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17 posts from September 2005

September 30, 2005

It wasn't love. それは愛じゃない 

それは誰なのか題名はセディ・ベニングのビデオアートから借りた。この作品は四谷のイメージ・フォーラムからビデオが出ているのだが、おもちゃのビデオカメラで撮った少女のみずみずしい感性が画面に横溢している。思春期の少女のモノローグと解像度の低いモノクロ映像のシークエンスが美しい。ここではビデオカメラが日記を付けるときのエンピツのように自然な表現手段となっていてなるほどと思った。これをみてジョナス・メカスのいわば「私映画」、極私的映画を連想した。方法論は異なるもののどちらも延々と「私」にフォーカスし、ビデオテープもフイルムもその端から端までのすべてが語っても語りきれない自分自身のプロフィールなのだった。

今日、会社で同僚の女性から「azuさん、mixiって知ってますか?」と聞かれて少々うろたえた。「何それ?なんで?」ととぼけつつ聞くと、その友達がmixiをやってみたいというのだがどうしたらいいのか分からないという。しかしそれを何で私に聞くのだろう?もしかして私が参加しているのを知っていてカマをかけているのか?別に構わないといえば構わないが、そもそもこのblogもmixiでの書き込みも実生活での私自身に結びつけられることを前提にしていないので心の準備が出来ていない。そんなことを考えながら彼女の目の色を注意してみていると、どうもそんな裏のない単なる質問のような気もするが、そうとも言い切れないところが謎だ。少なくとも、それは愛じゃないことは確かだろう。

September 28, 2005

『京ぽん』の新型端末発表「WX310K」

小生も使っているフルブラウザOpera搭載のPHS端末、京セラ製「AK-3001V」に後継端末「WX310K」が発表になった。11月下旬に発売の予定らしい。
IT Mediaによると、通信速度が現行の32kから128kへ、Bluetoothの搭載、カメラは現行11万画素から130万画素へ変わったようだが、特に通信速度の向上が魅力的だ。現在小生の場合、つなぎ放題(1x)で長期割、AB割などをフル活用して月額3,480円だが、新機種発売と同時に「4xパケットデータ通信」も定額で利用できるオプションサービス「データ定額」が新規に設定されるらしい。詳細はウィルコムのサイトで確認できるが、端末だけの使用ではパケット料だけで上限3,800円/月。PC経由での接続では端末のみの使用と合わせ上限6,300円/月となるようだ。小生の読み違いがあるかもしれないので同サイトを直接確認されたほうが良いと思うが、結局、128kに増速してPC経由の接続も使う場合の料金上限は、定額プランと合わせて9,300円/月ということになる。現在、32kの接続は正直非常に遅い。PCに接続してもストレスを感じる。だが、いつもの勝手知ったるサイトのテキストを見るだけなら、画像表示をオフにするなどの工夫で用は足せる。特に電車のなかでのblog更新、サイト巡回などは、料金を考えると十分とも言える。会社では無線LANで快適な通信の環境もあり、およそ3倍近い料金を払うほどのメリットがあるかどうかは各人の使用環境にもよるが、よく考える必要がありそうだ。(ただし、前記料金は上限なので、パケット量によっては安く済む場合もある。)
ほか、有償オプションでFlashや無償でQRコードなどの使用が可能となっているようだ。

IT Media +D モバイル2005/09/27記事 “京ぽん”新端末「WX310K」発表

WILLCOM

アクセス数4万を越えたみたいなのです

気が付くと昨日の深夜にユニークアクセス数40,000を越えていました。30,000を越えたのが7月3日でしたから、3ヶ月弱で10,000、約3,300/月のユニークビジター数という計算です。数だけをみれば人気blogはもとより一般blogと比較しても非常に少ない数ではありますが、このblogは開設して1年半程も経っているものの、途中病気で倒れてほとんど更新していなかったこともあり、総エントリ数はほんの200に満たず、あっちへ行きこっちへ転ぶというようなとりとめもなく取り立てたテーマもない単なるつぶやきにも関わらず4万ものアクセスを頂けるというのは、有り難いというより驚きが先に立ってしまいます。これからもどうしようもないエントリが(多分)続くと思いますが、とりあえず読んだ後のやり場のない怒り、脱力感、動悸、息切れ、めまい、人間不信感をなどを我慢していただき、学習効果なくまた訪れて頂けるとハゲます、いや励みになります。今後とも宜しくお願いいたします。
管理人 azusayumi

