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22 posts from October 2005

October 30, 2005

すずらん通りにて 「神田古本まつり」

すずらん通り:神田古本まつり

神田古本まつりに行って来ました。
昨日が雨だったこともあり、今日は凄い人出でした。
すずらん通りのワゴンもまずは覗くことすら難しいという混雑でしたが、
久しぶりに行きつけの床屋で散髪して、人混みを分けながら
駿河台に向かいました。

古本まつりは11月3日まで開催されています。

October 29, 2005

ブログの価格査定


My blog is worth $3,951.78.
How much is your blog worth?



観測気球さんの記事をみて、このブログの価格を査定してみました。

こんなお値段になってますが、どうなんでしょう。
どなたか、買います?(笑)

October 28, 2005

第『46回神田古本まつり』今日から開催 

今日10月28日から11月3日まで神田神保町にて「神田古本まつり」が開催される。
期間中、同時に「第15回神保町ブックフェスティバル」も開催。
さまざまなイベントが企画されているが、小生としては逢坂剛と鹿島茂の対談を聴きにいきたい。

詳しくは下記サイトへ。
http://jimbou.info

October 27, 2005

中央線の呪い

中央線には毎日、亡霊が出る。

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October 26, 2005

十万円で干し梅を買う

今日は豪快に買い物をしました。
しかもampmで10万円も・・・


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October 25, 2005

『ビックリハウス』 終刊20年

パルコ出版の「ビックリハウス」は75年1月の創刊から85年11月突然の終刊まで約10年間を駆け抜けたサブカルチャーを地で行くPOPで一読脱力の面白雑誌だった。昨年、創刊30周年のイベントが行われたようだが、創刊の75年1月号というのは、実際は74年の発売ということだろうと思う。小生の場合、創刊の頃はまだ読んでいなかったが大学生となってから、つまり最後の数年間は随分買って読んだものだ。大体、大学の教室には必ず1冊は「ぴあ」とともに転がっていたのではないだろうか。大げさだがそんなイメージだ。その終刊から来月で20年が経つ。

読者の投稿で作られる誌面は、その企画の非凡さでどこを開いても異常に面白かった。通学電車のなかで何度笑いを噛み殺したことか。雑誌を見ながら一人笑うなんてハズカシイ。でもどうしても顔が緩んでしまう。我慢すると余計にツライ。
この雑誌で企画された数々のコーナーは今でも多分通用するものばかりだと思う。というよりその後かなりの雑誌が真似をしたと思う。ビックリハウスは投稿系雑誌のパイオニアを地で行っていた。
企画としては
・「ビックラゲーション」 最近びっくりしたこと
・「おもこ」 思いこみ、勘違いの告白
・「回文」 
・「御教訓カレンダー」 これは有名だ。
・「筆おろし塾」 
などがあった。筆おろし塾というのは、ショウモないフレーズを習字よろしく筆書きするというもの。私の記憶では「岡田の鼻」というのがあって、これが生真面目に筆書きされているのがツボにはまった。この岡田というのは当時早稲田の野球部に在籍していた阪神の岡田のことだ。他に名作として「ロミ山田」というのが有名(笑)。

投稿する読者を「ビックリハウサー」と呼んでいたが、そのハウサーには後に世に出る清水ミチコ、故ナンシー関、佐野史郎、大槻ケンヂ、渡辺いっけいなどがいた。執筆陣には糸井重里(「ヘンタイよい子新聞」)、みうらじゅん、浅田彰、泉麻人、村上春樹、戸川純(当時ゲルニカ)など錚々たる面々だった。

思えばこの雑誌は70年代から80年代中盤というまだ若者の「連帯の残滓」ともいうべきものがかろうじて残っていた時代にメディアが仕掛けた「クラブ活動」のようなものだったのではないかと思う。こういうあり方は今はもう成り立たないのかも知れない。

当時編集者だった方がそのころを懐かしんで運営されているサイトがある。これを知らない世代の人が雰囲気を知るには絶好のサイトだ。花編(花の編集長)の高橋章子はしばらくテレビなどのメディアに盛んに露出していたが、最近はどうしているんだろう。

