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5 posts from June 2008

June 15, 2008

『森山大道論』

森山大道論

写美にて開催中の森山大道回顧展に合わせて出版された評論集。多木浩二、大竹伸朗、平野啓一郎、金平茂紀、林道郎、清水穣など12名による寄稿と未発表作品を含む作品集ともなっている。淡交社刊。

June 12, 2008

父は秋葉原を「あきばはら」という

先週の秋葉原の事件が世間を震撼させているが、丁度その日は一日に何度もリセットを繰り返さなければならない程古くなったPCを買い換えるため秋葉原に行こうと思っていたので、もし行っていたらと思うとぞっとした。急な別の用事が出来たために行けなくなったのだが、多分、行っていたとしたら丁度事件の時刻に歩行者天国を歩いていたかも知れないタイミングだった。先頃テレビの番組で日本における近頃の犯罪率は増加しているという感覚があるが実は年々低下しており、そんな感覚を受けるのは以前は報道されなかった事件の数々がメディアの発達によって知らされるようになったためにさも犯罪が増加しているように感じているだけなのだという話をやっていたが、その量はともかくも、質は凶悪になってきているような気がする。発生率ではなく強度率が高まっているという感覚が依然として拭い去れない。怨恨や物盗りという勿論犯罪自体首肯は出来ないがある意味多少なりとも情状が手繰れる事件から、今回のような無差別殺人という容易には理解し難いケースが増えているという感覚だ。

しかも最近その犯罪が異常であればあるほど裁判では被告に有利となるような判例ばかりなのは納得できない。人権派と言われるような弁護士が主張するおきまりの詭弁、犯行時の心神喪失というリアリティが増すからだ。人を一人殺すより十人を、しかも出来るだけ異常な方法で殺せば結果的に罪が軽くなってしまうという矛盾。被害者より加害者が守られるという司法のあり方こそ異常と言わざるを得ない事件が多い。

今回の事件でも一部報道があったが、逮捕拘束する前に一度警官が路地に犯人を追いつめたがそこで身柄の確保が出来ずに犯人は再び路上に飛び出して数人を刺傷したらしい。iza!でのニュースだったと思うが今捜すと見つからない。誤報で削除された可能性もある。しかしそうとすればこの路地に追いつめたとき何故発砲しなかったのだろうか。確かに歩行者天国ではその使用は危険だが路地での発砲は出来た筈だという。行きすぎた人権思想が警官の適正な拳銃使用を過剰に抑制し、結果的に被害者を増やしてしまったということはないのか。こういう見えない部分の検証をこそ是非やって貰いたい。

June 07, 2008

『寺山修司劇場美術館』

寺山修司劇場美術館
先月PARCO出版から発売された寺山演劇の舞台美術、ポスターなどを集めたビジュアル本。価格も安価で買いの一冊。

June 05, 2008

春紫苑と歯ブラシ

平均でほぼ二週間に一回程は買い換えている歯ブラシだが、ドラッグストアでさんざん迷った揚げ句、今回は先端極細植毛とかなんとかの毛の堅さがふつうで柄がピンクのものにした。偶々値引率が高かったからだ。
朝、この新しい歯ブラシをおろして磨きながら、手持ち無沙汰に普段は見もせずに捨ててしまう説明書きをしげしげと眺めていたが、使用上の注意のところにこんな文句を見つけた。

  「喉の奥に入れすぎると吐き気を催すことがあります。」

これがツボにはまって朝から笑いが止まらなくなり、きょう一日仕事中も思い出しては笑いを噛み殺すのに苦労した。そりゃそうだ、アンタは正しい、正しすぎて脱毛、いや脱帽。でももし今日厳粛なイベントとかで思い出し笑いが止まらなくなったらメーカーは責任は取ってくれるのだろうか。何年か前に施行された製造物責任法がらみで、およそ考えられる事故の可能性を予め謳っておくことで責任を回避しようとこんなことまで書く羽目になったのだろうが、お宅の歯ブラシを喉の奥までいれたら吐き気を催したじゃないか、とかのクレームが実際あったのだろうか。多分、担当者は「お客様、健康な証拠ですよ。」などと返したのかも知れないが。

海外へ行くときの長いフライトでは普段映画を観たり本を読んだりして過ごすのだが、この間は持参した睡眠薬を試しに飲んでみた。知り合いの医者に処方してもらったものだが、最近時差ボケがひどいので睡眠を調節するために試してみる気になったのだけれど、これが恐ろしい効き具合で、飲んで15分もすると強烈な眠気が襲ってきて食事もなにもとらずに寝続けてしまうほどだった。その薬はひと頃その濫用が問題になったハルシオンだった。で、その効果のほどは・・・それほど時差ボケが軽くなったとも言えないが、良く時間を見計らって使えば有効かも知れない。でもあの引き込まれるような不自然な眠気はちょっと怖い。

これに関係するわけではないが、「サイコドクターぶらり旅」という精神科医が運営しているサイトのなかのコンテンツ、「精神科薬広告図像集」はなかなか興味深い。向精神薬等の広告デザインを集めたものだが、ハイセレニンとかトリプタノールあたりは夢に出てきそうでかなりのインパクトだ。

June 02, 2008

心理試験と蛹のスープ

ま、いろいろとあるわけでして。

先日、よく行く中華料理屋でこれまたよく注文する辛い辛い水餃子を今度も注文して食べていたが、ふとその水餃子のなんというかそのくびれ具合、ぬめぬめとしたシワの付き様がまるで昆虫のサナギに見えてきて途端に食べられなくなった。囓った時に中から出てくる餃子の餡もなんだか・・・いや、子供の頃に・・・言いたくないがなにかの蛹を当時駄菓子屋に売っていた色つき粘土と間違えたことから今でもトラウマになっている記憶が何故かこのいま結びついてしまったらしい。餃子って、見れば見るほど気味悪いなぁ。これもつやつやと茹でられているからだろうか。今後は焼き餃子にしよう。と余計な話で失礼いたしました。

友人が持っていた何かの本の心理テストをする機会があって、執拗に似たような内容が続く質問に答えてゆくうちに図らずも本音が出てしまうような仕組みになっているのか、根気よく答えてゆき最後にグラフを書くと社交性に富むが積極性に乏しいとか日和見主義だとかの結果が出て、歴とした研究に根ざす心理試験だとはいうものの世にある占いに似たようなものと大して気にはしないのだけれど、そのなかで男性性、女性性に関する結果というのがあって、その数値が大きければ大きいほど本来の性から遠い、つまり男性なら女性的という項目が、小生の場合飛び抜けて大きくて驚いた。つまりかなり女性的ってことだろうか?そんな質問があったようには感じなかっただけにどんな部分でこんな結果が出たのかを思うと返って信憑性が増してしまうのだけれど、そういえば思い当たることが・・・あるわけないんですけれど。
でも、綺麗な女性を見たりすると嫁さんにしたいとかそういう感情よりもむしろ嫉妬感を覚えたりするので当たってるのかも知れない(嘘)。ま、いろいろとあるわけでして。

きょう、東京は寒いです。

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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