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January 20, 2009

怒りの香水

昨日、エントリをほとんど書き上げ投稿しようとして誤って全文を消してしまった。

最近は携帯端末で書いてメール送信するというスタイルでエントリしているのだけれど、BSキーを少しでも長く押してしまうと一文字だけでなく文章の全部が消えてしまう。その加減がどうにも難しい。いつも通りの、もう一度書くような内容でもないので諦めた。なにせ題名が「ドラゴン怒りの香水」というどうでもよいものだったから。内容は題名を見てご想像にお任せします。

といいながら、一応そのあらすじを書いておくと、最近家の門の前に犬のフンが放置されていて、というか正確には持ち帰っているのだがその跡に点々とそのなごりが残っていて不潔極まりない。しかもその点々が毎日増えている。昼間は仕事で不在だし一日中見張っている訳にもいかないので、貼紙でもしておこうかと思って、会議中にワードでこっそり「住民激怒。飼い主は地獄へ堕ちろ!」とか「監視カメラで録画中、セゴム」などと書いては消し、おかげで会議の内容がなんだったのかさっぱり分からなかったのだが、何が起きるか分からない昨今、逆恨みでもされても嫌なので、他の方法がないかネットで調べたら、犬の嫌いな匂いを撒いておくと効果があるという情報があって、どうも要らない香水を撒いておくと良いらしいことがわかった。敏感な御犬様の鼻が逆に仇になるってわけですかい旦那、と早速前に当座に買って余りの安っぽさに使っていなかった香水を道に振り撒いておいたのだが、深夜に寝巻姿で笑いながら香水を振り撒く鬼気迫る姿は、警官が見たら職質間違い無しの怪しさだったと自分でも思うが、少なくとも笑ってはおらず怒り顔だったとは思う。おかげでここ二、三日は点々の増加はない。木酢液という園芸用の液体が安くて効果的だそうだ。今度試してみよう。

とまあ、そういうエントリだったわけ。やっぱりどうでもよい話だったということで。

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    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
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    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
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    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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