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18 posts from November 2005

November 27, 2005

Stitching "etude #005"

Stitching

神田の猿楽町交番です。
スティッチングは整然と繋ぐより、少しずれていた方が面白いと思うのですが、
そのずらし加減が難しくてなかなか上手くいきません。

November 26, 2005

いつか見た街 / 『ALWAYS 三丁目の夕日』

仕事で最近少々煮詰まってきたこともあって、かどうか自分でもわからないが、ふと通りかかった映画小屋で「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005年、133分)をやっていて、たまには泣ける映画をと思い立ち思わず飛び込んだ。ALWAYS 三丁目の夕日 オフィシャル・フォト・ブックビッグコミックオリジナル連載の西岸良平原作「三丁目の夕日」の映画化だ。この漫画はもう何年続いているのか分からないが、私にとっては定食屋で手に取りいつも読むともなく読むという感じのいかにもBCオリジナルらしい作品。

TVスポットのトレーラーで、車窓から見上げる街並みのカットが心に留まっていた。その先には建設中の東京タワーが見えてくる映像だ。いつも写真を撮りながら広角で仰ぎ見る映像というのは子供の視線に近いのではないかと考えることがある。これは前々から気にかかっていて、視点を下げた仰角気味の写真を自分なりに纏めて見たいと思っているのだがなかなか良いものが撮れないでいる。

舞台は東京タワー建設中の昭和33年の東京。しかし銀座、高円寺という具体的な地名が出てくるものの夕日町という地名が示すとおり架空の街だ。そこで繰り広げられる人情エピソードに、なつかしい昭和の調度や茶の間に現れたテレビや冷蔵庫、金の卵と言われた集団就職などの世相をちりばめた構成となっている。

この映画はそもそもこの時代の忠実な再現ではなく、人々の記憶にある時代のイメージを拾った寓話、という受け取り方をするべきものだろう。それは架空の地名や登場人物の名前などに表れているのだが、そう考えればアラ探しという無粋なことをせずに楽しめる。
私の子供の頃にもまだあったコンクリート製で前と上に木の蓋がついていた街のゴミ箱や、湯たんぽに湯を入れるシーン、駄菓子屋で売っていた銀玉鉄砲や模型飛行機は見ただけで途端に忘れていたものが呼び戻される。こう感じるとモノには呪力があるとしか思えない。
街のディテールの再現にはかなりこだわったようだ。しかしいくら当時でもホーロー看板はあんなに数多く貼られてあったかな、などと思ってしまったり、オープニングの都電の走る街並みが、「血と骨」のセットと同じと気づいてしまったりをその都度うち消しつつも、泣かせようという意図を分かりすぎるほど分かっていながらつい泣いてしまった。子供やヒロインとの別離という言ってみれば月並みなエピソードも、それがどうあれおそらくそれに反応する回路をひとは先験的に持ってしまっているのだろうか。
しかしあれほど東京タワーが近い場所というのはどの辺りを想定しているのだろう。
その後何十年か経ち、子供達は急激に値上がりした土地を売ってバブル長者となった、という後日談は無論ないが、こんなことを想像する自分が嫌だとは思う(笑)。

出演は吉岡秀隆、堤真一、小雪、薬師丸ひろ子、三浦友和、堀北真希他。

- ALWAYS 三丁目の夕日 公式サイト

November 23, 2005

『時間の断崖 ときのきりぎし』

書棚を整理していたら、随分前に作った手製の写真集が出てきた。

ハガキサイズのスケッチ帳に写真をコピー機で複写して貼り付けただけの簡単なものだ。
荒木経惟の「ゼロックス写真帖」を真似してもう15年以上前に作ったのだが、遊びで作るうちにだんだん面白くなってきてスケッチ帳から切り離してパンチ穴をあけ、そこにハトメを打って紐で綴じてみたりした。

題名は表紙にいつもの「untitled」とダイモで貼っているが、扉を開くと別の題名が現れるのがご愛嬌。
「時間の断崖」と書いて「ときのきりぎし」と読ませるのだが、これは塚本邦雄の歌集から拾ったものを拡大コピーして貼り付けた。今みると、なんともハズカシイ。

別ページに中身をアップしてみました。

- 時間の断崖(ときのきりぎし)