ビックリハウスアゲイン


October 24, 2005

『BOOK TOWN じんぼう』 神田神保町オフィシャルサイト リニューアル

以前からあった神田古書店連盟の運営するサイト「BOOK TOWN KANDA」が10月21日よりリニューアルされて、新たに「BOOK TOWN じんぼう」としてスタートした。

サイトはここ、

「本の街」 神田神保町オフィシャルサイト 「BOOK TOWN じんぼう」
http://jimbou.info/

いままでのサイトはデザインが今ひとつということと、検索でヒットする在庫情報の更新頻度が低く少々古かったという点があるようだが、新しいサイトでは毎週金曜日に更新されて行くようだ。
また通常の検索に加えて、「連想検索システム」が可能となっており、文章で検索出来るのが新しい。連想検索とはサイトの例文を引用すると、「浮世絵などの江戸文化に関係のある本」などという文章、言葉で検索できるというもの。勝手知ったる分野で試しに検索してみたが、なかなかのヒット結果だった。
しかもサーバが軽い! これは嬉しい。
ヒットした書籍は、サイト内で価格が確認でき、注文が可能だ。

また、神保町散策人に嬉しいのが、「ジンボウナビ」だ。
これは、神保町の古書店をジャンルや、連想検索で検索し地図上に表示するシステムだ。
FLASHでの表示はなめらかで、書店の写真も表示されるのでうろ覚えでも目的の店にたどり着けるのではないだろうか。なかなか良いセンスだ。

神保町に魂のかけらを置いている知識人、趣味人、廃人(小生含む)はすべからく今すぐブックマークすべし。
やっと使えるサイトになって喜ばしい限りです。

October 23, 2005

子供の復讐譚 / 『地獄少女』と『魔太郎がくる!』

この間新聞で知った東京MXテレビで放映中の「地獄少女」は、インターネットで恨みの依頼をすると憎い相手を復讐することが出来るという内容のアニメーションだ。そのサイトは午前0時にしかアクセス出来ず、依頼を受けると閻魔あいという少女が依頼者に代わって復讐を代行するという設定だ。子供版の「必殺仕置人」などという前評判もあったようだが、これで連想されるのは、つい先日起こった実際の事件だろう。記憶に新しいその事件とは、復讐代行のサイトで依頼をした女性がお金を振り込んでも一向に復讐がなされず、詐欺と思い至って警察に通報したという仰天するようなものだった。復讐を依頼しながら警察に通報するというこの脳天気さ。どこかで頭の回路が狂っているとしか思えない事件で世間をにぎわした。この事件はまるで「地獄少女」のプロットと同じではないかと興味深く感じた。ただし決定的に異なるのは、それが子供か大人かの違いということだ。復讐を依頼するなどといういかにも子供っぽいマンガのモチーフになるようなことを大の大人が真面目にするというのは何とも滑稽でそら恐ろしい話だ。
「地獄少女」ではその復讐が行われるには、まず復讐される側にされるだけの「罪」があり依頼者には「義」があること、また、依頼者自身も復讐という行為によって地獄に行かなければならないことを事前に承諾する必要があること、いわば「人を呪わば穴二つ」という古来のモラルで倫理的歯止めにしてはいる。そして復讐されるターゲットは子供に対して理不尽な強権をもつ「大人たち」なのである。

この子供が悪い大人に復讐するというプロットは、子供がおそらく常に抱いている社会的ストレスを物語によって解放するということだろうと想像するが、そう思うとなかなか面白いテーマだ。

子供の復讐譚という意味では、藤子不二雄(A)の「魔太郎がくる!」というマンガは小生も小学生のころ良く読んでいた。内向的なイジメられっ子が超自然的な力で復讐するという話で、毎回名セリフ「コノウラミハラサデオクベキカ!」というフレーズで、単純な勧善懲悪ではなくあくまで公の義をもたない個人的な恨みが言葉通り晴らされて行くのだった。社会現象となる前にも既に存在していたイジメというどこにそのやり場を持っていって良いか分からない気分の解消装置として多分、子供達の間で機能していたのだろう。

