるメディアがスポンサーにより成立せざるを得ないことに根本的な矛盾があり、現在ほどその矛盾が露呈した時期も無いだろうと思う。

NHK副会長今井義典氏が図らずも番組の終わりに、メディアは視聴者の要求に応えることは大事だが、一方、視聴者の方向性を進んで提示し導くという使命もある、という意味の発言をしたが、これはそのまま聞くとかなり恐ろしい内容だ。ではその方向性が誤りであったり偏向したものだったときにどう検証し自浄してゆくのか、椿事件の教訓は一体どうなったのか、メディアリテラシーをネットその他で得られる現在、視聴者の質問に無視で答えるというこの現状には、旧態依然としたこの業界に明るい未来がないという結論をメディア自ら下しているようにしか見えない。

* * *

一週間ほど前に知らない女性の声でこんこんと墓参りに行けと諭される夢をみて不思議に思っていたが、そういえば昨日お彼岸だと気が付いて久しぶりに墓参した。考えてみればかれこれ二十年ぶりのことだ。これまでの非礼を詫びつつ今まで気付かずにいたもやもやが少しだけ晴れたような気がした。

March 21, 2009

甲斐庄楠音の画集が刊行

甲斐庄楠音画集―ロマンチック・エロチスト

以前のエントリで甲斐庄楠音の画集が刊行されていないと書いたのだが、今月とうとう求龍堂から刊行された。没後30年を経て処女画集の刊行ということになる。美術展でのカタログを捜すしかないと思い諦めていたのでこれはどうしても買いたい一冊。

■関連エントリ
- 月球儀通信: 甲斐庄楠音から溝口健二『雨月物語』へ
http://azusayumi.tea-nifty.com/fragment/2007/05/post_740d.html

小栗昌子 / 『トオヌップ』

トオヌップ

以前エントリした小栗昌子の最新作が刊行されている。遠野に移住し10年の歳月を経て編まれた写真集と。遠野と言えば民俗学的アプローチをすぐに思い浮かべるが、モノクロの風景やポートレートを自ら移住し時間を掛けて撮影したいわばインサイダーとしての視点には美しいだけでなくこよないものに相対する愛情が見て取れる。時折挟まれる山々の風景が美しく目に沁みて心地よい。3月末まで中野のギャラリー冬青で写真展が開催されている。

■関連エントリ
- 月球儀通信: 小栗昌子『百年のひまわり』と土田ヒロミ『俗神』
http://azusayumi.tea-nifty.com/fragment/2006/02/post_1e92.html

March 20, 2009

モノクロ印画紙の現在 2

既にコダックでは随分前にモノクロの事業から撤退しており、三菱月光も生産終了しているが、BerggerやKentmere、Forteなどの他にどんな印画紙があるのか調べてみると、こんなところが見つかった。

http://www.slavich.ru/
ルーマニアのSlavich社。バライタとRCベースがあるようだ。

http://www.smpicgg.com/
上海申貝機械有限公司。RCベースで密着用と引き伸ばし用の2種。フィルムもあり。
この会社は中国国内では上海ブランド、海外向けにはSeagullブランドで販売。Seagullとはあの銘板に「海鴎」の文字が踊る二眼レフのSeagullだ。これは小生も持っているが、革のケースまで付属しておりかなりの重量がある。レンズは絞らないと四隅が流れる。一時期、このレンズを外してピンホール化しようと企んだこともあったが、未だ無事。

http://www.luckyfilm.com/eng/
これも中国はLucky社の印画紙。バライタとRCの2種あり。下記のように国内でも入手可能(?)。フィルムだけで印画紙はどうかわからない。

国産では富士フィルムのフジブロ、レンブラントと密着用の利根がまだサイトに載っているようだ。


■関連エントリ
- 月球儀通信: モノクロ印画紙の現在 / デジタル時代のモノクローム
http://azusayumi.tea-nifty.com/fragment/2005/12/___8a6b.html
- 月球儀通信: 月光が消えてゆく / 姿を消しゆくモノクロ印画紙
http://azusayumi.tea-nifty.com/fragment/2006/03/___7629.html
- 月球儀通信: 鈴木商店から中国楽凱公司のフィルムを発売
http://azusayumi.tea-nifty.com/fragment/2007/12/post_96cb.html

