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4 posts from December 2008

December 30, 2008

携帯を変える

休日になるとエントリが増えるという分かり易すぎる件はこの際置いておいて、この間、携帯を買い換えた。
いままで使っていたのはWILLCOMの初代W-ZERO3だったが、通話中に自分の声は相手に聞こえるが、相手の声が聞こえなくなるという独善的かつ致命的な故障となって流石に変えざるを得ないことになったからだ。
しかしこれはこれで案外便利かも知れない。言いたいことだけを言って切るというまさに理想の電話ともいえる。しかしやはりこれではまずいので、有楽町のビックカメラでさんざん店員を質問責めにして、結局同じWILLCOMの最新機種、WS020SHにした。

最近はiPhoneやBlackberry、Windows Mobileなどのスマートフォンが各携帯キャリアからも出てきて、確かに通信速度もWILLCOMに比較すれば格段の速度となっている。しかし、それぞれ一長一短があってその選択に悩む。

再びWILLCOMに決めたのは、年末までに新規契約をすると端末代がゼロ円となるからだ。これを死語の世界ではロハともいうが、これは団塊の世代より下の人は使わないようにしたほうが吉(笑)。いや脱線脱輪を元に戻すが、最近の携帯キャリアは、頭金をゼロとして結局端末代は2年間の継続契約を前提とした分割払いとなっている。小生の機種ならば、本来2年間で結局63,000円ほども支払うことになる。先の端末代ゼロ円とは、頭金がゼロなのではなく、本体代がゼロ円ということで、つまり月々の支払いにこの分割分が乗らない。こういうサービスをこの12月一杯のキャンペーンとしてやっていたのにまんまと乗ったと言うわけだ。小生の場合、月々2600円ほどの支払いがこれで浮くことになる。

この結局分割となる端末代が本当に適正な価格なのかは分からないが、かなり高い気はするし、こういう売り方を各社足並みを揃えてする状況ではその価格設定が適正な市場原理で決まっているとは正直思えない面もある。

小生の場合、よくディスアドバンテージとして語られるWILLCOMの速度については、プリペイドの無線LANサービスが安いのでこれを利用することで補えるし、なにより操作に慣れたWindows Mobileを使いたかったというのもある。しかし第一の理由は、そのWindows Mobile機では唯一国産機がこれだったからという理由が大きい。勿論部品は外国製が大半だとは思うが、食品や農産物その他でも、多少値段が高くても国内企業にお金を遣いたいと思うからだ。しかも端末代ゼロでもあるわけで。

で、いろいろなアプリを入れていまカスタマイズに没頭しているが、こんな風におもちゃとして楽しめるのがWindows Mobileの良いところだ(時間の無駄ともいう)。フリーのアプリが豊富にあるのも楽しい。
しかし、ワンセグの電波が部屋で入らないことが分かって少々ガックリ。向かいのビルがいけないのかも。

December 29, 2008

ケメ、東京オリンピック、そして御礼

気がつくともう今年もあと僅か、ここ何年かはあまり年の瀬という感覚がなくなっているのは何故だろうかと考えていたが、街の店々も年末年始に休業するところが減ってきて、正月に向けての準備としていろいろなものを開店中に急いで買わなくて良いということがあるかも知れない。以前はクリスマスの曲が街を流れ始めると何だか急き立てられるような気持ちがしたものだが、最近はそういうことも感じなくなってきた。季節のイベント感覚が薄れてきているのはこれはこれであまり良いことではないと思うのだが、そういえば何年か前から施行されている祝日の移動、例えば成人の日が1月12日の月曜日に移動するようなことも、もともと1月15日は小正月で古来、元服の儀が行われたことに由来するとすれば、その特別な日を安易に変えてはいけないと思うのだが。体育の日も元は10月10日が東京オリンピックの開会式が行われた記念日だが、これもこのハッピーマンデー制度で移動された。連休を増やすことで経済を回そうという意図の制度なのだろうが、元々紀元節、新嘗祭などの祝日は今のところ移動はない。しかしこれも今後気をつけていないと変えられてしまう危惧もあるかも知れない。歴史というものを経済原理だけで安易に変更するような国はろくでもない国ということであって、これだけは止めて貰いたいものだ。しかし、話が飛びまくりだが。

そういえば、次々期の東京オリンピックはどうなったのだろうか。ちなみに昭和39年の東京オリンピックは小生も実際に観戦している。家の近所の国道で行われた自転車競技での選手らのもの凄い速さに驚いたものだ。というのは正確ではなく、まだ生まれて数ヶ月ばかりの小生を抱いて確かに見せたと親は言うのだが、そんなこと覚えているはずがない。しかし親の言うことには、沿道から選手が走り去るのを間近にまじまじと見ていたらしい。(一体何歳やねん。) じじいですみません。

で、話はさらに飛ぶが、この間、YOU TUBEでケメの映像が上がっているのを発見して狂喜した。
ケメとは花のぴゅんぴゅん丸のケメ子では勿論なくて(自爆)、佐藤公彦のこと。歳の離れた姉の持っていたレコードでよく聞いていたので懐かし過ぎて涙。かなりお兄さんという記憶があったが、いま見るとなんて可愛らしいんでしょう。いまのケメはどうしているのかな。