子供は前向きな話よりこういった話に興味を惹かれるものだ。人知れず抱える子供達のストレスが垣間見えて興味深い。「地獄少女」は「なかよし」で隔月連載中とのことだ。しかし、なかよしとは懐かしすぎる。

「地獄通信」 地獄少女オフィシャルサイト

地獄少女 2007年カレンダー


October 20, 2005

一度でいいから見てみたい。神田川からお茶の水を見上げる風景を。

神田川 神田川
毎日お茶の水駅で中央線の車窓から見下ろす神田川。よく見ると大きな鯉が水面近くで身を翻したりしている。あんなきちゃない川で生きていけるんだろうか。しかし向こうはあんな窮屈な車内で毎日通勤してよく生きて行けるなと考えているに違いない。お互い大変だねぇ。鯉クン、などとメルヒェンに浸っているのを隣のお姉さんに気取られたのではないかと赤面したりして。
たまにゴミ運搬船が通ったりして、この辺りはもの凄く「ジオラマ」している。秋葉原の入り口、昌平橋辺りは鉄道の高架と超立体的、ダイナミックに交差して大好きな風景だ。

一度でいいから見てみたい、と桂歌丸でなくとも思うのが、神田川からお茶の水を見上げてみることだ。
つまり、「鯉の目線でいつもの自分を見てみたい」という訳だ。

早速会社に着くなり検索してみると、やはりこう思う人がいて実際に船に乗り実践していた。

@nifty:デイリーポータルZ:千代田区の渓谷を見上げる

追跡日記 神田川をボートで遡る

この「神田川船の会」にはいつか参加してみたい。

余談だが、万世橋の「肉の万世」で焼き肉を食べるときには、神保町方面に向かう窓際の席がいい。眼下に交通博物館、つまり旧「須田町駅」を見下ろして、中央線、総武線、丸の内線の立体交差がパノラマで楽しめるのがお勧めだ。

ティザーCM? / 月桂冠 / 安藤裕子

さみしがり屋の言葉達永作博美が出ている月桂冠のCMで流れるBGMの歌声が気になり、ついこの間、月桂冠のサイトに行ってみたが、歌手の記載がなかった。

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October 19, 2005

「春の雪」映画化

ひねもすのたりのたりかな。(それは春の海だ。)ではなく、三島由紀夫の「豊饒の海」四部作の「春の雪」だが、行定勲の監督になる映画が公開されるという。豊饒の海はいうまでもなく輪廻転生をモチーフとした三島の傑作でかつ絶筆だが、高校の頃に読んで心酔した。そんな作品が実写で公開されるというのは少々複雑な気分だ。主人公の松枝清顕を演じられる俳優などいるものだろうか、と思って配役をみると妻夫木クンと竹内結子だって。二人とも俳優として好きだが、大学のサークルで展開されるさわやか青春ドラマっ!というイメージが払拭できないよー。
行定勲も好きな監督で作品はほぼ全て観ているのだけれど、好き好きの組み合わせが必ずしも良いとは限らないのかも。いや、結構良かったりするかもしれないので予断は書くまい。(合コンなんかのシーンが頭に浮かんでくるが。)

October 16, 2005

「秘伝」を買う

風邪は大分良くなったものの、まだ少々心熱があって今日いち日ふわふわと雲の上を歩くかのような感じだった。
なにせ土日の二日間で計30時間以上も睡眠を取ったため頭痛がするのは風邪の所為だか寝過ぎのためか分からなくなる。寝ながらふとつけたテレビで久しく会っていない知人が出ていて吃驚した。詳しくは書けないが奥さんと共に好きな道で暮らす彼は幸せそうだった。その記憶から芋蔓式に想い出されたことがある。

