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6 posts from June 2006

June 24, 2006

ちょっと旅行へ

明日から一週間ほど旅行へ行ってきます。
行き先はアメリカ南部のちいさな街。
ということで、もともと滞っていたエントリが
さらに滞りそうですが、
現地で接続出来るようならモブログでも
してみるかも知れません。
・・・これが仕事でなかったら良いんですが。
おまけに、タイミングの良いことに
親不知が痛み始めてまして。
痛み止めを持ってだましだまし。
では、行ってまいります。

June 17, 2006

スマトラ式とワールドカップ再び


これ、サッカーワールドカップの公式スタジアムの一つ、「FIFAワールドカップスタジアム ミュンヘン」なんだけれど、ついこの間、開催国ドイツが開幕戦をこのスタジアムで戦ったらしい。昨年ミュンヘンに行った時にアウトバーンを飛ばしながら(ちなみに飛ばしているのはスピード狂のドイツ人で小生は助手席。)、「これが来年のワールドカップのために作られたスタジアムで、この間出来たばかりなんだけど。」「ふーん。」「どう?すごいでしょ。良いデザインだよね。写真撮ったら。」「え?いいよ。」「何?!興味ないとでもいうの?」「全然。」「信じられないな。早く撮らないと通り過ぎちゃうよ...撮れ!」「わーったよ!」というような流れもあってお義理で撮った気の抜けた写真。そういえば、と今頃気がついて捜してみたらあった訳。イギリスでもタクシーの運転手がサッカーの話ばかりで辟易。「じゃぁ、日本では何が人気のスポーツなの?」「僕が興味ないだけでサッカーはポピュラーだよ。それと野球かな。」「野球?まるでアメリカ人だな。」「あれ?日本はこないだアメリカの最も新しい州になったんだよ、あんた知らなかったのか。」などと盛り上がるでもない自虐的あほ話など。しかしサッカーに興味がない私は世界的にも浮いてるって訳?・・・そうだろうともさ・・・デストロイ!((c)ジョニー大蔵大臣@水中、それは苦しい)

ツキイチで行かないと調子が出ない、神保町はスマトラカレーの共栄堂に実はのれん分けした店があって、その名も同じ共栄堂といい、やはりスマトラカレーがメニューにあるらしいことを知って、随分長い間食べ続けていたのにその存在を全然知らなかったというのが最近の衝撃ニュースだった。
そのもう一つの共栄堂は内神田にあって、JR神田駅西口から徒歩3分ほどにあるらしい。
見た目は黒い例のスマトラ風だが、味はかなり違うとか、カツカレーはドンブリで出てくるなどという情報も。
この気を失いそうなニュースを、やはりスマトラ中毒の友人に息も絶え絶えにメールで教えたら、「な、何ですと!?」という返信メールが(笑)。では仕事帰りに落ち合って行こう、と固く誓ったものの、雨が降っていた為にアッサリと延期した。来月にでも出直すことに。スマトラ式カレー・・・奥が深すぎます。

June 13, 2006

萬月と蹴球とヨコハマメリー

昨日はサッカー世界杯で豪州に負けたらしいけれども、そもそも興味がない小生、デスクで今日日本の試合があることすら知らなかったことが露見して皆珍獣でもみるような眼つき。観戦の準備と称して麦酒を買い込みそそくさと早めに帰る同僚にかこつけて自分もいつもより早く退けた。
帰りに書店で花村萬月の「惜春」が文庫で出ているのを見つけ購入。雄琴が舞台の青春小説だ。萬月の作品は性と生と暴力の背景にいつもこそばゆくなるような他人との繋がりが疑似家族として描かれることが多くて、この疑似家族というものにはそれが例え予定調和であってもつい惹かれてしまう。いわば小生の弱点なのだ。花村の作品としては軽いが、このテーマの続きをもう少し、できれば長編で読みたいと思う。
巻末の著者あとがきで、この作品の構想のきっかけとなった本、広岡敬一「ちろりん村顛末記」、小沢昭一「ドキュメント、綾さん」の二冊が挙げられていてこれも読みたくなってきた。どちらも昭和50年ごろの特殊浴場に取材したノンフィクションだ。
広岡敬一はこの分野の取材記者として著名で最近物故されたようだが、晩声社のヤゲンブラ選書にも著作あり。現在公開中の映画「ヨコハマメリー」に出演しているようだ。この映画、かつて横浜の街頭に立っていた娼婦メリーを巡る証言で構成されたドキュメントで東京ではテアトル新宿でレイトショー上映されている。寝不足覚悟で観にゆく予定です。