March 18, 2009

ヤケのヤンパチやいゆえよ

昨日は家にケータイを忘れるわ、中央線が人身事故で遅れるわ散々な一日だった。しかし、携帯電話が手元にないだけでなんでこんなに不安になるのか自分でも信じられない思いだが、以前は無くて済んだものがいまは必需品というのは例えばメールも同じで、ではメールがなかった時にはどんな仕事の仕方をしていたのかを考えてみると、これがなかなか思い出せないのだったが、これは思い出せないほど当たり前になったという話ではなく、単に呆けているからだという意見もあって、しかしどうも以前はひたすらFAXを書いていたような気がする。海外にはテレックスも使っていた。まだ社会人に成り立ての頃、当時新人類などと言われた世代なのだが、先輩に昔はジアゾ複写、いわゆる青焼きしかなく大変だったが、いまはコピーがあるだけで随分楽だよと言われて、その当時の仕事とは一体どんなものだったのかの想像がつかなかったが、そういえば表計算なども先ず始めに罫紙に定規で線を引くところから始めていた。途中間違えると、その後の計算をすべて消しゴムで消さなければならなかった。「タテヨコが合わない・・・」などと何度つぶやいたことだろう。まだPCもそれほど実用でなく、basicやMS-DOS以前のCP-MというOSを使っていたが、その後マルチプランやLotusが出てきた時はまるで夢のようだった。

技術革新とは驚くべきことでそれまでの枠組みをいとも簡単に解体してしまう。ではケータイやネット、メールの次に来るのは一体何なのだろう。しかし加速感は進むものの一向に幸福感が増加しないのは何故なのかとも思う。それは単に小生だけだったりして。
たまに便利アイテムを一切合切纏めて捨ててしまいたい衝動に駆られることもある。やらないけど。

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夢日記専門のブログを別途立ち上げたが、そのポリシーは包み隠さず見た有りのままを書く、というものだけにかなり恥ずかしいことも書くことにもなり、公開には気が退ける。不思議なもので、そもそもこのブログは匿名で、実生活での本人とは何の繋がりもない(小生の場合)のだが、それでも続けて行くうちにブログのなかでそれなりに社会性を帯びてくる。これは当たり前のことではあるが、この場合正確にいえば、ブログの私が恥ずかしい、ということになる。そもそも人の夢など読んで面白いわけもないのだが。

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チャン・ツィイー似(※)のかわいこちゃんからメールを貰ってちょっと顔がほころんだ今日このごろ。(※自称)

March 15, 2009

漂流するブランド

ヤシカのブランド名がまだ生きていることを最近知った。ヤシカの前身は長野の八洲精機株式会社でその後京セラに買収され、京セラが2007年にカメラ事業から撤退するや、そのブランドは香港資本に売られた。日本ではその香港の会社からライセンスを受けたエグゼモードがYASHICAブランドで現在もカメラを販売している。既に記憶にあるヤシカのカメラとはかなりイメージが違っているが、撤退後もブランドがまるで自分の意志で生き続けてゆくかのような姿は考えてみればなかなか感慨深い。AGFAについても然りで、AGFAのフィルム、カメラもブランドという意味で現存している。

ヤシカと言えば当時カメラ仲間(というか中古店の常連)と、カメラシステムにおける究極の渋さ(笑)とはなにか、という議論になったときに、ライカM6にエルマリートとかノクティルックスなどを付けて歩くのは成金的で加齢臭ただよう最もダサい姿であって、M2にジュピター8などを付けるのが渋いとか、ローライを肩に掛けながらもニコンピカイチをメインカメラにするのが通だとか、勝手極まる意見が飛び交って面白かったが、そのなかで、究極の組み合わせはコンタックスのツァイスとヤシカボディとの組み合わせが実は最強なのだという意見があったのを思い出す。
この意見は、写真は即ちレンズなのであり、ツァイスを使う目的でわざわざ高いコンタックスボディを使う必要はなく、安価なヤシカボディを使うことで写真というものの本質が分かっていることを示す真に通な姿だという。
しかし、この意見は、単にレンズ購入で資金が尽きてボディは結局ヤシカしか買えなかったという悲しい姿にしか見えず、先の金満主義に次ぐダサさであるという周りの意見で即座に撃沈されていた。

