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December 25, 2006

四谷シモンと吉田良 / 『四谷シモン前編』『吉田式』

四谷シモン前編

四谷シモンの新刊。70年代に刊行された四谷の著作、「シモンのシモン」(75年)と「機械仕掛けの神」(78年、共にイザラ書房)の全編を収め、新たに写真、インタビューなどを盛り込んだ最新著作。
吉田式球体関節人形制作技法書ことに状況劇場時代や作家、芸術家との親交をちりばめた写真は前二作を持ってはいても欲しくなる内容だ。

「前編」とは半生記の意らしい。

そういえば最近、吉田良(吉田良一)が球体関節人形の技法書を出していて、義眼の製作法から頭髪の植え方など細部にわたって惜しげもなくその技法の一端を紹介している。

四谷や吉田、土井典などに続くはっとするような、美に淫したような人形を制作する作家が現れないものかと思う。


■月球儀通信:関連記事
- 『シモンのシモン』『人形作家』 / 四谷シモン 
http://azusayumi.tea-nifty.com/fragment/2004/03/__4.html

- 内藤ルネ / 『内藤ルネ自伝 すべてを失くして―転落のあとに』
http://azusayumi.tea-nifty.com/fragment/2006/01/____1e4b.html

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文化・芸術」カテゴリの記事

Comments

これこれこれ!『四谷シモン前編』!買いましたよ~。

この本を本屋でみつけた時は身震いしちゃいました。四谷シモンさんの人形、素敵ですよねぇ。そして俳優としてのシモンさんもまた素敵です。

実はその昔、シモンさんの素敵さをまだ今ひとつ実感していなかった若かりし頃、シモンさんの人形学校「エコール・ド・シモン」に通っていたことがあります。人形一体だけ作って辞めちゃったんですけど。

ゆらさん、な、なんですと?!
エコール・ド・シモンの生徒だったんですか?!
紀伊国屋画廊でよく生徒の展覧会をやっていたりしましたよね。
いやー、私も学生の頃行きたかったんですよ。
やはり技法は「張り子」がベースになっているのでしょうか。
しかし四谷シモンって凄いひとですよね。いやしかし驚きました。

この本、私も結局は買ってしまいそうです:)

「あれ?張り子だったっけ?」と怪しい記憶を掻きだしてみたのですが、スタートパックとしてもらったものは違いましたねぇ。各パーツがすでに石膏を固めたようなもので出来ていて、それに何かの塗料を塗ったり削ったりして自分の好きなフォルムを作っていくんです。結構地道な作業でしたが、教室の空気がゆったりといい具合で、そんな中で作業に没頭することがとても気持ち良かったのを覚えてます。いいとこでしたよ~。シモンさんも結構な頻度でいらっしゃいました。

こんにちは、ちょっと取り乱して失礼しました(笑)
?十年前、シモンさんの人形を置く代官山の喫茶店で張り子と聞いた記憶があったものですから。そこに置いてあった人形が欲しくて値段を聞いたら70万円とのことで諦めました(笑)
昔、原宿駅でエコール・ド・シモンの看板をみるにつけ行ってみたいと思っていたんですよ。学生でしたしちょっと予算が合わなかったんですけれど。
そうですか、最初はスタートパックというもので作るんですねぇ。
ご本人からも指導を受けられるなんてなかなか得難い経験をされたんですね。
時間がゆるせばゆったりとものを作ることをいつかしてみたいですねぇ。

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    渡辺克巳

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    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
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    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

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    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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