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March 01, 2007

晴れのち曇り

ちょっと前の「小鳥ピヨピヨ」さんのエントリ、「悩み相談とその回答の傾向」を読んで、この機微を突いた指摘に本当にそうだなとつい笑ってしまったのだけれど、よく考えてみるとこれは人間に根元的に備わっている本能のようなものではないかと思い至って少々感慨深かった。いや勝手に想像して感心していれば世話はないけれど、互いの関係性で生きてゆく人間が他者への励ましというものを本能として持っていても不思議ではないかも知れない。

会議中にそんなことを考えながら眠気を我慢していたのだけれど。

クイーン・オブ・ジャパニーズ・ムーヴィー 野良猫ロック~女番長ブルース―Hotwax special collectionHotwax発行の「クイーン・オブ・ジャパニーズ・ムーヴィー」はいつかは買ってしまうんだろうな、と思いながら立ち読みしていたのだが、結局買ってしまった。
70年代のやさぐれ調映画をヒロイン別にグラビアにしたムックだ。こんなものばかり買ってしまうのは人間に備わった本能だろうか。そんなわけない。

勝新太郎主演、増村保造監督「御用牙 かみそり半蔵地獄責め」(73年)を観る。勝の破天荒振りが痛快な作品。半蔵に使われる前科持ちの草野大悟と蟹江敬三の飄々としたコンビの息がまたなかなか。勝プロの一番活きの良い時代の気分がよく伝わってくる。しかし取り調べの責めとかもう破天荒過ぎ。DVD化希望。

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Comments

「他人事だとポジティブ」って、別の方表現方法だと「他人の不幸は蜜の味」だったりして。
私はほとんど友人知人に相談しないんですが(法的機関にはある・笑)様々な相談事はされるんです。
相続問題やら、「私の彼氏に会って見て、どう思うか聞かせて欲しい」って友人から言われたり。
おかげさまで、人の心の暗雲を払拭することで、自分の暗雲を解決する一助となってますが(笑)
これもまた社会の相互扶助ってことかしら。

私も勝新のDVD化希望。現代刑事モノにはない、あの時代のベタな取調べ、たまらんです。(笑)

会議はマジメに参加しましょう。(笑)

やっぱり他人事だと思うと人間ってポジティブになれるんでしょうか。
いや、確かになれますね(笑)

でも相談されるというのは信頼されているということでしょうからつい一生懸命になったりして。逆に他人のどろどろとしたものを背負ってしまうというか気疲れしてしまうこともありますよね。

勝新もそうですが古い邦画で良いものがまだまだ沢山あって観る時間が全然足りませんね~。

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
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    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
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    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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