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October 15, 2005

オーラと風邪とビンゲンのヒルデガルト

不覚にも久しぶりに風邪らしい風邪を引いてしまった。寝ていれば治ると軽く考えていたが気管支が腫れて息がしづらくなるに及んで途端に心細くなり病院に行った。医者は聴診器を胸に当てて妙な音がすると首を傾げていたが、レントゲンを撮って結局異常なしということになり抗生物質と鎮咳剤を貰って家に帰った。そのまま何時間か眠ってしまい、ふと目覚めてテレビをつけると「オーラの泉」という番組で美輪明宏の、人恋しいくせに人と暮らせない、というフレーズが夢うつつのままに聞こえたがまるでそれが自分のことを言われたような気がして本当にその通りだと思いながらまた寝てしまった。風邪は一種の解毒作用だという話をどこかで聞いたことがあるが、確かに体は少々辛いが気持ちは不思議と落ち着いて、寝て見る夢も精神があちらの世界というか彼岸に近いところでいつもより自由度が増しているようなのびのびと気持ちがよいものだった。
解毒ついでに、音楽をひとつ。ビンゲンのヒルデガルト(Hildegard von Bingen)といえば医学、薬学、宗教劇作家、作曲者などあらゆる方面に才能を発揮した中世ドイツのキリスト教神秘主義の修道女であり幻視者だが、彼女の音楽を今風というか、今では少々古いかもしれないダンス・リミックス風にアレンジしたのが下のジャケット「Vision: The Music of Hildegard von Bingen」だ。12世紀の宗教音楽をダンスリミックスというのは少々無茶苦茶な試みのようではあるが意外と心地よく聴けるものだ。仕事などで気持ちが煮詰まってくると偶に引っぱり出して聴いたりしている。

Vision: The Music of Hildegard von Bingen


October 12, 2005

「謝恩価格本フェア」開催 バーゲンブックフェアと書籍の再販制度

今日10月12日から12月12日までの2ヶ月間にわたり、出版社82社の共同企画として「バーゲンブックフェア」が開催される。これは通常の定価から期間限定で割り引いた謝恩価格を時限的に行うもので、価格は定価の50%となる。フェア開催後は通常の価格に戻るということで、小生のような一読者にとっては欲しい本が見つかれば非常にお得だ。

「バーゲンブック.jp」(でググってみてください。)

この謝恩価格本とは一体何か?これは出版社それぞれが決める特定書籍の定価拘束を一時的に外すもので、期間が過ぎれば再び再販制度に則り定価販売となる。また、新刊発売時から小売価格を拘束しない書籍を「部分再販品」というらしいが、今回は一部この部分再販品も扱うとのこと。
参加出版社のサイトをみると、謝恩価格本の販売を独自に行っているところもあり、その割引率はある本では70%などとなっていて上記のサイトより安かったりする(場合もあるようだ。だが確かめた訳ではない。)

さて、この謝恩価格本は出版社でどのように決められるのだろうか。小生は出版人でも書店主でもない単なる一神保町散策人なので内部事情はよく分からないが、やはり売れ筋ではなく、返本されがちな本が選ばれるのではないかと勘繰ってしまう。これはその本の価値が低いということでは決してない。それを求める人にとってはまさに重要なものに違いないのだが、ここでいうその基準とは返本、断裁廃棄といういわば企業コストとしての歩留まりとしての視点に立ったときのそれだ。しかし個人的にはサイトをみると興味深い本が多くあってなんとも言えないが。

面白いのは、同じ本を、この期間中に店頭で買った場合は定価のままであるということだ。つまり、このバーゲンフェアはネットで購入した場合にのみ適用されるらしいということで、これを知らない人が書店で買うと「機会損失」するということになる。店頭での割引販売というのは再販制度を考えるとき畏れ多い不可侵の聖域という訳なのだろうか。

先日このblogでも扱った神保町、北沢書店1階に開店した「ブックハウス神保町」はこの謝恩価格本を店頭で扱うという。これについては業界内で議論があるようだが、小生としては再販制度に対する一石を投じたという意味で非常に意義深いことだと思う。無責任な言い方をすれば出版社も書店も、自らの判断で謝恩価格をしたいときに実施すれば結果的に業界の活性化に繋がると思う。これは再販制度の意義を汲んで敢えて言ってみたのだが。

