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February 15, 2007

晴れても強風で

休止中のサイトにもかかわらずRSSのpingが飛んできて、あれ、また復活したのかな、と思ってサイトに行ってみると、「こうさぎ」の自動投稿だったりすることがよくある。
小生がよく読んでいたあるブログも突然のサイト休止で驚いたが、その後何度も更新通知がRSSリーダーに届いて、最近のエントリがペットのつぶやきばかりで埋め尽くされていたりする。
よく考えると、この光景は気味が悪い。
まるで主人のいない家で夜な夜な動き出すおもちゃの人形のようだと思う。あるいは服従していたロボットが次第に反抗し始めるSFの古典のような。

丸の内のOAZOにある丸善でロディアをまとめて購入。
移転してからまだあまり行ったことがなかったが、この密林めいた書棚とまだ開店したばかりの客の少ない時間が心地よくて思わぬ長居をした。
ここには「本のソムリエ」がいて、たとえば失恋した客に向く本をセレクトしてくれるという。「あの、私フラれてしまったんです。」などと相談をするひとが本当にいるのかは分からないが、実際にどういう相談があって、そのときにどんな本を勧めたのかを聞いてみたい。

サイトデザインを元にもどしました。
知人をはじめ隣家のベス(飼い犬)までもが前のデザインの方がいいと言うもので、一旦、もとに戻してみました(笑)

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Comments

丸の内の丸善はかなり気に入りの本屋さんですが、「本のソムリエ」がいるとは知りませんでした。へぇ~。一度体験してみたいかも。

そうらしいですよ。いえ、私が相談したことはないんですが。
余程本に精通していないと難しそうですよね。
一度無理難題で試してみようかと(笑)

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    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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