November 22, 2005

『真夜中の弥次さん喜多さん』と『ハサミ男』 / 麻生久美子オールナイト

眩暈がしそうになったら空を眺めると良いのです。
中央線の長いエスカレータに並んでプラットフォームに上がるまでの間、前に並ぶ女性の着ている服の千鳥格子を眺めているうちに芒と眩暈がして、しばらくベンチで休んでいた。まるでエッシャーのだまし絵のようなその執拗な反復模様はどうも昨年悩まされた眩暈をまた呼び覚ますきっかけになりそうな気配だったので暴れそうな子をあやすようにしてしばらく眼を閉じていた訳だが、30分程じっとしていたら段々収まってきた。
そのまま帰宅したが、何故かこういうことがあると随分長い間観ていなかった、というより惹かれるものがなかったというのが本当だが、久しぶりに映画というものを観たくなりTSUTAYAで邦画二本を借りた。

「真夜中の弥次さん喜多さん」(2005年、124分)は落語をモチーフとしたテレビドラマ「タイガー&ドラゴン」でなかなかの才能と思っていた大人計画の宮藤官九郎初監督作品。原作はしりあがり寿の同名漫画だ。真夜中の弥次さん喜多さん DTS スタンダード・エディション以前から弥次喜多はホモセクシュアルの関係だったという話は知っていたが、これをプロットの基線に敢えて据えるというのは邦画としては返って斬新だ。このテーマをハリウッドが巧妙に隠し、あるいは隠喩のなかに沈めていたことをルポルタージュした「セルロイド・クローゼット」(95年、104分)をまず思い出した。最近ではセクシュアリティをテーマとした作品も増えているが、それも例えばレズビアンがまるで流行の服を着るかのような装いで扱われているような風潮が一時期あって、特にそんなセクシュアリティを持たない少女達や作家らに自らのアイデンティティを際立たせる一種のアクセサリ、もしくはアートっぽさを出すためだけに「使われて」いたのが気に障った。本当の彼女らはヘテロの我々(もしくは筆者)と同じように切実で日常的なものに違いない。それをこの作品では与えられた背景として特にそれをあからさまなテーマとしていないことがまずは良い。
とにかくこの作品は頭を空にして楽しめばよい。クドカンの想像力はまるで子供のようだ。自分が快く楽しいと感じられるものを何の障碍もなく映像として表現することの小気味よさ。これは実は監督がもっとも楽しんでいる作品で、観客はその「おこぼれ」に預かっているに過ぎない。三途の川と荒川良々の下りはなかなかの想像力だ。未見の方はお楽しみ。一瞬の出演ながら古川新太がいい味を出している。七之助、勘九郎の親子競演も見ものだ。


一方、同時に借りた「ハサミ男」(2004年、114分)は殊能将之になる同名小説の映画化。ハサミ男麻生久美子、豊川悦司主演、池田敏春監督。プロットは小説がメフィスト賞を授賞した作品だけあり、脇役のセリフ棒読みとぎこちない演技にいかにもなB級臭を感じるのものの、なかなか楽しめた。というより、そもそも麻生久美子が出ているから借りただけで話になにも期待していなかったものの観てみるとそれなりのプロットだったということかも知れない。

実は「真夜中の~」にも麻生久美子が出ていて、偶然にも「麻生久美子二本立てオールナイト」となった訳。
というより無意識に麻生繋がりで選択していたということが本当のところ。話などどうでも良かったりして。

November 20, 2005

赤い花

untitled, Tokyo

ガラスの向こう側で
すれ違うたび
少しづつ濃くなってゆく


November 19, 2005

さて、来年の手帳を

いつも年末が近づくと来年の手帳は何にしようかと考え出すのだが、なかなか良いものが見つからずに結局妥協することが多い。会社で配られる手帳はしっかりした作りで業界の情報も多く決して悪くはないものの、いかんせんデザイン的に没。仕事よりプライベートな書き込みが圧倒的に多いし、プライベートの時に会社がちらつくのは精神的によくない。かといって使い分けるのは面倒だ。

ここ10年以上はスケジュール以外のメモは全て5x3カードを使っているので、手帳は予定だけを簡潔に書き込めれば良い。なるべく薄いもので、カレンダー形式の見開き1ヶ月が曜日の概念がわかりやすく便利だ。そのうえ、週数、つまり第43週などの表記があればなお良い。海外とのやり取りが仕事の大半なので、この週数表示は必須だ。向こうでは当たり前に使われるので、これがないといちいち手で確認しなければならないのが面倒だ。
しかし、日本の手帳にこの週数が載っているものはほとんど無い。そのため、いつもこれを年初に手で書き込むのが松の内の恒例行事となっている。