October 11, 2005

二人の画家 / 玉野大介と市場大介

このところずっと気にかかっている画家が二人いる。しかもその二人は偶然にも同じ名前だ。
その二人は市場大介と玉野大介という。この二人は作品の傾向、方向性はかなり異なるのものの、単に名前が同じということだけではないが、試みにこのエントリで繋げてみようと思った。しかし、二人とも最近の自分のなかではもっとも気に入っているアーティストでそれぞれ作家性の濃さ、非凡さで目が離せない。

玉野大介の絵は不思議だ。まるで隣の家の子供が見ている夢がじわじわと自分の夢にしのびこんできたかのようだ。サイトに羅列されるタブローを連続して眺めているとその夢に入り込んで出られなくなるような気分にかられる。絵に添えられた文章もいい。このテイストは私の嗜好に不思議としっくり来た。稲垣足穂の「一千一秒物語」の乾燥した硬質なイメージから少し湿度を高くしたような感じ。パステルのようではあるが、どうもアクリルらしい(定かでない。)

一方、市場大介の描くのは夢魔の世界だ。これはおそらく人の潜在意識を覗くことができたとしたら見えてくる光景そのものではないだろうか。暴力と暴力の気配、因果とその法則、崩したデッサンとコラージュ、執拗な書き込みと描線だけのアンバランスが奇妙に同居している。サイトの「市場世界の旅」をまさしく旅するとき、次第に精神の平衡が覚束なくなり既にすっかり絡め取られていることに気づく。写真作品も独特な世界だ。二人とも表現の欲求が内的に明確で止むに止まれぬものがあるのだろう。それが作家性の濃さということだと思う。

■関連サイト
- The art of Tamano Daisuke 玉野大介
- イチババランス 市場大介

October 09, 2005

Loreena McKennitt ロリーナ・マッケニット / ケルト・ワールドミュージック

The Mask and Mirrorカナダ生まれのケルティック、ロリーナ・マッケニットのアルバム「ELEMENTAL」を買ったのは随分前のことだったが、どういう経緯で巡り会ったのか余り覚えていない。買ったのも新宿の帝都無線だったか、銀座の山野楽器かHMVか今となっては定かでないが、ワールド・ミュージックのコーナーで偶然ジャケ買いしたような記憶だ。最初は彼女がカナダ生まれのケルティックなどということは知らずに買ったわけだが、何故か気に入ってしまった。アイルランドやスコットランドの土着の風光を想わせる旋律、以前旅したスコットランド近辺の景色が彷彿とした。それから「PARALLEL DREAMS」「THE VISIT」「THE MASK AND MIRROR」とアルバムを買って、次第にケルトを核としながらもインド音楽などの要素も取り入れ、混淆したワールドミュージックという感じになってきているが、カナダ版のEnyaというと大まかな説明になるかもしれない。しかし、Enyaほどには明るく突き抜けたイメージではなくむしろアイルランドの厳しくほの暗い大地の香りが濃厚だ。

The Official Website of Loreena McKennitt ロリーナ自身が運営する音楽事務所Quinlan Roadのウェブサイト。日本語ページあり。曲と映像の視聴が出来る。


B000002LT2The Visit
Loreena McKennitt

The Mask and Mirror Parallel Dreams To Drive the Cold Winter Away Elemental The Book of Secrets

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October 08, 2005

feed meter の星(☆)マークが変だ。(鉄拳)

一週間ほど前から「しちふり」してサイドバーに feed meter をコッソリ付けていたのだが、今朝何気なく見ると、上の星マークが、通常の☆印から変なマークに変身している。鉄拳なら「こんな☆マークはイヤだ。」というネタに思想。なんとも形容のしようがないが、平べったい「血饅頭」の端を切ったようなかたち。そういう自分も血饅頭とはどんなものかよく分からないが、だって切り口が赤いんですもの!とんだホラーでゴメン。