September 25, 2005

『ユーカラ 沈黙の80年 -樺太アイヌ蝋管秘話-』 / NHK特集(84年)

図書館は比較的良く利用する方だと思うが、例えば文庫の新刊が書店に並んだとき読みたい本を見つけるとその題名を記憶しておき、あとでその元となった単行本を図書館で借りる、ということを良くやる。文庫書き下ろし、ということも最近は多いようだが、大抵はオリジナルの単行本が既に図書館に所蔵されていることが多い。出版社もその点を心得ており、文庫化される際には一部を書き下ろしとしたり、増補、改訂などを行って文庫だけの付加価値を高めようとしているようだ。
今日は、その図書館のAVコーナーでビデオを借りた。あまり図書館では映像を借りたことがなかったのだが、いわゆる名作と言われる映画、歴史映像、ほかハウツー物などが意外なほど揃っており、なかでもNHK特集のバックナンバーがあってしばらくはなかなか楽しめそうだ。しかも只ときている。正確には税金でまかなわれているのだから只ではないが、せっせと借りて少しでも回収しなきゃといつも思っている(せこい)。
借りたのは「ユーカラ 沈黙の80年 -樺太アイヌ蝋管秘話-」(84年6月放送)と「わが青春のトキワ荘」(81年5月放送)、それにユーロスペースのアート・ドキュメンタリーシリーズ「バルテュス」の3本だ。

「ユーカラ 沈黙の80年」はムックリの音色が聴けるのではと思って借りたが、ほんの一部、BGM的に流されただけだった。その短い間にも倍音の響きが素晴らしく、自分にはとてもあのような玄妙な音は出せないと思った。弾くたびにまるで絹のような微妙な何十もの音がまつわり舞うのだ。どうも息の遣い方にコツがあるようなのだが、たしかムックリ演奏家の長根あきさんの演奏を聴いたときのパンフレットに、鼻腔、耳管を駆使した音、という表現があって、鼻腔はまだしも耳管を使うというのは一体どうすれば良いのか、小生のような初心者にはとても想像がつかない奥深さを思いだした。

しかし、この映像には惹きつけられた。番組放送から80年前、ということは2005年の今から遡っておよそ100年前にポーランドを政治犯として追われて樺太に流刑になったブロニスワフ・ピウスツキーが樺太アイヌのユーカラを蝋管というレコードの原型のようなもので録音していた。これがポーランドで発見され日本に送られた。北海道大学で当時の最新技術を駆使してその音源からノイズを除くなどし、その演奏者が誰なのかを探るというもの。ピウスツキーは樺太でアイヌの女性チュプサンマと結婚し二児をもうけていた。番組はその子や孫を捜し当てるという結末。ユーカラの声とムックリ、トンコリの響きが北の吹雪に霞むチセ(集落)を美しく哀しく浮かび上がらせていた。いつかこの地を辿る旅に行きたいものだ。


September 23, 2005

コミック・バトン

コミックバトンが回って来ましたのでちょっとやってみます。
あれにしようかどうしようかと考えているうちに、それらを読んだときのことが想い出されて気がつくと全然違うことを考えていたりして。なかなか楽しい時間でした。
最近、仕事で疲れているのか到々本物のジジイになったのか、感受性の減退を感じるなぁ。

■Total volume of comic on my Bookshelf(本棚に入ってる漫画単行本の冊数)
多分30冊ぐらいかな。このまえ古本屋を呼んで漫画以外の本も含めて一部を売ってしまいました。代金として17,000円貰いました。これを元手にまた最近すこしづつ買い始めています。友人などに貸したりあげたり貰ったりとどうもあまり居着いてくれません。