ちなみに、今までの手帳遍歴を、
・学生時代は新潮社の薄い手帳を使っていたと思う。「ぴあ手帳」なども使ったなぁ。
・社会人になり立ての頃はバイブルサイズのシステム手帳を。当時流行っていて、リフィルを自作までした。
 ファイロファックスも大枚はたいて買った。システム手帳は当時バブル経済の象徴のようなもので、厚ければ厚いほど仕事が出来るような変なヒエラルキーがあって、みんなバカみたいにブ厚いファイロを持っていた。
 この頃、手帳術なるハウツー本が続々と刊行された。「リフィル通信」という雑誌まであり、小生も愛読。
・その後、バブルが弾けるとともに手帳も薄くなっていったが、システムの良さが捨てきれず、奈良コンピュータシステムのシステムダイアリーをしばらく使用。これも面白いシステム満載で、アクセサリを随分買ってしまった。
・一橋大学の野口教授発案「超整理手帳」にも浮気。発想は良いが私には少々長すぎ。
・偶々読んだ本でカードの合理性に感動して、最初はB6判の京大カードを使用。新聞のスクラップから今日のおかずまでなんでもカード化したりしてはまる。梅棹忠夫の「知的生産の技術」に触発されたこともある。しかし、このB6という版型は学者には良いかも知れないが仕事には大きすぎ、その後5x3カードに移り現在も使用。


この5x3カードは図書館カード(今となっては懐かしい)と同じサイズで、至極便利。一件一葉で題名と日付を振るというルールを守る以外、使い方は自由だ。書店でのメモなどもスマート。玄人っぽい感じがグー。

ということで、結局、この5x3カードと同サイズの薄いダイアリー、コレクト社製の「マンスプログラム」230円ナリをここ何年か使っている。週数表示はないが、丸善のピッグスキン製5x3カードホルダーにカードと共に入ってなかなか気に入っている。しかしデザイン性は・・・諦めている。

でも、モールスキンとかクオバディスなどを使っている女性にはそれだけでホレてしまいます。

ゆらbooksさんおすすめの「ほぼ日手帳」も実はちょっと使ってみたい。)

November 17, 2005

怪。写真に不思議な光が・・・

清水寺一昨日、藪という名前の某国大統領来日で厳戒態勢の京都にドイツのご婦人を案内した際、時間もあまりないので市内の近場で済ませようと、千体千手観音のおわします三十三間堂から、夜間ライトアップが始まり異常に賑わう清水寺へと回った。「ここは渋谷か?!」と悪態をつきたくなるほどの混雑で情緒もヘッタクレもない俗にまみれた観光地な訳だが、ドイツ嬢には適度にエキゾチシズムを刺激したようで結構喜んでいた。この写真はそのときに写したもの。夕暮れだったので、五重塔はシルエットとなっている。

帰宅してよく見ると、五重塔の中程にぼんやりと光の円が写っているのに気がついた。謎の光
右はこの部分を拡大したものだ。良くご覧ください。これ、巷で良く言われる不思議現象、「オーブ」なのではないかっ?実は京都で写す写真には良くこの手の光球が写る。ニューエイジ系の人なら即、チャクラのイメージ画そっくりと思い至るに違いない。何故かは分からないが不思議な写真だ。

と、盛り上げておいて何ですが・・・この写真はフラッシュを焚いているのだが、実は空中に漂うチリがフラッシュに照らされて写っているに過ぎない。このチリにはピントが合っていない為にこういう写り方をする訳だ。

良くテレビ番組で、この光のスジは龍です。などとまことしやかに語る御仁がいるが、ちょっと写真をやっている人にはすぐに分かるものばかりで苦笑する気にすらならない。この間も、人物写真に赤い光が帯状に写っていて、「この人はこれから病気をするから気を付けた方がよい」などとのたまっている営業霊能師がいたが、みれば良くあるいわゆる「光線引き」だった。先ほどの光る帯もカメラストラップがフラッシュで光っているに過ぎなかったりして、こういう「見えない世界」で飯を食う方々のご都合主義は見ていて結構楽しめる。

でも、ちょっと信じちゃった方もおられるのじゃないでしょうか??
そういうひとは仕舞いに高い絵を買わされたりしやすいのでお気をつけあそばせ。

November 14, 2005

夢の途中

untitled, Tokyo

あれは
子供の頃熱を出して
病院の帰り道に
母親の背中から見上げた電柱に似ているな。

近頃、そんな想い出ばかり。

November 13, 2005

鬼海弘雄 / 『ぺるそな』

ぺるそな

鬼海弘雄の土門拳受賞作「PERSONA」が「ぺるそな」として草思社から出版された。
手頃な版型の普及版という位置づけらしい。


月球儀通信関連記事
- 鬼海弘雄 / 第23回土門拳賞受賞
- 土門拳賞作家 『鬼海弘雄』 補遺

November 11, 2005

夢の光景

untitled, Tokyo

たしかに夢でみた光景に出くわすことがある。
見つめていると、それが本当に夢だったのか、
それを見つめている今が夢の中なのか、
次第に覚束なくなる。
ほのかに眩暈を感じながら
人差し指を少し動かしてみる。

