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October 09, 2005

Loreena McKennitt ロリーナ・マッケニット / ケルト・ワールドミュージック

The Mask and Mirrorカナダ生まれのケルティック、ロリーナ・マッケニットのアルバム「ELEMENTAL」を買ったのは随分前のことだったが、どういう経緯で巡り会ったのか余り覚えていない。買ったのも新宿の帝都無線だったか、銀座の山野楽器かHMVか今となっては定かでないが、ワールド・ミュージックのコーナーで偶然ジャケ買いしたような記憶だ。最初は彼女がカナダ生まれのケルティックなどということは知らずに買ったわけだが、何故か気に入ってしまった。アイルランドやスコットランドの土着の風光を想わせる旋律、以前旅したスコットランド近辺の景色が彷彿とした。それから「PARALLEL DREAMS」「THE VISIT」「THE MASK AND MIRROR」とアルバムを買って、次第にケルトを核としながらもインド音楽などの要素も取り入れ、混淆したワールドミュージックという感じになってきているが、カナダ版のEnyaというと大まかな説明になるかもしれない。しかし、Enyaほどには明るく突き抜けたイメージではなくむしろアイルランドの厳しくほの暗い大地の香りが濃厚だ。

The Official Website of Loreena McKennitt ロリーナ自身が運営する音楽事務所Quinlan Roadのウェブサイト。日本語ページあり。曲と映像の視聴が出来る。


B000002LT2The Visit
Loreena McKennitt

The Mask and Mirror Parallel Dreams To Drive the Cold Winter Away Elemental The Book of Secrets

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    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
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    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
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    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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