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October 02, 2008

次は高円寺、降り口は右側です

例によって題名は全然関係ないが、しかしもう十月とは。そういえば昨日は都民の日だったが、都内の小学校ではこの日は休日になっていた。いまもそうかは知らないが、その何日か前に小生の通った小学校ではカッパのバッジという金属製のピンバッジを生徒に売っていた。確か一個50円位だったと思う。小生は毎年、そのデザインが変わるので楽しみにしていたが、実際かなりの子供が買っていた。何故かといえばこのバッジを持って行くと都内の遊園地の入場料が都民の日に限りタダになったからだ。これは親に連れて行ってもらう良い口実になりもしただろうと思うが、大抵は子供だけで遊びに行った。小生もこれで豊島園に行った記憶がある。母親と一緒だったかも知れないのだが良く思い出せない。残念ながらいまでは既に廃止になっているようだ。思いついて机の中を探したが一つも出てこなかった。

メラミン混入で政府は水際での検査体制強化の指示を出しているらしいが、実質業者の内部調査にその大方を委ねるようなやり方をまだしているのかと嘆息。学習効果という言葉を知らないのだろうか。今日、また菓子に混入発覚の報が。何故、禁輸措置を取らないのか。周辺国、欧州等はすぐさま全面禁輸の発令を出しているというのにまたもや気味の悪い力が働いているようだ。良識を寄ってたかって潰すマスメディアは目に余るが、その思想偏向ぶりはまるで日本はどこかの国の自治区であるかの様相。もし政権交代となればさらに拍車がかかり自治区などという言葉が冗談では無くなってくるだろう。

そんなことを考えながらシャッフルで聴いていた曲が、水中、それは苦しいの「安めぐみのテーマ」にさしかかったが、このしょうもなさの徹底が返って清々しい位の曲なんだけれど、そういえばテレビの深夜番組「あらびき団」に水中が出演していたらしいのを後から知って歯がみした。そんな十月の始め。

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    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
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    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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