November 09, 2005

Stitching "etude #002"

Stitching

11月11日オープンの丸の内東京ビル「TOKIA」です。
意図的に焦点距離を変えながら写してみたのですが、構成が難しくなりました。


- オリジナル(Flickr)

北の空を大きな光球が落ちていった

11月9日、午後8時12分頃、北の空に大きな光の玉が落ちていったのを見た。
流れ星にしては大きすぎる。
隕石か、それとも!?

こんな光景は初めて見た。
覚えのために書いておきます。


2005.11.11追記
天文に詳しい友人に訊くと、しし座流星群ではないかとのことでした。
方向が一致するそうです。
しかし、あれほど明るく流れるとは驚きです。

November 08, 2005

Stitching photo "etude #001"

etude

今朝、出勤前に撮った写真をスティッチしてみました。
東京駅駅前の工事現場です。
組み合わせるのに結構時間がかかってしまいました。
念を入れて満遍なく撮しておかないと抜けが出てしまいます。

- オリジナル(Flickr)

November 06, 2005

ちょっとスティッチしてみました


koukyo


昼休みに散歩がてら皇居の二重橋付近でパノラマ風にスティッチしてみました。
手動スティッチです。これ、繋げる作業が結構楽しいです。

November 05, 2005

写真集の密林 / 東京都写真美術館図書室

恵比寿の写美、東京都写真美術館の図書室は写真集、写真・映像関連書籍の宝庫だ。
展覧会や映画へ行くことがあっても、図書室に寄ることは少ないのではないだろうか。写美に来たのならばこれを利用しないで帰るのは非常に勿体ない。
以前は館内に置かれた端末でのみ検索が出来たが、今はサイトで検索が可能となっているので自宅で蔵書の有無を確認した上で行けば時間の無駄がない。
日頃是非見てみたいと思っていたものの半ば諦めていた数々の写真集をこの図書室で見ることが出来た。
奈良原一高「消滅した時間」、細江英公「鎌鼬」、ほか新進作家の最近の作品までを次から次へと閉架から出して貰い、ブースでゆっくりと見る時間はまさに至福だ。
写真評論書なども充実している。

ほか、写美ではワークショップなども随時開催されていて、特に暗室技法、ピンホール写真技法などでは小生も過去何度か応募したものの残念ながらクジ運が弱いのかいつも抽選に漏れているが、そろそろ当たっても良いのではないかと期待している。

関連リンク
- 東京都写真美術館


November 03, 2005

『しおかぜ』 拉致被害者へとどけるふるさとの声

北に拉致されている邦人被害者へ短波を使って呼びかける放送「しおかぜ」が10月の末から行われている。
特定失踪者問題調査会がもしかして聴いているかも知れない拉致被害者へ向けて、日本で救出の努力をしており 北に向けては情報を外部に出すように促進し、さらには現体制が崩壊した場合に避難場所等の情報を提供するという目的で放送を開始したものだ。

このニュースを知って早速聴いてみることにした。

短波放送のため普通の国内向放送用のラジオでは受信できないので、以前は良く海外の放送を聴いていたものの、最近はNHKラジオを寝る前に聴くためだけに使っているソニーのワールドバンドラジオICF-7600Gに、ループアンテナとアンテナカップラーをつなぎ、放送開始の23:30を待った。周波数は5,890KHzだ。この放送は調査会が英国の放送会社へ委託して放送しており、放送開始当初はサマータイムの終了による手違いから1時間の放送時間のズレがあったということだが、私が聴いた1日は既に当初の23:00-0:00(JST)に戻っていた。しかし、開始時間からしばらく英語の放送がつづき、内容もほとんど関係ないもので訝しく思ったが、23:40頃からピアノで「ふるさと」の曲が流れ放送が始まった。思ったより良好に受信できて、ループアンテナなどは不要な程だった。