ヤシカで思いつくのはヤシカ44だ。二眼レフのミニチュア版というかその可愛い姿は、ベビーローライを模して裁判にまで発展したカメラだが、中古を買って、入手不能な127フィルムは120フィルムを加工してまで使いたかったカメラだった。このフィルムの加工は写真工業誌で改造手順が載っていたのをみてなるほどと思ったのだが、結局そこまでやらずじまいだった。そのかわりヤシカマット124Gは持っていた。前板のカバーがチープなプラスチックだったが、二眼レフというジャンルで最後まで生き残った姿(ローライ除く)がこの124Gだった。いまでは売ってしまったが、その残骸、フードとフィルタはまだ小生のミノルタオートコードに付いている。

さて、今ならどんな姿が渋いのだろうか。キヤノンの最新デジイチにアダプターを噛ましてエギザクタレンズを付けているとか。やはりペンタックスSPに古いM42を付けているとか・・・どうもデジタルの今、渋さの基準(そんなものがあればだけれど)がどこにあるのかがよく分からなくなっている。

March 11, 2009

津川雅彦のブログが素晴らしい

ブログの趣旨とは少々異なるエントリが続いているが、昨今の世のなかの妙な動きに非常に危機感を感じていることもあってこんなエントリが続きますがご勘弁を。

マキノ雅彦名義で「寝ずの番」「次郎長三国志」、最近では「旭山動物園物語」などの作品を監督する俳優の津川雅彦のブログをここ一週間ほど感心しつつ注目していたが一昨日のエントリは一読膝を打つ、胸の透くような内容のものだった。
http://www.santanokakurega.com/2009/03/post-120.html
全く以てその通りと言いたい。耳触りの良い言葉にほだされて安易に流されることの危険を良く考えるべきだと思う。

March 10, 2009

散々騒いでさしすせそ

記録を付けていると以前はあまり覚えていなかった夢のストーリーも段々苦労せずに思い出せるようになって来るものだ。しかもその内容も次第に鮮やかになって来ているような気がする。
夢はモノクロかカラーかというのはよく口の端にのぼる話だが、モノクロだという他人の話は小生には信じられない。現実がフルカラーなのに夢がモノクロのはずはない。子供の頃から夢は総天然色だと思っていた。
そんなことを漠然と考えることがあったのだが、最近読んだ、とある夢に関する本に興味深い話があった。

それによるとこの夢の色について話されるようになったのは実は1950年代からで、それ以前にはそんな議論は存在しなかったというのだ。そしてその時期はテレビが登場したタイミングと一致すると。テレビの草創期はモノクロで、それまではそもそもモノクロの動くイメージは映画ではあったが、テレビという日常にはなかった。つまり、モノクロテレビがモノクロの夢を生んだという。

しかし、夢はすべてモノクロだという小生の友人の年齢を考えるとこれも当たらないような気もするのだが。

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カルデロン一家の話、昨日滞在期限で拒否した為父親が収容というニュースで、テレ朝では「しかし人道という意味では冷たい処置だと思うんですけどね、どうですか、一色さん。」などという某司会者には一体何を言っているのかと呆れ返った。この司会者はプロレスの実況だけやっていればよかったものを、大した見識もないのに局に言われるがままなのが痛すぎるが、当のテレ朝でも海外赴任を命じられ中学生の子供を連れて海外に赴く社員など掃いて捨てるほどいるだろうに。ましてや母国に帰されるだけの話なのだが。これをきっかけにして今後どこかの国の不法滞在を幇助する意図があるとしか思えない粘着ぶりだ。