勝手に貼っちゃって良いんでしょうか。
観客の髪が全員黒いことに訳もなく感動(笑)。

「今は昼下がり」 
http://jp.youtube.com/watch?v=IpnOemFh61s
ケメらしい曲。セリフが入るんですよね。ケメの曲は。このセリフの箇所で気恥ずかしさに姉と笑い転げた思い出もあるが、このリリシズムは一体どうしたことだろう。しかし時代ですね。
「今日は日曜、だから街は歩けない」 このフレーズは秀逸。今聞いてもなかなか良い曲だと思う。


気がつくとカウンターがユニークアクセス20万を超えていました。
いつもきて下さる方、検索で飛んでこられた方、しょうもない者のしょうもないブログにも拘わらず我慢して下さり有り難うございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

管理人 azusayumi 軽薄 敬白

December 24, 2008

写真工業終刊と写美の2009年カレンダー

もう先月のことになるが、写真工業誌が2008年12月号で終刊となるというニュースを聞き、早速記念に1冊を確保して置いたのだけれど、学生の頃から良く読んでいた雑誌だっただけに残念だ。デジタル化の今でもというより今こそ充分成立する雑誌と思っていたし、これからデジタル一眼が本格化する時代に硬派のこの雑誌の存在意義も出てくるのではと思っていたのにこのタイミングでの終刊というのはどうなのだろうか。というより雑誌そのものの存続が難しくなっている昨今の避けられない流れなのかも知れない。

写美、東京都写真美術館の2009年卓上カレンダーを入手した。知人を介して貰ったものだ。


表紙は中山岩太の作品。


8月は北島敬三の「NewYork」が。

2008年は皇室カレンダーだったが来年はこの写美で決定です。

December 21, 2008

滝田洋二郎 / 『おくりびと』

ここ1ヶ月ほどヨーロッパのとある街で過ごしていたので大分エントリが滞ってしまったが、なかなか朝の明けず、昼を過ぎてしばらくするとすぐに陽の沈んでしまう冬のヨーロッパ、ことに冬至近くの今頃は最も陽の短い時分で、今回もクリスマスで皆が休暇に入る時期に帰ってきた次第。この暗く冷たい大地の、最も暗い今という時期にクリスマスというイベントを設けて祝いたくなる気持ちがよく分かる。

しかし、刺身とか寿司とかが今や世界のスタンダードになっている感があって、中世から続く古い小さな町のレストランのメニューにまでsashimiなどという前菜が載っていたりすると複雑な気分になる。実は小生は海外では刺身や寿司などは極力食べないようにしているのだが、それは何故かと言えば、日本のように生魚を食べる歴史と習慣がある国ではその収穫から市場、そしてレストランまでの流通過程の全てにおいて生食を前提とした取り扱いをしているから安心して食べられるのであって、もともとそんな習慣がない国で、このレストランに運ばれるまでにどんな扱いをしているのか分からないものはどうも信用ならないという思いこみがあるからだ。流行っているからといってなんでも生で出せばよいと言うものではない。しかし、マルセイユやその他漁港等で食べた生牡蠣は美味しかったが。なんでも先の刺身や寿司がポピュラーになるにつけ、世界的に需要が高まりマグロが日本人の口に入りにくくなっているという。そもそも自分が食べられなくなるまでに他人に刺身の旨さを教える必要などないじゃないかと思う。良く昼飯にゆく銀座三州屋の大好きな海鮮丼が食べられなくなったらどうしてくれるんだ、などと思ったりする。

* * *

帰国の機内で観た映画、滝田洋二郎監督、本木雅弘主演の「おくりびと」は、以前から観に行きたいと思っていた作品だった。本木演ずる納棺師という特殊な職業から覗く家族の姿、人間の死、別れなどを描く佳作。映画のオフィシャルサイトでは納棺師となっているが、原作の青木新門の著作には納棺夫という言葉が使われている(「納棺夫日記」)。映画を観る前にふとしたことからこの著作を読んでいたので、原作との違いを比較しながら観た。
映画での主人公はオーケストラのチェリストでリストラされて故郷に戻り、この職業にたどり着くこととなるが、原作者は小説家を目指していた。原作者の青木新門はこの職業を通じて夥しい人の死を見続け、根強く残る職業的差別を受け止めながら真宗の深い理解と信仰にたどり着くのだが、この映画ではチェロの演奏がそれに対する暗喩なのかも知れない。幼い頃に生き別れた父親との邂逅は少々予定調和的筋運びとは分かっているものの胸に迫るものがある。ほか妻役に広末涼子、納棺社の社長に山崎努、その社員に余貴美子、風呂屋を営む幼なじみの母親役に吉行和子、その常連客で火葬場職員に笹野高史など。

山崎努はひと頃、また山崎努か、と思ってしまうほど邦画に露出して少々食傷気味ではあったが、この役はおそらく余人を以て代え難いのではないかと思うほど。広末涼子はなかなかキャスティングが難しい女優といつも思うのだが、この主題では少々浮いている感が否めず残念。夫の職業を知った時のとまどいや嫌悪感、そしてそれを受け止めるまでの心の襞を演じ分ける必要がある難しい役どころだが、もう少し内省的で陰翳がある女優ならば。笹野高史は最近脇役として光っていると思う。2008年、130分、松竹。


納棺夫日記 (文春文庫)

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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