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August 20, 2006

明けましておめでたくないお盆かな

とうとうお盆が過ぎて世の中が夏休みモードから徐々に元に戻りつつあって、ちょっとカナシイ気分になってくる訳だけれども、blogの更新もお盆モードで久しぶりのエントリ。さて贔屓にしていたあるblogが突然の終了宣言で驚いたが、blogも引き際が肝心なのかも知れないとも感じた。blogを終えるというのは、特別に期間限定のテーマだったりしないごく普通の日記風の場合、どういう状況なんだろう、自分がこのblogを終える時はどういう理由に拠るのだろうかと少々考えた。単に漫然と書いているようなこのblogならば興味を失って恐らく放置するか、あるいは漫然と描き続けているうちにある方向性を見つけて仕切り直す為に一旦終わらせる、というようなシチュエーションならば自分にも考えられるような気がする。

お盆中に観た映画。
・『女囚701号 さそり』(1972年)
・『女囚さそり 第41雑居房』(1972年)
・『女囚さそり けもの部屋』(1973年)
・『女囚さそり 701号怨み節』(1973年)
・『修羅雪姫』(1973年)
・『修羅雪姫 怨み恋歌』(1974年)
・『無宿』(1974年)
・『しなの川』(1973年)

書籍
・『東京の下層社会 』(紀田順一郎、ちくま学芸文庫)
・『日和下駄』(永井荷風、岩波文庫)
・『色街を呑む!』(勝谷誠彦、祥伝社文庫)
・『虹列車・雛列車』(花村萬月、集英社文庫)
・『雷蔵好み』(村松友視、集英社文庫)

しかし、梶芽衣子の「女囚シリーズ」を連続して観ると頭が変になりますな(笑)。レビューは後で纏めて。「修羅雪姫」、「無宿」は梶つながり。この「無宿」は高倉健、勝新太郎、梶芽衣子という嬉しさで涙のキャスティング。「しなの川」は上村一夫つながり。梶作品はあと78年の「曾根崎心中」を観たらしばらく遠ざかろう。テレビコメンテーターというか評論家の勝谷誠彦の「色町~」は思いの外面白し。萬月の作品つながりで。

森山大道の73年の新宿を撮影したフイルム「25時 shinjuku, 1973」が発見されそれがいま清澄白川のタカイシイギャラリーで公開されていて、先々週の日曜日に行ったところ30分以上汗みどろとなって歩きやっと所在を見つけたのになんと休廊で打ちひしがれたが、気を取り直して昨日の土曜日に再び出かけたところ、お盆休みだった・・・
なんでも22日からとのこと。二度も肘鉄を食らった感じ。26日(土)の最終日にチャンスを残すのみ。
このフイルム、新宿区が街のプロモーションフィルムを森山に依頼したものの、「完成した映像は、どこの国かわからない、国籍不明の映像だったため、未公開のまま30年以上も眠ってい」たらしい。どうしても観たい映像なので再々トライか(涙)。しかし、よく調べてから出かけろと自分に説教したい気分。苦笑するしかないですね。

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Comments

たびたびすみません。二度のヒジテツ、お察しします。「よく調べずに行動する」に、とても親近感.....ちなみに、私は常に5分前行動です。もちろん、「5分前から行動を起こす」の意ですが。
若かりし頃の梶芽衣子さんを観た最初。映画の『曽根崎心中』だったことを思い出したのです。たしか、共演は宇崎竜童さん。中学生の頃、冬休みの民放深夜枠で放映していたのを観たのでした。冒頭のシーンから、トラウマになるほど........怖かった.....。

「曾根崎心中」は名匠増村保造監督ということでちょっと楽しみです。宇崎竜童にはダウンタウン・ブギウギバンドでデビューしたての頃に握手してもらったことがあるんですよ。街の歩行者天国にしつらえられたステージで「港のヨーコ」を歌い終えた宇崎がステージを降りて最前列に陣取っていた小生含む悪ガキに順番に握手してくれたんですね。で、みんな子供ですから進んで手を出したりしてましたが、そういうことが気恥ずかしくて出来ない性分の小生は黙ってみていたわけです。そんな小生をみて宇崎の方から手を出してくれて、ちょっと嬉しかったのを覚えています。「港のヨーコ」のプロモーションだったと思うので、多分75年のことですね。そのとき小生は中学生に上がったばかりだったのでした。つい思い出してつらつらと書いてしまいました。その怖いシーン、これから観てみますね。

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    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
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    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

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    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

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    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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