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September 09, 2007

神保町に「触れ太鼓」 / 楳図先生をお見かけする

朝青龍の話題喧しい昨今、相撲は元始、神事であって日本の海、山を遊ばせることで災害を防ぎ国家安寧を祈るものだった(と思う)。そこへ「とつくに」(外つ国)を入り込ませた時点でこんなことが起こるのは必然であってそもそも間違いなのだ、野球に外人枠を設けるとかそんな話とは次元が違う、そもそも相撲はスポーツではないのだから、などと勝手なことを話していると友人が、もともとはそうかも知れないが、既に江戸時代には相撲は興行であっていわば見世物、当時力士が街で刃傷沙汰や喧嘩などを起こすこともあって今のように過剰な品格を求めるのはどうか、江戸時代には横綱は既に一線を退いた力士が収まるいわば名誉職であって、年齢もそれにふさわしい40歳代ぐらいが相場だった、それが今では朝青龍のような若い力士が横綱となりまだ20代も半ばの若者に過剰な品格を求めるのは酷、などと夜更けの喫茶店で話していたが、なんでそんな話になったかといえば、昨日神保町に大相撲九月場所の「触れ太鼓」が練り歩いているのをみたからだ。

調べてみると触れ太鼓は場所が始まる前日にその場所での取り組みを相撲太鼓を鳴らしながら口上する行事で、御茶ノ水聖橋から神保町交差点辺りまでを相撲太鼓が鳴り響くさまはなかなか風情のあるものだった。

小生はそのとき東京堂書店で立ち読みをしていたが、二人がかりで吊した太鼓を叩き手が鳴らしながら店内に入って来て、独特の節回しで「琴欧州には時天空~、白鵬には安馬ぁ~」などという口上に聞き惚れてしまったが、店内の客もこの椿事に驚いていた。
東京堂のあとは向いの喫茶高野、その後は喫茶さぼうるへと移動していたが、さぼうるのご主人も嬉しそうに記念写真を撮っておられた。口上が寄るのは多分日本相撲協会へ協力か寄付をしている店なのだろうと思う。

小生も随分長い間神保町には縁があるが、この触れ太鼓をみるのは初めて。
(どうも調べてみると神田界隈では平成17年の初場所から地元で結成された「神田触れ太鼓の会」の方々によって毎年1、5、9月の東京場所の口上を行うようになったらしいですね。この辺りでの触れ太鼓はつい最近のことだったのですね。)

その後、中央線で家へ帰ったが、なんとまたまた楳図かずお先生をお見かけした。例の赤白の横縞TシャツにGパン、赤いキャップを被ってこれも真っ赤なカバンに赤いスニーカーという出で立ちで風のようにふらっと乗ってこられた。

これまでも幾度となくお見かけしてはいるのだが、この間エントリした「恐怖への招待」を読んだばかりでもありほのかなシンクロニシティを感じた次第。しかし、吉祥寺のお宅の件はその後どうなったのだろうか心配だ。

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    渡辺克巳

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    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


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    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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