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9 posts from November 2006

November 27, 2006

しょうがない、雨の日はしょうがない

この間のエントリで「こっそりとつづく」などと書いていながら全然つづく気配もないが、実は電車のなかでちまちま書いたのに誤ってほかのファイルを上書きしてしまったから。本当です。嘘っぽいけど。内容は高野山で異人と出会い巻物と宝珠を授けられてから超人的な力が発揮できるようになりその間UFOに乗って火星まで行き、イエティやらツチノコやらチュパカプラなどと葛藤しつつ復讐の旅に出ると言う内容。最後はどうなんの?死ぬ。そんな話。のわけないし。自分は小学生か。

さて、いま別サイトの立ち上げを計画していて、HTMLを手書きでタグ打ちするのは簡単な構成であればともかく、ちょっと凝ろうとすればたちまち面倒となるし、その後のメンテナンスを考えるとCMSを使うのが良いのではと思い、近所の本屋で何冊かを買っていま研究中。

XOOPSかWordpressもしくはNucleusとか人口に膾炙しすぎた感のあるMT以外で遊びたくなってしまった。@NiftyのHPサービス、Lacoocanがバージョンは少々古いものの最近データベースが使えるようになったためにCMSの選択肢が増えたこともある。しかしこのLacoocanはドメインがxxx.coocan.jpという長いものとなって少々カッコが悪い。もっと短くして欲しいが、案外わざと長くしてドメイン取得サービスを利用させようと言う魂胆かもしれない。サーバはロリポ、さくらなども考慮中だ。

ただ、XOOPSのような動的コンテンツはGoogleなどの検索ロボットにかかりにくいという話もあって、いろいろと得失がありそう。

で肝心のコンテンツはこのブログとは全然別の内容となる見込み。少なくとも先にコンテンツの方向性を固めて出来うれば雛型までを考えておくのは必要だし楽しい作業でもある。
で、会議中にカードにアイデアを書き留めたりしてまぁそう言うわけで空想してから寝る日々です(古い)。

November 26, 2006

森山大道 / 『新宿+』

新宿+

月曜社発行の森山大道写真集「新宿」(2002年)に新たに増補し文庫判のポケットサイズとして「新宿+」が発行された。2000円と安価。しかし森山先生、新刊フォローが追いつきません・・・

■関連サイト
  - 月曜社 「新宿」オリジナル版特設サイト

November 22, 2006

最近気になる / 『ぼくはくま』と『倉橋ヨエコ』

ぼくはくま(DVD付)
最近気になる歌二題。NHK「みんなのうた」でオンエア中の宇多田ヒカル「ぼくはくま」。これ結構話題になってるようだけど、昨日も街で有線が何度か流れているのを聴いた。「ボンジュール、ジュマペール、くま」というセリフがかわいい。そういえば最近疲れて目の下にクマが。


人間辞めても
倉橋ヨエコ、これはもうなんというかとにかく。しかし才気を感じさせるなぁ。このヤサグレ感がなんともいえない。
まずは「恋の大捜査」「人間辞めても」あたりからYou Tubeでどうぞ。このPVのアニメもツボにはまりまくり。誰が作っているのだろう。

■You Tube「倉橋ヨエコ」の検索結果

November 19, 2006

渡辺眸、北島敬三とメメント・モリ

一昨日から作り始めた写真集のインデックスを編集しながら、自分の好きな写真家の作品のかなりのものが既に絶版になっているのを発見して感慨深かった。五十音順に並べながら(これが大変。もっとやりやすいと良いのだけれど。)例えば、渡辺眸などは自分のなかではもうすっかり忘れてしまっていて(申し訳ありません・・・)、わ、えーと渡辺兼人、渡辺克巳などと思い浮かべてふと思い出した訳だ。彼女の作品「東大全共闘」から「天竺」のインドへと移りゆく視線はなにか理解できるものがある。私のなかでは渡辺眸と歌人のだれだっけか、河野裕子だったかと何故か繋がっていて、ジャンルもなにも違うのにどういう回路なのだろうか何故だか取り違えていたりした。

そうそう、で絶版になっている話だけれど、北島敬三の「New York」や「写真特急便「東京」」などは、森山の影響がかなり色濃いものの、その都市への挑み方の尋常ならざるものに衝撃を受けた。すれ違いざまに恐らくノーファインダーで写し取った人々のスナップは、まるで小さな狼が巨大な都市に喧嘩を売るような、見事と言うほかない徘徊のありようだ。こういう写真が入手できないというのは私的には問題だ。で、せっせと恵比寿の写美の図書館で閉架から出して貰うことになる。

