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December 05, 2005

世界選手権まであるとは・・・ / 『拳の文化史』

http://www.worldrps.com/index.html

もの凄く唐突ですが、ジャンケンって英語では rock-paper-scissors というんですね。この順番にもいろいろあるみたい。そのまんまです。
「パー」は「紙」ですが、欧米では手の甲を上に向けて指を広げずにあたかも「セーフ!」とやるみたいに出すんですね。

私の地域では「ジャンケン、エッ!」と言ってました。最後の「エッ!」というのがいまだに良く分からないのですが、単なる気合いなのか・・・。スタンダードは「ジャンケン、ポイ!」だとすれば亜種かも。
言い方は、「じゃ~ん~け~ん~、エッ!」というジャンケン部分をだらしなーく伸ばすというリズム。
「チッ、ケッ、タッ!」とか、「グーパー、グーパー、グーパー、ジャン!」なども聞いたことがあります。
地方毎にいろいろあるみたいで面白い。
ジャンケンに似たお座敷遊びの「藤八拳」なんてのもありますが、これは庄屋、鉄砲、狐の組み合わせ。
三すくみの世界観です。

このジャンケントーナメントをモチーフとした映画まで制作されています。
- Rock Paper Scissors

The Official Rock Paper Scissors Strategy Guide
The Official Rock Paper Scissors Strategy Guide

ジャンケントーナメントのオフィシャルガイドブックです。
たとえジャンケンとはいえ戦略などと真剣です。

拳の文化史
拳の文化史

江戸時代には数拳・虫拳・虎拳・狐拳などのいろいろな拳遊びが流行し
これらを本格的に勉強するために「拳道」まで成立したらしい。
日本人はなんでも道にしてしまうんですね。

この本についての書評をセイゴオ先生が書いていらっしゃいました。
- 松岡正剛の千夜千冊 / 『拳の文化史』 セップ・リンハルト


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    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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