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陰謀だのなんだかんだで民主党の支持率がどうのとかまびすしい昨今だが、そもそも民主党ってどんな政党で何を目指しているのか、ということが全然見えて来ないのは何故なのだろうか。なぜ党首討論を提案しておきながら自らそれを避けるのか。次期政権政党を自認する割には不思議すぎる話だ。何故、マスコミは自民をあげつらい民主を必死で推すのか、この構図は民主の支持母体がどういう団体で、それらの目指すところが何なのかを知ればすべて合点がいく。民主党は唯一、入党の要件に日本人であることを要しない政党であることがどういうことなのか、これも深い意味を持つ。日本の政治に外国人が参画するというのはどういう意味なのか、調べれば調べるほどその背景が読めてくる。党首が逮捕されようが無実だろうがそんなことは実はあまり重要ではなく、ましてや官房長官がどうのこうのも勝手にやっていればよろしいのだが、それを以て本質から眼を逸らされることが無いようにだけはしたいと思っている。

しかし昨日の森元総理の発言はなかなか意味のあるもので、この人は普段どうでもよいと思っていたが少々見直した。

March 06, 2009

君と猫はちょっと甘いのが好きで

夢を記録しておこうと思い立って近頃は枕元にICレコーダーを置いて寝ているのだが、以前同じ目的でメモとペンを置いていたものの文字通り夢うつつで書いたメモも、起きてから読んでみるとミミズが酔っ払ってのたくったような字で、所ジョージ、などと阿呆のように書いてあったりして一体どんな夢だったのかまるで意味か分からないことが多かったので、簡単なICレコーダーにしたという訳だ。大体、半分寝ながらペンを持つというのは不可能に近い。しかし実際やってみると断片的な言葉でもそれがきっかけとなって結構夢のディテールまで思い出せるものだと驚いた。ただし、寝ぼけて間の抜けた声は恥ずかしくて誰にも聞かせられないが。
で、昨日の録音を聞いていたら自分の声の後ろに居るはずもない女性の声がかすかに録音されていた・・・という話だったら怖い。

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題名はエンケンの「カレーライス」から。
 誰かがお腹を切っちゃったってね/とっても痛いだろうにね

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建設会社の違法献金。国策捜査だ、陰謀だなどという話には笑った。本当に真面目にそんなことを言っているのだろうかと。もし問題があれば返します、などと平気で言うのはまるで万引きで捕まった主婦がスーパーの事務所で逆切れして「お金を払えばいいんでしょ。万引きぐらいみんなやってるじゃないの。なんで私だけつかまるのよ。」などとというに等しい。でカバンを調べたら3億円も入っていたという訳。こういうのを世間では馬脚を露わすという。
この時期に突然おかしいというのも検察が言う単に時効が迫っているからだという最も普通に考え得る話がメディアに出てこないのはいつもながらに不思議だ。そんな荒唐無稽な陰謀論に縋りつかず潔く進退を考えたらどうかと単純に思うが。これで内部崩壊してもらってついでに自民のおかしな議員も辞めてもらい、さらについでに新興宗教とも手を切って国際社会で極く普通に主権の発動出来る国になれば良いのにと思うのみ。拉致被害者を金を払って返して貰えなどと平気でいう異常な言動をマスコミは全く報じないが、むしろテレ朝では出所の知れない政府高官が自民には手が及ばないと言ったとか、与党にも献金を受けた議員がいるじゃないかというこれも異常な擁護を繰り返す浅ましさ。違法ならば普通に逮捕すれば良いだけのことだろう。ニュース23も秘書逮捕の日に早速鳩山兄を出演させて弁明の機会を与えるなどなんでこんなに必死なのかと思うが、逆にその立場、構図があからさま過ぎるほど分かってしまう結果となった。ノンポリを自認する小生の耳にまで聞こえてくる位にもう情報はマスコミの独占物ではなくなっているし、その自浄作用に期待するしかないかと。そういえば最近テレビで政党CMをやっていないが、流石に出せないのだろう。

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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