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February 14, 2009

今日は異常になま暖かい

またアメリカで航空機事故が発生したらしい。先般のハドソン川での事故はついこの間のことだ。一度発生すると何故か連続するとこの間のエントリにも書いたばかりだが、残念ながら不安が的中してしまった。航空機事故はやはり連続するのだ。確率論はこういう偏差を説明してくれない。何事にも機運と言うものがあって、それは丁度波の山のようにそれが起こりやすいリズムがあるのではないかと思う。また来月に国際線に乗る機会があるのだが、正直こんなニュースをみるのは気分の良いものではないし、出来ることならば乗りたくない。

そう思っているところへほぼ同時に、今度はイギリスのBA機が不時着したらしい。どうしてこう連続するのか。あたかも大きなうねりのような避けがたいリズムがあるかのようだ。

***

しかし中央線の車両で放映されている漫画、「ダーリンは外国人」がつまらなすぎる。
でもなぜこの漫画なの?

***

幻冬舎アウトロー文庫が面白くて連続二冊を読んでしまった。
塚田努「だから山谷はやめられねえ―「僕」が日雇い労働者だった180日」
川原テツ「名画座番外地―「新宿昭和館」傷だらけの盛衰記」

前者は大学院生の著者が山谷、日雇い労働者の世界に飛び込んだインサイドレポート。2005年の刊行だが、今読むとまた違った感慨も。そういえばこの間、NHKで放映された「日本のこれから」で雇用がテーマとなっていたが、そのなかで職がない、派遣が切られたという喧伝の一方ハローワークの求人倍率が介護、警備員では10倍もあるというビデオを流しておきながら、あまり突っ込んだ議論とならなかったのが不思議だった。派遣を切られて自殺をした人もいるらしい。だがもし小生が自殺を考える程に追いつめらる状況となれば躊躇無く求人のある職に就くだろう。確かに激務ではあると思うが何故これがこの番組では語られなかったのだろうか?

後者は新宿南口にあった昭和館の日々を語った人間模様。再開発される前の南口のような場所が消えてしまったのは寂しい。都市にはこういう負の場所(というべきか)がどこかに必要なのだ。

だから山谷はやめられねえ―「僕」が日雇い労働者だった180日 (幻冬舎アウトロー文庫) 名画座番外地―「新宿昭和館」傷だらけの盛衰記 (幻冬舎アウトロー文庫)

***

フィリピン少女の家族が国外退去と。本人は残留を許可されたらしいが。これについてのマスコミの報道の仕方には首を傾げざるを得ない。これではまるで日本の悪対応に被害を受けたフィリピン人一家という構図の報道だ。被害者は偽装パスポートを使って不正入国された日本及び日本人ではないのか。日本はどこかの国と違って法治国家であり可哀想だからと法を簡単に曲げられては困る。帰国が人命に関わることであれば難民という措置もあるが今回はまるで違う状況だ。そもそも違法入国をした親がこんな「可哀想な」状況を生んだのだということを報道すべきであって、マスコミは犯罪をこそ指弾すべきなのだ。少女はフィリピンでいくらでも友人が出来るだろうし、日本の友達とも永遠に会えない訳ではないだろう。
一般の会社でも海外への転勤辞令はいくらでもあるし、実は子供が友人と別れ、日本でクラブ活動もやっているので可哀想なんですと辞令を断る親もないだろう。ましてや犯罪への処置である。これを人権問題にすり替え欧米では違法入国でもこのような場合は滞在を許可しているなどという弁護士の話も、本当にそうなのかと思う。欧米諸国では移民政策が失敗に終わり今や逆の方向へ向かっているのではなかったか。
一旦ほころびが出来れば前例を以てこれを目的にした違法入国が増えることは間違いない。そういうことを知悉していながら世論誘導するマスコミは先の国籍法の際の意図的な報道無視(事後に報道する姑息さよ)など今や一般民意との乖離が激しすぎるのではないかと思う。

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Comments

おお。私がここ数日もやもや思っていたことを
AZUさんに全部言語化していただいて
すっきりしました(笑) いやほんとそうだよ と。

ちなみに先日 「ハドソンに爆破予告」とかいう
Yahooニュースのヘッドラインを見た時には
「ニューヨークでテロ!?」と思って驚いたんですが
読んでみたら ゲーム会社のハドソンに何兆円だかの
要求した男の話で 脱力しました。

なにはともあれ こちら側の注意努力の及ばぬ
飛行機旅行とはいえ お土産は不要ですので(笑)
どうぞご無事で。

脱力は健康に良いらしいですよ(笑)。いや、そんな話じゃないと思いますが(^^; しかしマスコミの偏向報道、世論操作は目に余るものがありますね。首相叩きも品性のかけらも無いやりかたですね。この間笑ったのは、某紙の、マキコの「高そうな背広発言」を受けた首相御得意のテーラーの取材で、最後に某タレントにセンスが悪いのは政治姿勢も同じなのでは、などとコメントさせている囲み記事なんですが、とにかくなんでも良いからおまえの母さんデベソ(笑)みたいな低レベルの記事を垂れ流すことがジャーナリズムと勘違いしているというのが日本のマスコミの現状なんですね。漢字の読みかたにしてもそうですね。そんな下らない取材するなよとまず普通に思う訳ですが、報道の中立で無ければならない筈が、その誘導、操作の仕方をみれば新聞社、テレビと言いながら内実は政治結社と言った方が分かり易いのではないかと思います。といって宗教が政治に関与するのも気味が悪い訳ですけれど。

しかし、いま飛行機には乗りたくないですね・・・。
え!?お土産要らないんですか??それじゃ残念ですが(笑)
お気遣い有り難うございます:)

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    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
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    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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