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June 04, 2006

男の子に手を握られる / 『フライトプラン』

最近ほとんど週末ブロガーになり果てているわけだけれども、久しぶりにTSUTAYAへ行ってめぼしい映画を捜してみたがこれと言って惹かれるものがなかった。江口洋介、宮崎あおい、小島聖、松田龍平などが出演する「ギミー・ヘブン」で鳥肌実が親分役で出ているのをみてちょっと心を動かされたものの、ジャケットをみてもとても見る気になれない。そういえば、松田龍平から連想して「探偵物語」のDVDを一度通読ではなく通観でもなく、とにかく全巻通して見てみたいのだけれど、レンタルで借りられるのか今度捜してみよう。劇中、神田須田町にあった同和病院が探偵事務所の舞台となっていたのだが、その建物も既に取り壊されて今はない。入ったことはなかったが、いつも前を通り過ぎるときにかいま見えた受付のたたずまいやアンティークな天井灯など、病気になって入院したかった位だ。何でも取り壊して新しくすれば良いというものでもなかろうに。建築技術が進んだ現在、古い建物を持ちこたえさせる技術がどうして進まないのか。

で、新作コーナーで毎度のことながらアンチハリウッド派の小生ではあるものの結局ジョディー・フォスター主演の「フライトプラン」で折り合った。

話が逸れるが、コンビニやこのTSUTAYAでも、お釣りを渡すときに、客の手を両手で包むようにするというマニュアルがあるようだが、これはやりすぎではないかといつも思う。以前にも書いたが、異常な言葉遣いからこんな場末のキャバレーのような仕草まで本当に良かれと思ってやらせているのだろうかとその何かを掛け違えた感覚に驚く。
昨日はバイトの男の子に小生(念のため男です。)の手をネッチリと包み込まれて、思わず顔を赤らめた手を引っ込めたのだが、マニュアル通りにやらされているバイト君にも同情を禁じ得ないものの、例えば私が女性だったら嬉しいと思うだろうか。むしろセクハラで訴えたくなるかも知れない。別のコンビニでも女子高生とおぼしきバイトさんから同じサービス(これサービスなの??)をやられて、この場合ちょっと変な気分になりかけた(笑)が、大手デパートに勤める友人から聞いた話では、ストーカーが跋扈する昨今、どう勘違いされるか分からないために不用意に愛想を振りまかないように最近は接客指導をしているということだった。単なる営業上の笑みを勘違いする輩も多いということだろう。
小生にもし娘がいてコンビニでバイトをやりたいと言ったら、「手を握らせるなんて、そんなコンビニには時給を倍にするよう交渉しなさい行かせたくない。」というかも(笑)。

で、こんなことを書くうちに「フライトプラン」はもうどうでもよくなっちゃったのだが、飛行機のなかで娘がいなくなった時点でこれほどすぐに機内の隔壁にまで行って暴れ回る母親はいないよなぁ、という感想。プロットに無理があって「パニックルーム」程には今ひとつ乗れないが、上映時間も短いしネタバレになるので書かないがサプライズもあって上手く纏めてはいる。それにしてもジョディーは歳相応に綺麗だ。2005年、98分。

フライトプラン

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    渡辺克巳

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    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


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    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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