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February 17, 2008

カバンの隅にラーメンを

まだ時差ボケの治らないまま行く今回の旅だけれど、いつも海外に行くときに恋しくなるのが出汁(ダシ)系の味で、緊急用として(笑)スーツケースの片隅にカップラーメンとかワカメスープ、そしてラーメン用に薄切り餅などを持って行く。薄切りの餅はお湯で軟らかくなるので重宝する。お湯は大抵ホテルに備え付けのコーヒーメーカーにコーヒーをセットせずに水だけ入れて湧かす。沸騰はしないがラーメンには充分だ。
NYやロンドンのような大都市なら街でいくらでも和食、中華などが食べられるが、小生が行くのは決まって片田舎なので簡単に食べられない。勿論その土地の美味しいものを食べはするが連日だと飽き飽きする。やはりこういうものが偶に無いと寂しいという訳だ。そういう意味ではインスタントラーメンとは如何に偉大な発明かをひしひしと感じながらホテルの部屋で独りラーメンを啜っているのだけれど、しかしカップ麺ってスーツケースの中でかさばるんですよね。

今回の旅本は
 大月隆寛「全身民俗学者」(夏目書房、2004年)
 東田雅博「纏足の発見」(大修館書店、2004年)
 富岡多恵子「釈迢空ノート」(岩波書店、2000年)
の3冊にしました。

(写真は玄関に活けたマンリョウに自作フィルタを掛けてフラッシュを焚いた。ちょっと毒々しくなり過ぎかも。)

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Comments

薄切り餅持参とは さすがっ。
気をつけて 無事に帰国してきてくださいねー!

どもども、ISさん、
餅・・・結構良いアイデアですよね!
喉に詰まらせないよう気をつけなくちゃ(笑)
いま無線LANカードを持ってくるのを忘れてきたのに気づき、あわててホテルのロビーのインターネットコーナーで有線で繋げてます。
部屋にLAN端子がないという、とあるヨーロッパの古ホテルからなんですが、無線LANはあるのに・・・無念至極です。
それでは、また~

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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