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January 01, 2008

明けましておめでとうございます

という題名のエントリでブログ界は埋め尽くされていると思うのだけれど、取りあえず新年のご挨拶を。

今年も写真集、写真の周辺と日本映画を中心にエントリしていきたいと思ってはいるが、そうはいっても結局のところおもいつきに終始しそうな予感もあって、これはこれで良いかと思っている。
いっそのことブログ名を思いつきに掛けて月球儀の月の連想で「想い月」などと変えてみようかとおもったりしたのだが、検索してみるとこの名前のサイトが結構あって、皆考えることは同じと思った次第。

元旦の今朝、早朝に普段しもしない散歩をしてみたのだが、道に人の髪の毛がごっそり落ちているのをみてギョっとした。新年早々かなりホラー的出だしだが、よく見るとエクステだった。多分、年末の飲み会かなにかで酔って落としたんだろうと思うが、そういえば昨年みた園子温監督、栗山千明主演の映画「エクステ」ではこの髪の束がエライことになるホラー映画だった。この映画、主演は栗山千明だが実は大杉漣が主演と言っても良いホラー&コメディ。なんと言っても髪の毛を偏愛する大杉が「ヘアー、ヘアー、マイヘアーヘアーっ」などとテーマソングまで歌ってしまうという園テイスト満載な映画で、人によっては馬鹿馬鹿しくて映画館を退場してしまうかも知れない勢いだったが、特撮のプアさ(手作り感ともいう)と相俟ってぴあフイルムフェスティバル的ないわばアマチュア精神の出た感じがなかなか良かった。コピーも「恐怖爆髪」ですから。

栗山千明といえば、昨年末の三連休中に再放送されたNHKドラマ「ハゲタカ」全6話は秀逸だった。
ファンド、銀行などのTOBやM&Aを現実世界さながらにその罪と罰を描くドラマ。栗山は銀行の貸し渋りから父親を失ったテレビキャスターの役柄。思わず引き込まれる硬派なドラマで、既にDVDが出ているのでこの正月休みにご興味のある方には是非おすすめ。

硬派といえばフジテレビ系で放送中の「SP(エスピー)」は毎回見ているが、なかでも真木よう子の演ずる女性SPがなかなかクールでいい。それで彼女の主演映画「ベロニカは死ぬことにした」を借りてみたが、近頃これほどの凡作は無いというのが失礼ではあるが正直な感想。映画館では確実に睡眠もしくは途中退席していたと思う。おそらく演出と脚本が原因とは思うが劇団の新人発表会のようで残念。

それでは本年もどうかよろしくお願い申し上げます。

エクステ ハゲタカ DVD-BOX ベロニカは死ぬことにした

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Comments

azusayumi様

いつも私の知らない世界を教えて頂きありがとうございます。azumiyumi様のおかげで私の「favorites」が増えました。
今年もエントリ、楽しみにしております。

xyzさん、こんにちは。コメント有り難うございます。むかし日テレで「あなたの知らない世界」というドラマ仕立てのもうトラウマになるほど怖い番組があってそれを思い出してしまいました。
なので、人様のトラウマになるような記事だけは書かないように気を付けようと思いました(笑)。まずはちゃんと更新するのが今年の抱負です。よろしくお願いいたします。

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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