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January 20, 2008

ブロードウェイから8ミリカメラへ

休日は大抵遅く起きて午前中はネットに繋いだり掃除洗濯をしたりしてほとんどは過ごし、実質着替えて活動し始めるのが午後になってしまうのだけれど、この土日は割と早起きして時間を無駄にせずに済んだ。休みの前日はやはり夜更かししないのが休日を有効に使うコツかも知れない。

で、新宿で用事を済ませた後、久しぶりに中野で降りてブロードウェイのレコミンツで以前出た「水中、それは苦しい」のDVD「九州縦断、そして横断」の未開封品を、名前は忘れたが映画ポスターの店で大島渚「体験的戦後映像論」を買ってから2階の喫茶ピットインでお茶をして、その後、南口へ回って5差路付近のカメラ店にFujicaのP300がジャンクで出ているのを発見して即購入。これはSingle8の普及機だ。もちろんジャンクなので動かないが、分解して電気系統をいじればもしかしたら治るかもしれないとほのかな期待もあってつい買ってしまった。

家に帰り、分解してみたが目に見える断線はないもののテスターを当てて確かめると通電していない。ことによるとモーターが成仏しているかもしれないが、来週にでももう少し詳しく調べてみることにする。レンズ他は綺麗でこれで動けばしめたものだが、動かなくてもタダ同然だしカメラケースの賑やかしにはなるというものだ。

今日観た映画、井口昇「卍」(2004年)、リー・フリードランダー「Girls Play」(2004年)。

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    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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