Flickr


  • www.flickr.com

exhibition

« 森下愛子・永島敏行 / 『十八歳、海へ』と『サード』 | Main | 『LOVE書店!』 / 本屋大賞2006選考間近 »

March 22, 2006

まず脳からデトックスしたい

最近流行のデトックス。そうよく耳にすると自分の体のなかに得体の知れない重金属とかその他もろもろ余計なものが溜まってそうな気がしてくる。
実はひそかにメープル野郎を自称して憚らない小生は、何かに付けメープルシロップがかかったパン、アイスクリーム、ホットケーキなどを口にしてしまう傾向がある。何でメープルシロップってこんなにオイシイの?特にバターとの相性がバツグン、などと成人病まっしぐらな危険思想に冒されていて、どうも容易に転向出来そうにない。

そう思うと一刻も早くおぞましい毒を外に出したい欲求が高まってきて、恐らくそういう気分にさせることで商売に繋げてほくそ笑んでいる向きもあるとは分かっているものの影響されやすい性分からか、ネットで見つけた「毒出しジュース」なるものを試しに作ってみた。

このジュースとは、ミントティーにショウガ、レモン汁を加えてミネラルウォーターで希釈、1日1リットルを目安に飲むと言うもの。場合によってオリゴ糖を加えることもあるらしい。デザイナーだかなんだかのカールなんたらという御仁がこれで40kg以上痩せたというが、そもそも40kg痩せられるというもとの体重は一体何キロあったのか、そちらの方が驚くというものだ。
これは前に流行った「ショウガ紅茶」に近いかも知れない。ショウガを摂ると体が温まってきて基礎代謝が上がるとか上がらないとか。そもそも、デトックスとはその語から察するに毒=toxを出す=de、つまり解毒という訳だから、必ずしもダイエットとは同じ意味ではない筈だが、ネットで調べてみるとどうもその辺りが曖昧に受け取られているようで、なんでこのジュース(しかしこれジュースか?)に解毒作用があるのか全く分からない、とはいえ大してお金もかからないので遊び半分に当分続けてみようかと思ってます。あとで報告しますね。
しかしこういうダイエット(もう誤解してる)はどうもなにかを飲むという方法ばかりで、どうしても「運動をする」とか「余計に食べない」というプラス方向には気が向かないというのは自分でも見て見ぬ振りなところがおかしい。
多分、ちゃんと運動して脱メープル生活を実践すればスッキリするんだろうけれど。

その前に、仕事のしがらみなどもろもろややこしいものを一旦捨て去りたい、つまり脳のデトックスをしたいくらいだ。一ヶ月ほど南の島で寝そべっていたら相当デトックスできそうなのだけれど、そういう無理なことを考えることでまた毒がたまったりして。というより、デトックスって一種の強迫観念のようなもの?「解毒信仰」とか「解毒神経症」を生んでいるのではないかと思いながらジュースをすすっております。

« 森下愛子・永島敏行 / 『十八歳、海へ』と『サード』 | Main | 『LOVE書店!』 / 本屋大賞2006選考間近 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

(Not displayed with comment.)

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/21097/9214689

Listed below are links to weblogs that reference まず脳からデトックスしたい:

« 森下愛子・永島敏行 / 『十八歳、海へ』と『サード』 | Main | 『LOVE書店!』 / 本屋大賞2006選考間近 »

NAVIGATION

GALLERY


  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

Blog People

無料ブログはココログ

search


  • Google

thank you!