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December 27, 2006

荒木経惟二題

昨日いつもよりアクセス数が増えているのを訝って、いろいろと調べてみると、どうも以前書いた歌手の安藤裕子に関するエントリにアクセスが集中しているようだった。
なんで今ごろ、と思いながら、Yahooニュースを眺めていたら合点が行った。

どうもニュースキャスターの安藤優子が結婚とかなんとかのニュースが出ていたからだ。
アクセスのRefererをみてみると、その殆どがGoogleイメージから来ていた。これはニュースを読んだ人が、安藤優子ってどんな人だっけ、と調べたということだろう。では何故、別人の安藤裕子にヒットしたのだろうか。謎に次ぐ謎・・・。

それはですね・・・小生が以前エントリの題名を紛らわしくも「優子」と間違えて投稿してしまったから。
もう随分前にひっそり訂正しておいたのだけれど、まだ検索ロボット様の記憶には残っていたみたい。

検索で飛んできた方、安藤優子はニュースキャスターであって歌手ではありませんし、そもそも裕子ほど若くもない、というより母親ほども(多分)歳の離れた別人です。あ、いや、ごめんなさいごめんなさい。紛らわしくてスミマセン。念のために優子さんの写真もエントリに並べてみようかしら。・・・余計に紛らわしいって(笑)


さて、荒木経惟関係の本二題。

荒木本!―1970-2005
「荒木本!―1970-2005」
これは飯沢耕太郎が荒木の著作を年代別に排列しコメントを付けたもの。この分厚さがそのまま荒木の著作の膨大さを物語っている。70年から2005年までで357冊もの写真集その他を出しているという驚き。
こんなふうに個人の写真集のインデックスが一冊の本として出版されるというのも前代未聞。


美術手帖 2007年 01月号 [雑誌]
美術手帖2007年1月号でも特集をやっていますね。
どちらも美術出版社の刊行ということもあるのかな。


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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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