こんなんです。

feed


この☆印は「人気度」を示すインジケータ。そもそも人気以前のこの辺境blogがおこがましいとはいえ、これ、☆にもならないということなのだろうか(笑) サイトを見ても説明がないのだが何の印なのだろう。
このblogは人気度=血饅頭4分の3位ってことかな、はは、はははっ。(朝から何度も血饅頭を連呼して失礼しました。)

追記:このマークなんですが、これは体育の日ということで運動会の紅白帽のアイコンになっているとのご指摘を頂きました。よく見ると、紅白帽ですよ!これ。このfeed meterはGoogleのように何かしらの記念日にアイコンが変わるそうでして、そのさわやかなイメージをよりによって血饅頭などと(笑)・・・大変失礼いたしました。反省しております。

October 07, 2005

下書きにまでトラックバックスパムが。

最近、巷でトラックバックスパムが増えているような気がしているが、この間驚いたのは、まだ公開前の下書きにトラックバックが来たことだ。ココログのトラックバックアドレスは

http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/*********(数字)

という形式なので、この********部の数字を機械的に生成してやみくもにトラバを送信しているのだろう。
まだ、公開していない記事にトラバが来る、というのは初めての経験。
記事は公開されていないのに、トラックバック一覧には表示されるという不可思議な現象となった。

トラックバックは言うまでもないがblogが持つ重要な機能だ。むしろそもそもこの技術があって初めてblogというシステムが成り立っている訳で、これがスパムを受けるというのはその根本を揺るがす問題だ。スパムに手を焼いてトラバを受け付けない、送信しない、というサイトもちらほら見かけるが、お気の毒ではあるがやはりこの機能を停止してしまうのは勿体ない。
いまはほとんど効果のないIP規制などを後追いで設定し続けるか、サイトをこまめに見て発見次第、手作業で削除するしかないのが歯がゆい。

現在、なんらかのシステム対策を各プロバイダやblogサービスが単独で行っているようだが、これからはそれぞれが横のつながりを持ち業界内で協力して排除してゆく方向を考えるべきと思うのだが。

October 05, 2005

神保町「北沢書店」売場縮小 洋書販売の転機

神田神保町の老舗、洋書販売の「北沢書店」が最近なにやら工事をしていると思ったら、昨日2005年10月4日付毎日新聞夕刊の記事「特集World」を見て合点が入った。てっきり拡張リニューアルのための工事と思っていたが、逆に売場を縮小するというのだ。

現在は一、二階の店舗となっているが、一階を小学館の関連会社が出店する「ブックハウス神保町」に譲り、北沢の店舗は二階のみとなるらしい。洋書の売れ行き不振が理由と言うことだ。リニューアルは今月10月12日だ。

毎日の記事によると、洋書販売不振の原因として、・学生数減少に加えその学生自体の洋書離れ。・大学など研究機関の予算削減による洋書購入プライオリティの低下。・ネット販売での価格競争。・和書と異なり洋書は買い取り。取次に返本不能で出来ても送料が高い。などが挙げられるという。

確かにこのblogのエントリにも以前書いたのだが、売れ筋は在庫があるかも知れないが、欲しい本がない場合に注文する場合では、たとえ専門書店でも取り寄せに異常に時間がかかり、また送料を含めた価格が本そのものの現地価格と比較し非常に高いものとなっている。しかし、最近のネット書店では、価格も現地定価か場合によっては割引まであり、また国際クーリエサービスの普及で送料を含めても現地で入手するのと変わらない場合もあるほどだ。しかも早い。小生が先日某amazon.comで注文した洋書はなんと三日で届いた。これでは、既存書店が前述のリスクを書籍価格に転嫁させて掲げる価格と競合出来るわけがない。

そこで、毎日の記事によると、この流れと対抗するために、大手洋書扱い店の「丸善」では9月からカタログ特価販売を始め、また倒産した「青山ブックセンター」を買い取った「日本洋書販売」も昨年、洋書卸価格を2~4割下げたということだ。結局、値下げが主な対抗策だという。ただ、学生や研究者が洋書を購入しなくなっているという流れは、端的に言って、大きな「書籍離れ」の流れの一部であり、情報源としてwebなどの以前になかったメディアが台頭しているなかではそれでも縮小するパイの食い合いということも言えるのではないか。

