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January 30, 2006

【訃報】 路上の写真家、渡辺克巳死去

新宿を舞台に流しの写真家として著名な渡辺克巳が2006年1月29日、肺炎のため死去との報。
享年64歳。代表作に「新宿群盗伝 66/73」(薔薇画報社)、「新宿群盗伝伝」(晩聲社)、「ディスコロジー」(晩聲社)、「新宿 1965‐97」(新潮社 フォト・ミュゼ) 、「HotDog―新宿1999‐2000」(ワイズ出版 写真叢書)など。

新宿 1965‐97―娼婦、ヤクザ、オカマ、ヌード嬢…彼らが「流しの写真屋」の客だった
新宿 1965‐97―娼婦、ヤクザ、オカマ、ヌード嬢…彼らが「流しの写真屋」の客だった



- HotDog―新宿1999‐2000(ワイズ出版、写真叢書、2001年)

- ディスコロジ-(晩聲社 1996)
ディスコロジ-

Gangs of Kabukicho.
Gangs of Kabukicho.


まだ64歳とは若すぎる。本当に残念です。
ご冥福をお祈りします。

■月球儀通信 関連エントリ
- 渡辺克巳 / 『新宿群盗伝伝』(ヤゲンブラ選書)

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» 写真家・渡辺克己さんの訃報 [全ての未確定に火を放て]
 1月29日、新宿群盗伝など、  数々の”新宿”を撮り続けてきた写真家・渡辺克己さんがお亡くなりになった。    以前、ゴールデン街のバーで、おかまのママさんに、  渡辺さんに撮ってもらったという写真を見せてもらったことがある。  凄く綺麗だった。ママさんの宝物だ。  生前は大勢の仲間を連れ、2、3人しか入れない、その店内で、  10数人で立ち飲み酒宴をしたとか。    渡辺さんは、撮影した写真を翌日に渡すという「流しの写真家」として、  怪しい新宿の夜の街で、多数の人物を撮... [Read More]

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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