Flickr


  • www.flickr.com

exhibition

« ブシェミ節炸裂 / 『アイランド』 | Main | 10人のGR DIGITAL / 『GR DIGITAL BOX』 »

February 19, 2006

森山大道 / 『写真よさようなら』再刊

写真よさようなら

森山大道:写真よさようなら

古書では既に入手が難しい森山大道の初期の写真集「写真よさようなら」が再刊されるらしい。
72年刊になるこの写真集はブレ・ボケ・アレのコンポラ調と言われた写真潮流の元となった記念碑的な作品であり、写真による思想的挑発という試みだった。写真評論社刊のオリジナルには中平卓馬との対談が収録されていたが、今回再販を企画したPowerShovelBooksによれば、この対談と含め全てのテキストを割愛して版型も当時より大きくし、既にネガが残っていないためオリジナルから版を起こして当時よりもコントラストを高め、よりアレ・ボケを強調したものとなったとのことだ。小生としては写真史的な背景と言うものが重要な意味を持つこの作品ではやはり写真評論社のオリジナルを忠実に復刻すべきだったのではないかと思う。とはいうものの、古書価格ではかなりの値がついて容易に入手出来ない幻の写真集が安価に手に入る意味は大きい。
最近、森山の仕事にはこの復刊も含めて再評価の機運が高まっており目が離せない。
発売は2006年3月を予定しているとのことだ。

■関連サイト
- 森山大道オフィシャルサイト -moriyamadaido.com-
- パワーショベルブックス:写真よさようなら 森山大道

- 森山大道の著作へ(amazon.co.jp)

« ブシェミ節炸裂 / 『アイランド』 | Main | 10人のGR DIGITAL / 『GR DIGITAL BOX』 »

写真」カテゴリの記事

Comments

貴重な情報、ありがとうございました。
これだから、azusayumiさんのblogから目が離せません(笑)。
写真集だけは、本当にあるウチに手に入れておかないと......。
機械よりもフィルム、フィルムよりも写真集.....しかし、もしかする
とフィルム>写真集になる日が近くなるかもしれませんね。難し
いところです。

marmotbabyさん、こんにちは。目が離せないではなくて、正視できないの間違いでは?(笑)。どもども、こちらこそ:D
本当ですね。市場に出ても大方、古書価は高くなりますし。Photo Pocheとか昔出ていた朝日ソノラマの写真叢書のような写真家の代表作を編んだ安価なシリーズがまた出てくれば随分違うと思うんですけれど、出版社は儲からないのか、あまりこの分野に手を付けないようなのが残念です。フイルムも益々値段が上がりそうで心配ですね。

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

(Not displayed with comment.)

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/21097/8720401

Listed below are links to weblogs that reference 森山大道 / 『写真よさようなら』再刊:

« ブシェミ節炸裂 / 『アイランド』 | Main | 10人のGR DIGITAL / 『GR DIGITAL BOX』 »

NAVIGATION

GALLERY


  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

Blog People

無料ブログはココログ

search


  • Google

thank you!