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October 24, 2005

『BOOK TOWN じんぼう』 神田神保町オフィシャルサイト リニューアル

以前からあった神田古書店連盟の運営するサイト「BOOK TOWN KANDA」が10月21日よりリニューアルされて、新たに「BOOK TOWN じんぼう」としてスタートした。

サイトはここ、

「本の街」 神田神保町オフィシャルサイト 「BOOK TOWN じんぼう」
http://jimbou.info/

いままでのサイトはデザインが今ひとつということと、検索でヒットする在庫情報の更新頻度が低く少々古かったという点があるようだが、新しいサイトでは毎週金曜日に更新されて行くようだ。
また通常の検索に加えて、「連想検索システム」が可能となっており、文章で検索出来るのが新しい。連想検索とはサイトの例文を引用すると、「浮世絵などの江戸文化に関係のある本」などという文章、言葉で検索できるというもの。勝手知ったる分野で試しに検索してみたが、なかなかのヒット結果だった。
しかもサーバが軽い! これは嬉しい。
ヒットした書籍は、サイト内で価格が確認でき、注文が可能だ。

また、神保町散策人に嬉しいのが、「ジンボウナビ」だ。
これは、神保町の古書店をジャンルや、連想検索で検索し地図上に表示するシステムだ。
FLASHでの表示はなめらかで、書店の写真も表示されるのでうろ覚えでも目的の店にたどり着けるのではないだろうか。なかなか良いセンスだ。

神保町に魂のかけらを置いている知識人、趣味人、廃人(小生含む)はすべからく今すぐブックマークすべし。
やっと使えるサイトになって喜ばしい限りです。

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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