北沢書店はその店構えの重厚さと、天井まで届く書架に納められた洋書、二階へ続く螺旋状の階段を上がると洋古書のずしりとした知的な空気が他では味わえない雰囲気があった。小心な小生など二階に上がるだけで怖じ気づいたものだ。

新規にオープンする「ブックハウス神保町」は絵本の読み聴かせスペースや出版社の割引本(謝恩価格本)などを扱うユニークな書店になるということ(前掲、毎日新聞記事)なので、開店したところで後ほど報告したい。

■月球儀通信 関連エントリ
大型書店の盛衰 / 京都丸善閉店とジュンク堂河原町進出
新宿東口/書店戦争勃発?
書店の棚 / 青山ブックセンター営業再開
書店の行方~書籍流通の未来
「謝恩価格本フェア」開催 バーゲンブックフェアと書籍の再販制度

October 03, 2005

喉歌~ホーメイ ユニクロのCM

ユニクロのCMで喉歌をやっているのをみて「口琴」のカテゴリではあるものの倍音関連と言うことでちょっとエントリしてみた。
喉歌、ホーメイは中央アジア、アルタイ地方のトゥバ共和国が有名だが、隣国のモンゴルなどでも同様の歌唱法があって、かつても何度かテレビなどで紹介されたり、CMに使われたことがあったので特に倍音関連に興味のない人でも聴かれたことがあるのではないかと思うが、うなり声のようななかに高い金属音に似た声を同時に発声させる独特の音楽だ。これを聴いているとき、ともすると魂が体から抜け出てしまうことがある。いや正確には、そういう気がしてくる。キリスト教の教会で聴くグレゴリアン・チャントでも同じような気分になることがあるが、その性質は少々異なっているように思う。グレゴリオ聖歌やパレストリーナなどの中世のポリフォニーではイメージで言えば螺旋状に上昇するような気配があるのだが、ホーメイを聴くとその場が持つ振動が明らかに変わってきて魂が分離するような感じなのだ。飽くまで「感じ」なので実際に脱魂する訳ではないが。

倍音というと中央アジア系の民族音楽というイメージだが、例えば複数の僧侶による読経ではやはり強烈な倍音を聴くことが出来る。以前、何度か高野山の宿坊に泊まったことがある。そのなかで青葉祭り、つまり弘法大師の誕生日には早朝4時頃から高野全山の僧侶、学僧、尼僧が集まり法要を行う。その光景は壮観であり荘厳そのものなのだが、その読経は大師教会(いわばホール)に反響して、強烈な金属音に似た倍音の嵐を生んでいた。そのときその場に居合わせた私は自分の魂が上半身から抜け出てしまう錯覚にとらわれて一瞬非常な恐怖を感じた。おそらく睡眠が足りないなかで長時間に渡って注意集中していたためと思われるが、あのまま抜け出たらどんな気分だったのかと思う。その後、比叡山での壇信徒勤行を聴いたときも同様の倍音が出ており、身を任せているととても良い気分だったことを覚えている。

ホーメイに関しては、巻上公一さんや倍音Sのサイトに詳しい。見ているだけで体が振動してくるような楽しいサイトだ。

MAKIGAMI VOCAL WORLD
倍音S


October 02, 2005

ヤン・シュヴァンクマイエルとブラザーズ・クェイ

いま、葉山の神奈川県立近代美術館で、チェコのシュルレアリスト、ヤン・シュヴァンクマイエル(Jan Svankmajer)と妻のエヴァ・シュバンクマイエロヴァの展覧会「シュヴァンクマイエル展」が開催されている。展覧会はオブジェ等の立体作品やシュルレアリストらしくオートマティスムによる絵画などの紹介と並行して「シュヴァンクマイエル映画祭 in HAYAMA」も同時開催される。来年2006年には映画の新作「ルナシー(狂気)(仮題)」が公開予定とのことだ。