番組の内容は、拉致被害者及び拉致と思われる失踪者に呼びかけるように生年月日と名前を綿々と呼びかけるもので、開始時に

「(略)読み上げた方々以外にも、非公開の失踪者で北朝鮮に拉致されている方々が多数おられます。私達はすべての拉致被害者を救出するため力を尽くしています。拉致被害者の皆さんにはこれまで放置してきたことをお詫び申し上げます。必ず助け出します。それ以外の方々も自由に日本に戻ることができるように努力しています。もう少しの間頑張ってください。(略)」

とのアナウンスが入る。「必ず助け出します。」「もう少しの間、頑張ってください。」という部分を聴くうちに胸にこみ上げるものがあった。

これは拉致被害者とともに国民も同時に聴くべきものだろうとおもう。短波ラジオがないかたも下記のリンクから辿ると放送のサンプルを聴くことが出来る。

  「しおかぜ」
   放送時間 23:30-0:00
   周波数    5,890kHz


関連リンク
- アジア放送研究会


ココログ大容量化 ギガ対応に

何気なくファイル容量を確認したらまだ10MBに満たなかったのでまだまだ大丈夫、というより全然記事が書き込めてないなと思いながらよくみると、それがたったの0.19%だという表示に気がつき驚いた。
ココログプラスは容量が100MBだから10%程の筈だなのだがと思いよく見ると、「ご利用可能なディスク総容量」が、なんと5,000MBになっている!これつまり5GBということ??ギガ・・・

5giga

早速確認すると、「お知らせココログ」に「ココログのディスク大容量化について 」という記事で11月1日からココログの容量が増えたとの報せが。

いきなりの大盤振る舞いだ。

5ギガ。テキストでちまちま書き込んで容量が一杯になるまで何年かかるというのか。というより画像のアップロードの時に今までのようにjpegの画質を貧乏くさく削らなくても良いということか。でも貧弱なLAN環境などではページが肥大して表示が遅くなるしやはり軽くしたい。
しかし、動画や音声ファイルは気にせずにアップ出来ることになるので今度試しにデジカメで撮った貧弱な動画ファイルをアップしてみようか。口琴の音源ファイルもアップできそうだし、写真の別ページも作れそう。(たぶんやらないが)

ふと思いついて、@NIFTYホームページの容量も増えているのではと確認したら、依然として基本が20MBのままだった。同じくNIFTY会員が無料で利用できるココログベーシックでは今回の変更で2GBになっているのに、なんたる差か。blogサービス間の容量競争というわけなのだろうか。

November 01, 2005

バルテュスと勝新太郎

「和」をつくる美先日、随分前から気になっていて未見だったユーロスペースのアート・ドキュメンタリーシリーズ「バルテュス」を図書館で借りて見たのだが、偶々新聞のテレビ欄を眺めていると、テレビ東京系列「たけしの誰でもピカソ」でバルテュスの夫人であり自身も画家である「節子・クロソフスカ・ド・ローラ」が出ており、しかもバルテュスの住居のあるスイス、ロシニェールに以前、夫、勝新太郎と訪れた中村玉緒と久しぶりの邂逅を果たすというので早速チャンネルを合わせた。

続・兵隊やくざ―続・貴三郎一代バルテュスは東京オリンピック直後の1965年に来日、偶々京都の街角で見た勝新主演「兵隊やくざ」のポスターをみて、「このバルザックに似た男は誰だ?」と気にかけその後「座頭市」を見て勝新の大ファンとなった。その約30年後の96年にスイスへ勝新を招き、初めてバルテュスと勝新の出会いが成就したという。アートドキュメンタリーでの映像はその時のものだ。バルテュスと節子、子供らがくつろぐ居間で、勝新は座頭市や渡世人、女形などに扮し役者としての威儀をバルテュス一人の為に演じてみせるのだった。その勝新を引き合わせたのは写真家の篠山紀信だったという。初めて出会い抱擁しながら、勝新は「これが本当の恋だったのか。」とつぶやいたという。既にそのとき勝新は何者かになりきった天性の役者だったのだと思う。

官能的な少女をモチーフとするバルテュスと生き方そのものが無頼の役者勝新との一見繋がりそうにない二人の精神的交流というのは、一編の小説になりそうなエピソードだ。

バルテュス59歳の時に当時25歳だった節子を日本で見初め結婚したというが、その歳の差34歳ということには少々感慨があるものの、それより、最近日本で節子の人気が高まっているらしいことには興味を覚える。
スイスの上流階級、社交界で「蓮の花夫人」と呼ばれる優雅な生活。ご夫人方の憧れを一身に集める節子。この構図は例えばロイヤルなものへのあこがれを手放しで隠そうとしない独特なメンタリティに似てますます興味深い。


Balthus
バルテュス「夢みるテレーズ」(1938年)

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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