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April 13, 2007

ジョナスメカスと中平卓馬

ジョナス・メカスの作品を観たのは90年頃、京都四条大宮駅近く、居酒屋の二階にあったスペース・ベンゲットだった。この映画館はもう既に閉館しているが、自主制作から古い邦画までを常に特集していて好きな小屋の一つだった。観たのはたしか「リトアニアへの旅の追憶」(72年)と「ロスト・ロスト・ロスト」(76年)の2本立てだったと思う。

京都の映画小屋で共通に使える友の会のようなものがあって、年会費を払うと無料券や会員証の提示で割引が効いたりして随分使った。(その会の名前をいま思い出そうとしたがどうしても出てこない・・・)京都は嵐山に撮影所があるなど映画とは縁が深い土地柄だが、四条烏丸にある京都文化博物館の地下にはフイルムライブラリーがあって邦画の特集上映が行われていたり、ブースで作品が無料で観られたりと邦画好きなら入り浸ってしまいそうなところで、事実入り浸っていたわけだけれど(笑)、改めてサイトをみてみると新幹線に乗って直ぐにでも行きたくなるような作品ラインナップで眩暈がする。

そのジョナス・メカスのボレックスで綴る日常の延々とした映像日記と、最近の中平卓馬の淡々とした日常のシークエンスとはどこか通じるところがある気がして、いま丁度それぞれの展覧会が開催されていて時間を見つけて行ってみたい。

中平卓馬 展
会場: シュウゴアーツ
スケジュール: 2007年04月07日 ~ 2007年05月12日
住所: 〒135-0024 東京都江東区清澄1-3-2-5F
電話: 03-5621-6434 ファックス: 03-5621-6435

ジョナス・メカス 展
会場: IN Gallery
スケジュール: 2007年04月08日 ~ 2007年04月21日
住所: 〒158-0081 東京都世田谷区深沢1-11-15
電話: 03-3701-0613 ファックス: 03-3701-0613

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Comments

はじめまして。
メカス写真展終わるのですね、今回はいけなかった。
一昨年、「ときの忘れもの」に来られたときにお話をしました。私の息子の名前をあなたの詩集から取ったのだと言うと引いていました。

齊藤さん、こんにちは。下足番のazusayumiと申します:)
メカス展は今日で終わるのですね。私も今日所用があって
結局行けませんでした。残念。

メカスご本人とお話をされたというのは貴重な体験ですね。
計算してみると今年85歳になるんですね。
まだ撮影は続けているのでしょうか。

詩集から名前を付けられるなんて素晴らしいですね~。
また遊びにいらして下さい:)

まだ撮られています。『グリーンポイントからの手紙』なんてバイタリティに溢れた小品が最近のものとしてあります。
現在は「365 Films」という日記形式の映像配信をしているようですね。
http://www.jonasmekas.com/index.html

サイト拝見しましたがまだまだ活躍しているんですね。
年齢を考えると驚きです。情報有り難うございます:)

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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