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October 01, 2005

BUZZ / 『ケンとメリー ~愛と風のように~』

最近、懐かしい曲がカバーされたり使われたりすることが多いような気がする。この間のサンボマスター「あの鐘を鳴らすのはあなた」もそうだが、その理由の一つとしてはよく言われることだが、おそらくそれらをリアルタイムで聞いていた年代の人々が、CMやテレビの制作現場で決定権を持つようになってきたということがあると思う。
最近マンダムのCMでこの曲が使われていて懐かしく聴いた。

BUZZの「ケンメリ」は72年当時日産「スカイライン」のCMで一世を風靡した。当時放送していた現テレビ東京の時代劇「大江戸捜査網」が日産の提供で、この「ケンメリ」が放映されていた記憶がある。この番組に心酔する子供だった私は学校のノートに「隠密同心心得の条」などと大書して教師に叱られたりした。最後の「死して屍、拾うものなし。」という歌で言えばサビの部分をリフレイン&フェードアウトさせながら、でんぐり返しをするような単純バカな子供だった。(いまでも直っていない。) だが、この歌は今までのフォークとは明らかに異なるさわやかで突き抜けるような世界観があってその頃の記憶が今でも鮮烈だ。今でも時折、ふと気がつくと口ずさんでいることがある。そういう歌が、みるともなく眺めていたテレビから突然流れて来て驚いたという次第。

日産のCMは今でもはっきり覚えている。72年当時のCMはこうだった・・・

(ナレーション:「あのスカイラインが新しくなりました。」)
(BUZZの音楽始まる。)
いつだって、どこにいたって
果てしない空を風は・・・
・・・
(ナレーション:「新しいスカイラインの、新しい旅立ちです。」)
・・・
虹の向こうに出かけよう
いまが通り過ぎて行くまえに

(ナレーション:「これが、ケンとメリーのスカイライン」)

(※BUZZ「ケンとメリー ~愛と風のように~」より歌詞を一部引用しております。)

当時「スプートパック」としか聞こえなかった部分は一体、なんと言っていたのだろうかと思っていたが、いま調べたら単純に「スプーンとカップ」だったのか。「巨人の星」の「重いコンダラ」の「コンダラ」って何?という話と同じですね(笑) 「虹の向こうに」と聞こえていたが「道の向こうに」が正しかったのかな。CMはマンダムのサイトで視聴できるようだ。

B0007OE4SIDUO
オムニバス H2O 阿木燿子
Sony Music Direct 2005-04-06

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音楽」カテゴリの記事

Comments

はじめまして。ケンメリで飛んできました!
TBもさせていただきました。どもども。
この曲いいですよね~ホントに。
「重いコンダラ」にはウケました。たしかに(笑)

kaoさん、こんにちは。TB有り難うございました。CMの男は確かに「笑い飯」の向かって左側に似てますね(笑) 実は真田広之という説があるそうですが、ムサカッコイイ系とでもいいましょうか。
「重いコンダラ」はいまでは良く語られますが、初出は私の記憶では、25年ほど前の「ぴあ」の「はみだし」の投稿ネタだと思います。
当時、掲載時に読んで友達と笑った記憶があるんです。あの引きずるタイヤを「コンダラ」っていうんだって知ってた?などと遊びました。

「愛と風のように」
さわやかで突き抜けるような世界観・・その通りですね!
口ずさむたびに、心一杯に、乾いた光る風が吹いて来て
時間も空間も越えた自由なところへ誘ってくれる気がしました。
(私も子供のころ、虹の向こうへ、だと思っていましたよ。)
有難うございました。

あきさん、こんにちは。
この歌はいまでもカラオケに無理矢理連れて行かれた時に
歌ったりしますが、結構キーが高いので難しいです。
やっぱり最後はどうしてもスカイラインと言ってしまいますね(笑)
若い人は小生が何でスカイラインと歌うのか分からないらしく、
「え~、知らないの!?」とかいって遊んでます(笑)

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