ヤン・シュヴァンクマイエル 短編集
ヤン・シュヴァンクマイエル 短編集


シュヴァンクマイエルに初めて出会ったのは、ビデオ「シュヴァンクマイエルの不思議な世界」(99年、ダゲレオ出版)で、いわゆるクレイやパペットアニメーションの手法で表現された旧東欧の魔術的な世界観に打たれたのがきっかけだった。そこには時間の堆積の暗喩とも言うべき闇が色濃くあって、ここからその後、ブラザーズ・クェイ(Brothers Quay)の名作「ストリート・オブ・クロコダイル(The Street of Crocodiles)」(86年)へと観進むのは必然だった。双子のクェイ兄弟は人形アニメーションの映像作家として有名だが、その病的なまでに耽美的な映像は一言でいうのは難しい、が例えばゴシックと言ったとしてもそれだけで言い表せない。彼らにはヤン・シュヴァンクマイエルに関するドキュメンタリー作品もあるようだが、カフカに影響を与えたローベルト・ヴァルサーの原作になる「ベンヤメンタ学院」(The institute Benjamenta, 95年)では、まるでそれまで画面のなかで生を与えられていた人形たちがとうとう人間として登場したかのようだった。しかし、「優秀な執事を養成するための寄宿学校」という設定はその人間を逆に人形として振る舞わせるというクェイの人形への偏愛に根ざした美意識が見て取れる。モノクロームの映像が美しすぎる一編だ。

Quay
「ベンヤメンタ学院」のパンフレットより

The Institute Benjamenta The Brothers Quay Collection: Ten Astonishing Short Films 1984-1993

神奈川県立近代美術館「シュヴァンクマイエル展」  9月10日~11月6日まで開催。


October 01, 2005

BUZZ / 『ケンとメリー ~愛と風のように~』

最近、懐かしい曲がカバーされたり使われたりすることが多いような気がする。この間のサンボマスター「あの鐘を鳴らすのはあなた」もそうだが、その理由の一つとしてはよく言われることだが、おそらくそれらをリアルタイムで聞いていた年代の人々が、CMやテレビの制作現場で決定権を持つようになってきたということがあると思う。
最近マンダムのCMでこの曲が使われていて懐かしく聴いた。

BUZZの「ケンメリ」は72年当時日産「スカイライン」のCMで一世を風靡した。当時放送していた現テレビ東京の時代劇「大江戸捜査網」が日産の提供で、この「ケンメリ」が放映されていた記憶がある。この番組に心酔する子供だった私は学校のノートに「隠密同心心得の条」などと大書して教師に叱られたりした。最後の「死して屍、拾うものなし。」という歌で言えばサビの部分をリフレイン&フェードアウトさせながら、でんぐり返しをするような単純バカな子供だった。(いまでも直っていない。) だが、この歌は今までのフォークとは明らかに異なるさわやかで突き抜けるような世界観があってその頃の記憶が今でも鮮烈だ。今でも時折、ふと気がつくと口ずさんでいることがある。そういう歌が、みるともなく眺めていたテレビから突然流れて来て驚いたという次第。

日産のCMは今でもはっきり覚えている。72年当時のCMはこうだった・・・

(ナレーション:「あのスカイラインが新しくなりました。」)
(BUZZの音楽始まる。)
いつだって、どこにいたって
果てしない空を風は・・・
・・・
(ナレーション:「新しいスカイラインの、新しい旅立ちです。」)
・・・
虹の向こうに出かけよう
いまが通り過ぎて行くまえに

(ナレーション:「これが、ケンとメリーのスカイライン」)

(※BUZZ「ケンとメリー ~愛と風のように~」より歌詞を一部引用しております。)

当時「スプートパック」としか聞こえなかった部分は一体、なんと言っていたのだろうかと思っていたが、いま調べたら単純に「スプーンとカップ」だったのか。「巨人の星」の「重いコンダラ」の「コンダラ」って何?という話と同じですね(笑) 「虹の向こうに」と聞こえていたが「道の向こうに」が正しかったのかな。CMはマンダムのサイトで視聴できるようだ。

B0007OE4SIDUO
オムニバス H2O 阿木燿子
Sony Music Direct 2005-04-06

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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