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January 19, 2007

梅佳代 on 情熱大陸

うめめ

先週2007年1月14日放送のTBS系「情熱大陸」は写真家の梅佳代の特集で、録画していたものを昨日ようやく見た。以前からリトルモアの処女写真集「うめめ」を書店で手にとって思わずほっこり笑ってしまう日常の瞬間をよくもこんなに撮れるものだと感心していたが、番組でその人となりをみて納得した。カメラを初めて手にした時の面白さをそのまま素直に感じつづけているようなスタンス。対象を突き放す写真家と対象に関わってゆく写真家の二種があるとすれば後者のタイプ、これを気の置けない大阪ノリで巻き込んでゆく(本人は石川県出身)。カメラはEOS5にレンズは2本。全てオートまかせ。この素人っぽさがまさに才能かもしれない。

「情熱大陸」は定期的に写真家を特集していて要チェック。
過去放送のリストをwebで集めてみたが、漏れているものもあるかも知れない。

高砂淳二(海中写真家)/桃井和馬(フォトジャーナリスト)/中村宏治(水中カメラマン)/宮澤正明( 写真家)/原田純夫(写真家)/平間至(写真家)/金村修(写真家)/三好和義(写真家)/高橋邦典(報道写真家)/鬼海弘雄(写真家)/横塚眞己人(写真家)/蜷川実花(フォトグラファー)/鍵井靖章(水中写真家)/藤代冥砂(フォトグラファー)/内山りゅう(ネイチャー・フォトグラファー)などなど。

■関連サイト
- 梅 佳代(写真家) | 情熱大陸
http://www.mbs.jp/jounetsu/2007/01_14.shtml

- うめめ 梅佳代 (リトルモア)
http://www.littlemore.co.jp/book/kobetsu/art/umeme.html

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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