藤原新也の新刊「黄泉の犬」(文藝春秋)が書店の平台に置かれていた。帯にはガンジス河畔の例の有名な写真がデザインされていて、「人は犬に喰われるほど自由だ。」という当時のコピーが思い出された。なんでも10年前のカルト教団事件が主題らしい。正直このテーマには惹かれないのだけれど、昔の著作「全東洋街道」に影響されてオリンパスOM-1にズイコー28mmを付けて東洋街道の最終地点、旅の果ての高野山の宿坊へ藤原気取りで行った思い出がある。あぁ、はずかし。藤原の写真はポジをアンダー気味に撮ることで独特の色味をだしているようだが、何故だか微妙に色が滲んでいて、あのいわゆる「彼岸風味」のようなものは一体どこからくるのか、もしかして長旅のことレンズが手油で汚れているのではないだろうか、と思ってケンコーのUVフィルターを自分なりに汚して(笑)試してみたりした。

話が長くなりそうなのでこっそりとつづく。

November 17, 2006

写真集・写真評論のインデックス / 『書肆つくよみ』

先日、amazonのインスタントストアが正式版になったことで、写真集、写真評論、写真史に関する書籍を何よりも自分のためにインデックスしてみました。

日本の写真家を中心にした写真集、著作を写真家別に50音順に排列。既に絶版となっている書籍も古書での検索を考慮して出来るだけ挙げ、極私的なコメントと写真家のサイトなどもリファレンスとして今後書き足してゆくつもりです。

ブクログも実はパスワードを忘れてアクセス出来ず放置状態になっていて(苦笑)、この機能を今後こちらに移行する予定。このストアはカテゴリや書籍毎にコメントが付けられるのは良いものの、編集やデザインについては使い勝手がイマイチ。せめてCSSを編集出来るようにして貰えるようになれば良いのですが。

■書肆つくよみ 【写真集・写真評論・写真史】
書肆つくよみ:写真集・写真評論・写真史

November 12, 2006

森山大道 with ホルガ(Holga) / 『moriyama daido t‐82 』

moriyama daido t‐82

また欲しいものが見つかってしまった。

森山大道の写真集「moriyama daido t‐82」だ。発行はこの間「写真よさようなら」を復刊したパワーショベルブックス。ホルガにポラロイドという組み合わせで撮影された、森山の作品としては異色の写真集。トイカメラとはいえそこに流れる世界は森山大道そのものだ。遠くおぼろげな記憶のようなモノクロームはさながらトイカメラ版「写真よさようなら」といった趣き。いやカメラは何を使っても森山大道がそこに現出している不思議に頁をめくる指が止まらない。一切のテキストを排した造本で読者は直截に写真に向き合いそれぞれのもつ記憶を引き出されて行くことになる。並行して青山ブックセンターHMV渋谷店にて11月30日まで「moriyama daido t‐82」展が開催されており、ポラロイド原版が見られるとのこと。

下記サイトでも作品の一部を見ることが出来る。

moriyama daido t‐82 Power Shovel Books内のスペシャルサイト
 - http://www.powershovelbooks.com/t-82/

November 08, 2006

松田優作 / 『ひとごろし』

ひとごろしこのところ映画は見ていない訳ではないのだけれど、近頃何故か忙しくてまさにワーキングプアを地で行く日々。書き込みも間が空いてしまいエントリの日付をその空いた隙間を埋めるよう過去に遡って設定したりしてズルしてます(笑)。

で、この間タンバリン(古い・・・)こと丹波哲朗が亡くなったばかりという訳でもないが、最近観たもののなかで「ひとごろし」は松田優作の意外な一面が楽しめる作品だった。

丹波哲朗演ずる剣豪、仁藤昂軒を藩の命令で上意討ちするという内容なのだが、臆病者として笑われものになっていた松田優作演ずる双子六兵衛はふがいない自分のために妹の、かね(五十嵐淳子)に縁談がないことを気に病み、この上意討ちに自ら志願する。剣豪との直接対決では返り討ちに遭うことが目に見えている六兵衛が取った方法とは奇想天外なものだった。これを言ってしまうと作品の面白みが半減してしまうのでこれ以上はお楽しみ。最近DVDが出ているので借りやすい作品。

しかしあまり語られない作品とはいえハードボイルドのイメージが強い松田のこんな情け無い役柄を観られるのは貴重だ。83年の「家族ゲーム」での家庭教師役も松田の新たな魅力を引き出した作品だった。
五十嵐淳子は武家の娘という役柄が妙に合っているし綺麗。道中、六兵衛についてゆく旅館の若女将、おようを演ずる高橋洋子も溌剌としていて70年代の青春ドラマを思い出した。

最後の丹波との駆け引きのシーンは松田の迫力が途端に立ち現れて印象深い。さすがは優作、並の俳優じゃない。なお、この作品はコント55号主演「初笑い びっくり武士道」(72年、松竹)のリメイク。六兵衛に萩本、仁藤昂軒を坂上が演じた。 1976年、82分、松竹

