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July 21, 2007

神保町『書肆アクセス』が閉店!?

いつも巡回している内澤旬子のブログ「空礫日記」の2007年7月20日の記事に、神保町すずらん通りの「書肆アクセス」がなんと11月頃を目処に閉店するという記載があり驚愕した。

あわてて書肆アクセスのサイトを見たもののまだそのような発表は見あたらなかったが、同店と関係の深い内澤の記事であれば本当のことだろうと思う。

地方出版物やミニコミなど通常の書籍流通に乗りにくい出版物の流通を担う志を持った書店であり、また個人のミニコミ、フリーペーパーなどを置かせてくれる数少ないポイントでもあった。もともとは地方・小出版流通センターの直営店で、今回の閉店は採算悪化による経営困難な状況でのやむない決断だったようだ。

最近、神保町は靖国通りに面した古書街のいわば表看板にあたる通りに書店でない店舗が増えてきている。
昔の、書店が切れ目無く立ち並ぶ風情がまるで櫛の歯が欠けていくように少しづつ崩れていることに危惧を抱いていたが、まさか書肆アクセスまでとはショックだ。

また一つ書籍文化が消えて行くような気がして残念でならない。

だれが「本」を殺すのか だれが「本」を殺すのか 延長戦

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    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
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    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

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    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

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    川内 倫子
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    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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