■Comic thought to be interesting now(今面白い漫画)
小島功の「ヒゲとボイン」です。いや嘘です、嘘ですったら!。
やっぱり今は「いましろたかし」かなぁ。「ラララ劇場」から「初期のいましろたかし」、「トコトコ節」と読み進んで、先週京都の恵文社一乗寺店で「クール井上」を買って、本でも同じなんですが、気になると同じ作家を集中して読んでしまいますね。次は「釣れんボーイ」を多分買うでしょう。これ、800ページもあるんです。ちょと厚い。
しょうもない人のしょうもない話。いつまでも不発な人生。でも癒されるんです。

■The last comic I bought (最後に買った漫画)
諸星大二郎「諸星大二郎自選短編集 彼方より」の古本を中野ブロードウェイのまんだらけで買いました。200円でした。以前読んだものが大半でしたが何度読んでも面白い!諸星は人物のデッサンがちょっとあれなんですけれど、妙にテーマにピッタリしていますよね。

■Five comic I read to a lot, or that mean a lot to me (よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画)
難しいなぁ。思い入れというとやっぱりこうなっちゃうな。 歳がばれる。
・狩撫麻礼・中村真理子「天使派リョウ」疑似家族ものに弱いんす。唐突に終わる。
・林静一「赤色エレジー」四畳半青春もの(純情代表)。あがた森魚ファンですし。
・安部慎一「美代子阿佐ヶ谷気分」四畳半青春もの(自滅代表) 私の青春はアベシンに強烈に影響されたと思う。
・はた万次郎「ウッシーとの日々」本気で北海道に移住したくなってきた。
・ますむらひろし「アタゴオル物語」猫のヒデヨシを教科書によく模写したものでした。
つげ義春は既に神格化。ほか山川直人、魚喃キリコ、やまじえびね、福本伸行、とか雑食です。常に面白い漫画に飢えてますので、こんなんありまっせと教えてくださいませ>皆様。

■Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名)
どなたか偶々これを読まれて、気が向いたらやってみて下さいませ。

September 19, 2005

赤塚不二夫 漫画家50周年なのだ

赤塚不二夫のことを書いたのだ!!サンデーの武居記者といえば、「レッツラ・ゴン」で赤塚をイジメる編集者という設定であまりにも有名だ。
頬骨が張った大きな鼻に細い目、一瞬、吉本隆明に似てるなと思ったのは随分後のことになるが、そうでもないと思ったのは昨日のことだ。などと下らない話は別にして、その武居記者が赤塚との交流をもとに描いた評伝を上梓した。武居俊樹「赤塚不二夫のことを書いたのだ!!"」(文藝春秋 2005年)だ。
その冒頭、二人目の夫人である眞知子夫人と武居氏が病床の赤塚の前で語るのは、その日が自分の誕生日であることすら赤塚は分からないということだ。先日70歳になった現在では3年半もの間、昏睡状態を続けているというのである。ここから武居氏がサンデーに入社して赤塚番となり、アシスタントの古谷三敏、北見けんいち、鳥居かずよしなどと事実上の「赤塚ファミリー」の一員として興味深く尽きることのないエピソードが綴られる。久しぶりにまさに一読措く能わざる本を手にしたという感じだ。
コタツに入りウイスキーをなめながら「偽自伝かも知れないよ」と言いつつ問わず語りに生い立ちを語る赤塚。母親と二人での満洲引き揚げ、チビ太とニャロメというキャラクタはその少年時代の体験から生まれたなど、興味は尽きない。確かに作品中のチビ太の家族を持たず、ひどく苛められても雑草のようにしたたかな性格はまさしく戦災孤児そのものだ。
伝説のトキワ荘、手塚治虫の意外な一面などのエピソード。成功し人気マンガ家として上り詰め、生涯かけてギャグをエネルギッシュにその身に体現してゆく破天荒さ。「立派な馬鹿になるのは大変なんだ。」この言葉には深いものを感じる。赤塚でなければ言えない言葉だ。しかし作品の構想を和気藹々と練る「アイデア」の場面は実際に間近で見てみたい気がする。記者の目からはマガジンとの確執など視点にもバランスが取れており、いつまでも終わらずに読んでいたい本だ。

赤塚不二夫公認サイト これでいいのだ
 時間を忘れるほど楽しいサイト。小生、バカ田大学の入学試験に落ちてしまいました。

September 17, 2005

サンボマスターをもっと聴け!