June 10, 2006

『東京のこっちがわ』 / なぎら健壱

金曜の深夜番組、タモリ倶楽部で常連の無精ヒゲに飄々とした風体のおじさん、フォークシンガーのなぎら健壱が昨年2005年9月に岳陽舎から出版した「東京のこっちがわ」は、映画「三丁目の夕日」を彷彿とさせる東京下町を撮り溜めた写真集だ。神田三省堂の写真コーナーで手に取ったが、これがなかなか良くて気に入ってしまった。
街をスナップする写真作家のスタンスには二通りあって、それは街を突き放す作家と、街に同化する作家だ。と勝手な二分法で考えれば、なぎらのスナップは勿論後者だろうし、下町という彼のホームグラウンドならではの慈愛に満ちた視線が撮影時の楽しさまで感じさせてくれる。
このひと、以前「日本フォーク私的大全」(99年、ちくま文庫)でその文才を感じさせたが、写真の腕もかなりのものだ。ちなみにこの「日本フォーク私的大全」は、日本のフォークシーンを語る上で避けて通れない必読書だと思う。豊富なエピソードをちりばめながらも、日本フォークの流れがしっかりインデックスされていて面白おかしく読みながらも資料として充分使えるものとなっている。70年代フリークとしては手放せない。
なぎらといえば、70年、伝説の「中津川フォークジャンボリー」に「怪盗ゴールデンバットの唄」で飛び入りデビューしたエピソードは余りにも有名で、以来マルチなタレントとして異才を放っているが、こんな写真を撮るとは知らなかった。
随分前のバラエティ番組で、なぎらがフォークの講義と銘打って、ギター片手に「とにかく歌詞の語尾に~だろう。という言葉をつければフォークになるんですね。」などといいながらいかにもありそうな当時のフォークシーンをパロディにしてみせたのには抱腹した。坂崎幸之助となぎらをパーソナリティにしてフォークを語る番組をどこかのテレビ局が企画しないものだろうか。

日本フォーク私的大全
日本フォーク私的大全

- 東京のこっちがわ 2005年 岳陽舎

June 09, 2006

市場大介絵画展@タコシェ

中野の魔窟、ブロードウェイのタコシェで6月24日から7月7日まで、「市場大介絵画展」が開催されるとの報せがメルマガに。新作「下水道鯰子の生涯」の刊行に合せて行われるようだ。サイトによると既に店員だった高円寺の古着屋&古本屋、アニマル洋子を辞めて画業に専念するとのことで、フランスでの作品集出版のため渡仏するらしい。私家版の「アナザーホワイト」にたまたま触れて以来ひそかにこの人、ことによると天才?かもしくは、と思っていたが、得てしてこういうアングラなテイストの作品は国内より先に海外で評価されるものだ。

■関連サイト
- イチババランス
- タコシェ

June 04, 2006

男の子に手を握られる / 『フライトプラン』

最近ほとんど週末ブロガーになり果てているわけだけれども、久しぶりにTSUTAYAへ行ってめぼしい映画を捜してみたがこれと言って惹かれるものがなかった。江口洋介、宮崎あおい、小島聖、松田龍平などが出演する「ギミー・ヘブン」で鳥肌実が親分役で出ているのをみてちょっと心を動かされたものの、ジャケットをみてもとても見る気になれない。そういえば、松田龍平から連想して「探偵物語」のDVDを一度通読ではなく通観でもなく、とにかく全巻通して見てみたいのだけれど、レンタルで借りられるのか今度捜してみよう。劇中、神田須田町にあった同和病院が探偵事務所の舞台となっていたのだが、その建物も既に取り壊されて今はない。入ったことはなかったが、いつも前を通り過ぎるときにかいま見えた受付のたたずまいやアンティークな天井灯など、病気になって入院したかった位だ。何でも取り壊して新しくすれば良いというものでもなかろうに。建築技術が進んだ現在、古い建物を持ちこたえさせる技術がどうして進まないのか。

で、新作コーナーで毎度のことながらアンチハリウッド派の小生ではあるものの結局ジョディー・フォスター主演の「フライトプラン」で折り合った。

話が逸れるが、コンビニやこのTSUTAYAでも、お釣りを渡すときに、客の手を両手で包むようにするというマニュアルがあるようだが、これはやりすぎではないかといつも思う。以前にも書いたが、異常な言葉遣いからこんな場末のキャバレーのような仕草まで本当に良かれと思ってやらせているのだろうかとその何かを掛け違えた感覚に驚く。
昨日はバイトの男の子に小生(念のため男です。)の手をネッチリと包み込まれて、思わず顔を赤らめた手を引っ込めたのだが、マニュアル通りにやらされているバイト君にも同情を禁じ得ないものの、例えば私が女性だったら嬉しいと思うだろうか。むしろセクハラで訴えたくなるかも知れない。別のコンビニでも女子高生とおぼしきバイトさんから同じサービス(これサービスなの??)をやられて、この場合ちょっと変な気分になりかけた(笑)が、大手デパートに勤める友人から聞いた話では、ストーカーが跋扈する昨今、どう勘違いされるか分からないために不用意に愛想を振りまかないように最近は接客指導をしているということだった。単なる営業上の笑みを勘違いする輩も多いということだろう。
小生にもし娘がいてコンビニでバイトをやりたいと言ったら、「手を握らせるなんて、そんなコンビニには時給を倍にするよう交渉しなさい行かせたくない。」というかも(笑)。

で、こんなことを書くうちに「フライトプラン」はもうどうでもよくなっちゃったのだが、飛行機のなかで娘がいなくなった時点でこれほどすぐに機内の隔壁にまで行って暴れ回る母親はいないよなぁ、という感想。プロットに無理があって「パニックルーム」程には今ひとつ乗れないが、上映時間も短いしネタバレになるので書かないがサプライズもあって上手く纏めてはいる。それにしてもジョディーは歳相応に綺麗だ。2005年、98分。

フライトプラン

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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