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October 12, 2008

残高不足とロス疑惑の思い出


Antwerp, Belgium

昨日、真夜中にカードの引き落とし口座の残高が足りず今月分の決済がもしや出来ていないのではないかとふと思い至ってベッドから跳ね起き、財布のATMのレシートを確認したが、案の定、残高が殆どゼロだった。以前は給与が振り込まれていたこの口座も、いまは違う口座に替わっているので、放っておくと減る一方となり気をつけていないと残高が足りなくなる。やはりそうだったか・・・。脳裏にクールポコが小生に向かって、やっちまったなぁと叫ぶ映像がよぎり、ろくに残高管理もできない男がいたんですよ、という片割れの顔まで思い浮かべる始末。

それが深夜のことではあったが、カード会社の電話サービスが二十四時間対応だったのを思い出してしつこいが真夜中ではあったものの電話した。休み明けに振り込んで下さい、それまでは一時的にカードが使えなくなっていますが振り込み日の夜中に決済を確認して翌々日からカードが使えます、それまでの一週間分の利息は後で請求します、では・・・という事務的かつ要領を得た口調でしゃべりまくり、そのまま電話を切られそうになるのを押しとどめて、是非そうします、朝イチでそうさせて頂きます、が、ちょっと確認なのですが、この一時的にも決済できなかったという記録は個人的な信用記録として残りますか、つまりこの内容がクレジット業界や銀行などへ流れて今後ローンを組む時などに不利な情報として影響がありますか、との小生の質問に、半ば笑いながら、お客様の場合、今までこういうことはなかったですし、今後連続して残高不足にならなければ社内記録だけで直ちにそういうことはありません、との返事で多少安心したが、もうこんなリスクがあるのならばもうこの口座のカードは解約してメインの銀行でカードを作った方が良いかも知れないと思った。危ない危ない。今後、このブログが突然消えたら、それは小生が死んだか残高不足でniftyを退会になったかのどちらかですので、いまから宜しくお願いしておきます。しかしこんな恥ずかしい話をエントリするなという感じではありますが。

*  *  *

ロス疑惑の三浦和義氏が自殺したとのニュースには驚いたが、それで思い出したことがある。事件が起こった81年当時、多分その翌々年頃に三浦本人の著になる疑惑否定本と、ロス市警のジミー佐古田の書いた三浦が犯人であると主張した本がほぼ同時に出版されて、神保町の三省堂でその二冊が山積みに並べてディスプレイされていたことがあって、当時学生だった小生は友人と、この出版の仕方はあざといよね、出版社は違うが絶対両社タイミングを合わせたよね、などと話しながら手にとった瞬間、強烈なライトとテレビカメラが小生を襲い、マイクを握ったレポーターに「この事件どう思いますか?」などと唐突にインタビューされたのだった。何を話したのかはよく覚えていないが、事件のことはどうあれ、こんな出版のしかたも含め、マスコミが事件をエンタテインメント化しているのに違和感を覚えるなどと分かりもしないのに言ったらしい。その夜、局は忘れたが放送に使われたらしく、翌日別の友人から見たと言われて赤面した。余計なことに「なんか馬鹿っぽかった。」と感想まで言われて「馬鹿で悪かったね。」と返しながらヘコんだ。こんな小生とも因縁浅からぬ三浦氏が(全然関係ない・・・)、その二十何年か後にこんな結末を迎えるとは。しかし事実は小説より奇なりを地で行く事件の顛末。

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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