サンボマスター、山口の絶叫を聴いているとなぜか胸が締め付けられるような気分になる。これはまるで弱者、敗者が、つまり実はすべての人のことと言っても良いが、鬱屈を溜めにためてついには爆発し自分を突き破るときの絶叫じゃないかと思う。サンボのメッセージは「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」(早川義夫)じゃなくて、「かっこ悪いことはなんてかっこいいんだろう」ということかも、などと考えながら寝ころんでテレビを見ていると、サンボが和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」をカバーするCMが流れていた。コカコーラ「ジョージア」のCMだ。この和田のヒット曲は子供の頃の耳に焼き付いていて、すっかり潜在意識の下の方にしまわれていたのだが、それがふと引きずりだされる不思議な気分を感じた。

ネットで調べてみると、この曲は72年に発売、Wikipediaによると「日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞。この曲は自他共に認める和田の代表曲であり、名曲。2001年にWhat's Love?によってカヴァーされた。しかし、この曲はベトナム戦争の反戦歌として作られた疑いがあり、1972年の紅白では、大ヒット曲にもかかわらず、和田はこの曲を歌っていない・・・(Wikipedia 和田アキ子の項より引用。リンクは下記。)」となっている。
和田が歌を封印した(された?)というこのベトナム戦争との関連云々に俄然興味が湧き、ネット中を探し回ったものの残念ながらほとんど情報を得られなかった。(どなたか情報お持ちの方がおられましたらご一報いただけると幸甚です。)

このサンボマスターのカバーは、今年11月に発売予定のマキシシングル「ラブギン(仮) / 全ての夜と全ての朝にタンバリンを鳴らすのだ」に収録されるらしい。
しかし、CM製作者とは痛いところを突くものだ。

新しき日本語ロックの道と光 サンボマスター マスターブック 和田アキ子ベスト・ヒット-FREE SOUL AKKO-

ラブギン
ラブギン

サンボマスター / マキシ「全ての夜と全ての朝にタンバリンを鳴らすのだ」
発売日: 2005/11/02

■関連サイト
 サンボマスター公式ウェブサイト
 ホリプロ Ako's official web site 和田アキ子公式ウェブサイト
 ジョージアネット CM CM「自分の道を、歩くのだ We are GEORGIAN!」 視聴できます。
 Wikipedia 和田アキ子  『あの鐘を鳴らすのはあなた』がベトナム戦争の反戦歌である(かもしれない)ことに触れる。

September 16, 2005

ミニコミスト! 『愛情通信』14号発行

告知です。お友達のヨンコさん発行のミニコミ「愛情通信」14号が発行されました。
腰痛のリハビリでほのかに芽生えるトレーナーによせる淡い恋心、ラップのm.c.A・Tへの思い入れがいつもの愛情テイスト満載でつづられるフリーペーパーです。m.c.A・Tって何者かは全然知りませんでしたが、ファンなのか、単にからかってもてあそんでいるのか分からなくなるような感覚は、多分若い女性共通のファン心理のスタンスなのだろうと勝手に発見したりして。男性のファンというのは対象を突き放して高みに上げるような感覚だとすれば、女性ファンの心理というのは、対象の「身内化」なんですね。擬似的な家族とか身内として捉えるわけです。これ、なかなか面白いと思うんですが。告知の筈が横道にそれて失礼。号を重ねるに従って文章が洗練されてきてなかなか面白いものになっています。今後も頑張ってずっと継続発行して欲しいですね。
新宿「模索舎」、中野「タコシェ」、高円寺「高円寺文庫センター」、下北沢「ヴィレッジ・バンガード」、池袋「ぽえむぱろうる 」などで入手できるようです。