November 06, 2006

グレース再び / トリアー『マンダレイ』

マンダレイ デラックス版ラース・フォン・トリアーのアメリカ三部作の2作目「マンダレイ」が棚に並んでいるのを発見して借りた。前回の「ドッグヴィル」での床に引かれた白線と最小限のセット、ナレーションとチャプターで物語を進める形式は踏襲されているが、グレースがニコール・キッドマンからシャマラン「ヴィレッジ」のブライス・ダラス・ハワードへ替わり、ギャングのボスである父親をウィレム・デフォー、そして女主人役に前作でも出演のローレン・バコールというキャスティングだ。
前作から話は続き、アメリカ南部の街、マンダレイへとやってきたグレースは70年前に廃止された奴隷制度がまだ生きているのを目の当たりにする。義憤に駆られたグレースは黒人たちを解放し、自由と民主主義を理解させようとするが、実はその制度の存続にはグレースの浅薄な行動からは及びもつかない深い理由があった。

前作の暗喩ともいうべきアメリカ批判は今作ではさらにあからさまになっている。善意とヒューマニズムという名の価値観の押しつけを有無を言わせぬ圧倒的な武力をもって行ってきたアメリカ。トリアーの視線はエンドロールで流されるブッシュやその他事件、戦争のニュース映像を見ても直截的過ぎる程に観る者を挑発する。

当の一般のアメリカ人にはどう映っているのかが気になってYahooアメリカのユーザレビューを見てみたが、思いの外反応は薄くて、現時点で3点のレビューのみだった。勿論Yahooアメリカといえども評者がアメリカ人とは限らないが。そのうち2件は評価良で、1件の低評価もグレースの性的描写(これ、R-18指定です。)がブライス・ダラス・ハワードの役柄に合わないというどうでも良いもので、もっと白熱した議論があるものと思ったが期待はずれ。

今からアメリカ3部作の三作目「ワシントン」での展開が楽しみだ。


■関連記事
 月球儀通信:
 - L・フォン・トリアー / 『ドッグヴィル』 あるいは「アメリカ」への悪意

November 04, 2006

Hipster PDAとamazonカード

朝晩は随分涼しくなってきたが冬に向けて衣服を引っぱり出すのが億劫でなかなかその気にならない。そういえば最近服を買ってないなぁ。さて、この間、来年の手帳についてエントリしたが、そのなかで小生が5x3インチの情報カードをもう随分長い間使っていることから、ちょっと思いついて今どき情報カードを使っている自分のようなひとがいるのかと思い少々調べてみた。

調べているうちに、どうも最近、いわゆる仕事術というのか、仕事のマネジメント関係の手法にGTDというものがあって、そのツールとして5x3カードが使われているのを知った。GTDというのはなんでも米国のDevid Allenが提唱する仕事術でその著書「Getting Things Done」の略という。その内容は、小生もこの本を読んでないしよく分かっていないのだが、まず頭のなかにある仕事や生活にいたるまでの懸案事項を全て紙に書き出して、その内容を吟味し軽重に応じて解決して行くというものらしい。とにかく片づいていない多くの仕事でもやもやしている頭の中を一度洗いざらい吐き出して客観化することで、気分的にも整理をつけるということ(のようだ。詳しくは知らないがこんなところが参考になりそう。)

このGTDを実践する際に5x3カードをクリップで纏めたものが使われており、それをお尻のポケットにいれて持ち運ぶようなラフな使い方から紙の簡易なPDAに見立ててHipster PDAと呼んでいるらしい。

これって、小生が昔からやっているそのままの方法で少々驚いた。というよりカードの持ち運びかたというのは結構悩む問題で、カードケースやウォレットに入れてしまうと出すのが億劫というのがあって、結局機動性を考えるとシャツの胸ポケットに十数枚を入れておくことになる訳だけれど、そうするとクリップで纏めるというのは極く自然な成り行きで、そもそもカード使いは自然な帰結として殆どこんな使い方をしているのではないかと思うのだが。

* * *

amazonがコンビニで買えるプリペイドカードを出したというのを知って、クレジットカードを使うのに抵抗のある小生には朗報だった。早速コンビニ(ローソンやampmが扱う)に行ってみたが、「は?」とか「1000円と500円の二種になります。」などと完全にテレフォンカードと勘違いしているような不徹底さでなかなか話が通じなかったが、全ての店舗で扱っているわけではなさそうで、ようやく扱い店を見つけて5000円のカードを買った。
後ろがスクラッチになっていて、現れる番号をサイトで自分のアカウントにチャージできる。これでモールスキンのポケットとLarge squared noteを買ってしまった。amazonで買うと安いものを選べば節約になるので好都合だ。クレジットでの買いすぎ防止にも良いかも。

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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