September 13, 2005

ミニコミスト! ミニコミカタログ『BOB』

ミニコミ:「BOB」ミニコミスト!の連載も随分時間が空いてしまったが、振り返ってみるとまだ号外も含めて5誌しかエントリしていなかった。全くこの移り気、飽きっぽさ、散漫さには自分自身で辟易する。3号と続かない雑誌を三号雑誌というらしい、などと以前書いたのだが、このエントリがまさしくその例。昔、尾辻克彦がエッセイのなかで、学生時代に発行していた同人誌の次第に発行間隔が空いてくることを自嘲し、まるで対数グラフに似ていることからそれを放物線になぞらえて、週刊、季刊ならぬ「放物刊」と言っていたのを思いだした。たとえそれでも発行を止めてしまうよりずっとましだ。

今年の5月から6月にかけて、大阪堀江の貸本喫茶「ちょうちょぼっこ」では中野のタコシェとのコラボレーションでミニコミの展覧及び販売が行われた。そのときにカタログとして編まれたのが「BOB(Booklet of Booklets)」という小冊子だ。
個人ベースの自己表現の手段から大手流通に敢えて乗せないという意思表示としてのメディアのあり方までミニコミの寄って立つところは様々だが、いまどんなミニコミがでているのか、その全体像を把握するのに便利だ。それ以前に普段一般の書店では目にしないメディアがこれほど多様に存在するものなのかという驚きをまずは味わえる。また、ミニコミに関わりの深い、もしくは発行人によるエッセイ、さらには全国のミニコミ扱い店が巻末に付録されるなど、見た目よりかなり内容が濃い一冊だ。
エッセイの執筆者はミニコミを語るときに避けて通れないお方である南陀楼綾繁、「modern juice」の近代ナリコ、「Juicy Friuts」の今日マチ子、「車掌」の塔島ひろみ、「畸人研究」の今柊二などの発行人、「ロバロバカフェ」、「ガケ書房」などの扱い店店主など、私にとっては外せない一冊だ。
この間14号を発行したいつもお世話になっている「愛情通信」から「「愛情通信全集1」が、また以前ミニコミスト!でも扱わせて頂いた「精神病新聞」から「精神病の本3」が扱われている。

南陀楼綾繁著「ミニコミ魂」は99年の発行だが、その後廃刊になっているものも多く、この「BOB」を合わせて補完するかたちで利用すると良いかも知れない。

個人的には、巻末にリストされた扱い書店が、実は今後の書店のあり方のヒントにもなると考えている。
ミニコミがこのテーマに繋がってくるというのが非常に興味を引かれる。

ミニコミ魂
ミニコミ魂

September 11, 2005

本を借りる。

このあいだ、通信社の同僚が有楽町交通会館の三省堂で今度サイン会をやるから一緒に行きましょうよ、と誘ってきた。先月8月の中頃のことだ。誰の?と聞くとダチョウ倶楽部の上島師匠です、という。なんだそりゃ。お笑いがわかるひとはこの社でもazuさんしかいないんすよ、ねえ一緒に行きましょう、行ってください、お願いします!と懇願するのは多分一人で行くのが、しかもサインまで貰うとなると、ましてや分別盛りの30台半ばともなれば人並みに恥ずかしいのだろう。しかもダチョウ倶楽部だ。それは恥ずかしいだろうなぁ、分からないでもない。じゃ、一緒に行こうか?といったら喜んでいたが、私はすっかり忘れていて当日にかけて夏休みを取ってしまっていた。
その後、休みだったんですね、でも一人で行きましたよ、いやーダチョウはお笑いの原点をすべて備えている偉大な芸人ですからね、生の竜ちゃんを見ちゃいましたよ、たった一人でね・・・。あとでサイン本を貸しましょうか?いや、貸しますよ、実は見たいんでしょう?となどと社内電話をかけてきた。確かにちょっとは見たいが。では後日もっていきますね。

その後、すっかり忘れた頃、ややこしい案件で上司と打ち合わせ中に彼がやってきて、はい、とそのサイン本を渡された。しかもカバーなしのむき身のままで。この本、どういう本かというと上島竜兵の写真集&自伝なのだが、表紙はこんな装丁だ・・・

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センチメンタルジャーニー in 阿佐ヶ谷

One day in Asagaya, Tokyo #10

久しぶりに阿佐ヶ谷を歩きました。


September 10, 2005

『ザ・スライドショー9』 / ロックンロールスライダーズ

今日、みうら+せいこう+スライ(スライド機)のロックンロールスライダーズ「ザ・スライドショー9 みうらさん、第二期かよ!」が中野サンプラザで開催される。前回のスライドショーから3年振りだ。行きたい。でも行けない。なぜならいま気が付いたから。チケットはかなり前から売り切れになっているらしい。しかたないので諦めて、DVD化を待つしかないですね。

以前、TSUTAYAのポイントを貯めて買った「ザ・スライドショー7」は今、友達の輪を旅してもう2年にもなる。いま誰が持っているのか分からなくなっているが、おそらく全然知らない人達を啓蒙し続けているのだろう。そういえば、ミニコミを発行しているコアなみうらファンのひとから、わざわざハワイまでスライドショーを見に行ったという話を聞いたことがあったが、そこまでしたくなる気持ちは分かるなぁ。

B00006HBIRザ・スライドショー コンプリートボックス
みうらじゅん&いとうせいこう

ザ・スライドショー 4 ザ・スライドショー 8 in HAWAII 公認ブートレグ盤付き みうらじゅんの勝手にJAPAN TOUR2003 -TOUR FINAL Special Version- みうらじゅん・いとうせいこうのTV見仏記 みうらじゅんの青春ノイローゼでショー

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■月球儀通信 関連記事
 編集会議2002年6月別冊 『みうらじゅん全一巻』
 第7回 『みうらじゅん賞』発表

■公式サイト
 RS SITE ロックンロールスライダーズ


September 09, 2005

また買ってしまいそうな「水中、それは苦しい」

ジョニーっ!大蔵大臣っ!って分けて声援すると、ジョニー大倉と竹中平蔵のファンみたいですが、この二人のファン層をベン図で描いた時に重なる部分、即ち、A∩B(エーキャップビー)がつまり水中ファンといえよう。QED。
竹中平蔵の戦争 金融再生に挑んだ730日キャロル 夜明け前
(写真は「水中、それは苦しい」とは無関係です。)

今日、「水中、それは苦しい」の2nd DVD発売です。
「九州縦断そして横断 ~水中、それはそれは苦しい九州ツアー2005~」


とにかく、明日高円寺円盤辺りに買いに行く予感。水中を聴きながら選挙へ行こう。

September 07, 2005

ロンリー・ショート・スリーパー

最近異常に眠くて仕事中もつい寝てしまいそうになる。昼食後の会議など最悪で、眠るまいとカフェインを摂っても瞼の重さには抗えそうにない。そういうときはコンパスで太股を刺して目を覚ますことにしている(嘘)。おそらくこの季節の変わり目に夏の暑さの疲労を体が自然と癒そうとしているに違いない。

世の中にはショート・スリーパーと言われる人がいる。その名の通り、睡眠時間が短くて十分な人のことを言うらしい。ものの本によると、睡眠時間6時間以内で平気な人をショート・スリーパーと定義している。ここ最近の自分の生活を省みると、睡眠時間は一日平均で5時間半ほどだ。でも全然すっきりしていないので、多分慢性睡眠不足なのだろう。実際はあと2時間は欲しい気がする。しかし、睡眠時間が3・4時間あれば十分という人が、実は私の身近にいる。この人はおそらく本物のショート・スリーパーだろう。

この人は、自営の社長で40台後半の男性だ。まずこちらが出したメールの返信時刻が尋常でない。夜中の3時頃の差し出し時刻のメールを受け取ることは度々だ。本人曰く、「僕は寝溜めが出来るんですよ。」とは言っているが、少なくとも自分はそんなことは出来ない。しかし、普段はすごく精力的でとても平均3時間睡眠の人には見えない。そういう人が身近にいることを発見して少々驚いた。

以前、テレビのある番組でこの話題をテーマにしていたことがあった。その番組では睡眠時間3時間という生活を20年以上続けているというサラリーマンの一日をドキュメンタリー風に追っていた。この人は、なんと午前3時に寝て6時に起床。そのときはたしかふつうに会社勤めをして、退けてから同僚と飲みに行き、11時に帰宅。風呂などで12時、普通はここで寝るのだが、ここから午前3時まで趣味の模型作りに没頭するのだ。
番組で健康診断をしたが。、全くの健康体だった。

睡眠時間が短くて済めば、つまりそれだけ人生が長く過ごせるということになる。ということで、訓練でショート・スリーパーを目指す人もいるらしい。確かにそうかも知れないが、自分はそうありたいとは思わない。睡眠で夢を見るという行為も自分にとって重要な一部分だと感じるからだし、それ以前にそもそも自分には出来そうにない。

かなり前、関口宏が司会の「ワンダーゾーン」という番組で眠りのメカニズムを特集していたことがあって、このときは何十年ものあいだ睡眠が取れないという特殊な病気に罹った女性をレポートしていた。
この女性は夜中に家族が寝静まった後に一人寝られないことに対して、「世の中から一人取り残されたという強い孤独感」が一番つらいことだといったのが印象的だった。

さて、こんなことを書いているうちに眠くなってきたので、そろそろあちらの世界に行って来ます。ZZZ・・・

September 04, 2005

そして船は行く・・・

wangan

タイトルは全然関係ないのですが(笑)、ちょっと心に浮かんだもので。そういえばフェリーニの作品ではこれが好きですね。フェリーニって最後に必ず乱痴気騒ぎになっちゃうんですが。沈んでゆく船のなかで逃げもせず好きな歌手のフィルムを手回し映写機で壁に映しつづける諦念というかそんなシーンがやけに心に残っています。

家族といると、ふと子供の頃のちょっとしたことが想い出されることがあります。
ほんの些細なことなんですが、こういうことは多分、一人で居るときには思い出せないことなんだと思います。
それがしばらくすると、また奥底に沈んでしまって、なかなか思い出せない。
これからそういうことがだんだん少なくなるような気がして、今のうちに思いだしたことを書き留めておこうかななどとふと思ったのですが、書き留めてしまうとなにか心の外に出してしまうような気がして、少し考えて止めました。

なんか、カテゴリ通り本当につぶやきになってしまった。

September 02, 2005

大型書店の盛衰 / 京都丸善閉店とジュンク堂河原町進出

京都河原町蛸薬師の老舗、あの梶井基次郎「檸檬」の舞台となった京都丸善が今月2005年9月末で閉店するというニュースを聞き、以前京都に住んでいた頃に足繁く通い詰めた身としては驚きを禁じ得なかった。

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秋は観覧車に乗って

kanran

東京タワーを眺めるのが好きな人は多い。想い出すと仕事帰りの道で、友人と飲んだ帰りに、いつも視界の片隅に東京タワーがあった気がする。友人が家を建て替えたとき、その新築パーティーで新しい家の一番の自慢は、屋上から東京タワーが見えることだと言った。
私と言えば高校生の頃、遊園地でアルバイトをしたことがあるのだが、何故かそれ以来、観覧車を眺めるのが好きになった。乗るのは気恥ずかしいが、遠景に観覧車のある風景に惹かれてしまう。遠くでゆっくりと回る小さな車輪を見ていると、いろいろなことが思い出されてしばらく茫と見とれてしまうのだ。
今日、ある人の悲しみを人づてに知った。なにも出来ないことが歯がゆくて、せめてこの写真をその人に贈ります。

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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