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May 22, 2005

MXテレビ / 『音楽のある風景』

東京MXテレビの「音楽のある風景」は「Tokyo Boy」などを視てチャンネルをそのままにしているといつの間にか流れている番組だ。
70年代のヒット曲をその時代の映像と共に淡々と、実に淡々と流すだけの構成なのだが、なにかをしながら聴くともなく聴いていると、どれも懐かしくて鮮烈で、胸が詰まってくる。

ぼくは今、阿佐ヶ谷の駅に立ち/ 電車を待っているところ/ 何もなかったことにしましょうと/ 今日も日が暮れました/ ああ中央線よ空を飛んで/ あの娘の胸に突き刺され/ (友部正人「一本道」より)

嗚呼、友部正人よ。僕も朝のラッシュに耐えきれず、たまに阿佐ヶ谷の駅で降りるとき、中央線が胸に突き刺さっています。いつの間にか茶居花もなくなってしまった。学生の頃、背伸びして文庫片手に通ったバー、ランボオはもうなくなっているだろう。いつも高架から阿佐ヶ谷の街を見下ろすとき、想い出が消えないように途中下車して確かめることはしたくない。

月球儀通信関連記事
- センチメンタルジャーニー in 阿佐ヶ谷

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音楽」カテゴリの記事

Comments

茶居花・・・なつかしい!○○年前、ウエイトレスのバイトしたことあるんですよ。先日永眠された永島慎二先生や当時の三和銀行の支店長さんがよくいらしていました。今年2月××年ぶりに行きました。街は激変しているかな、と思いましたが、まだそこかしこに当時の面影が・・・釣堀も銭湯もまだありました!嬉しかった・・・でも下宿していた木造の二階家が廃屋になって打ち捨てられていたのには呆然と立ちすくんでしまいました。

初めまして。下足番のazusayumiです。
ええっ、あの茶居花でウエイトレスをされてたのですか!?では、いつか珈琲を出していただいたことがあるかもしれませんね。その節はお世話になりました:)、私は社会人になりたてのころ、会社の帰りに、はたまた、たまにはサボって茶居花によく行ったものです。ねじめ正一さんが新聞を読んでいるのをお見かけしたり。あの永島慎二も通っていたのですねぇ。
何年か振りに昔なじみ深い街へ行く、というのは古い友人に久しぶりに会うようなときめきを感じますね。芝居小屋アルスノーヴァ2階にあったバー、ランボオももうなくなってしまったそうです。こんな時の移ろいにはなにか胸が締めつけられるような感じがしますね。
今度久しぶりに途中下車してみようかという気分になりました。


azusayumiさんへ
前回は初コメントなのに、ご挨拶もせず、いきなり本文・・・本当に失礼しました(赤面)。
azusayumiさん・・・「梓弓」ですよね。命名のココロはなんでしょう?管理人ではなく、「下足番」と称していらっしゃるのがオカシイ。広範な守備範囲、興味深い話題が満載のブログ、これから時々拝見させていただきますね。
2月に久しぶりに阿佐ヶ谷に赴いたのは、次女の受験に付き添うという口実で、ぼやけかかった遠景となってしまった青春へのセンチメンタルジャーニーをしてみたかったから。
駅に降り立ったときはもう胸がドキドキ。「古い友人」というより、初恋の人と再会するような気分でなじみの場所を歩きました。ガロの「学生街の喫茶店」(でしたっけ?)の一節『時は流れた~』が頭をよぎりました。
長くなりそうでごめんなさい。そのときのことをもう少し・・・私にとっても阿佐ヶ谷は特別な場所なのです。
はるか時を隔ててよみがえる記憶と感覚の鮮烈さに全身が支配されたようなひとときでした。阿佐ヶ谷の町を媒介として時空を超えたタイムトリップをしたような・・・
永島慎二先生のメガネの奥の、哲学者のようなまなざし。ほんとうに優しい方でした。私はその後フランスに留学したのですが、その前に作品の「漫画のお弁当箱」をプレゼントして下さり、餞別までいただいて・・・。
三和銀行の支店長さんはフランスに居た私に手紙を書いて下さいました。
茶居花のマスター(オーナー)どうしていらしゃるかな・・・(ちなみに私の勤務当時、カウンターを任されていた男の子―演劇をやっていました―は今岡山に帰り、奥さんとレストラン経営とのこと)。
シャッター下りてる老舗もあるけれど、パールセンターの賑わいに心休まりました。「ねじめ」をはじめ、地元の暮らしに根を下ろし、時代に押し流されないで商売張ってる店はまだまだ沢山ありました・・・
大学の先輩に触発されて読み始めた倉橋由美子や、今では下宿暮らしの記憶の通奏低音のようになっているミッシェル・ポルナレフ・・・みんなこの場所と結びついています。
梓弓さんは毎日、通勤電車で阿佐ヶ谷を通り、街を見下ろしたり、駅に(ホームに)降りることもあるのですね。でも街を歩いてみようとはなさらなかった・・・
梓弓さんが大切にしていらっしゃる思い出はどんなものでしょうか。もしご迷惑でなければ差し支えない範囲でお聞かせ下さいませんか。

元阿佐ヶ谷住人さん、挨拶なんていいんですよ、お気になさらずに遊びにきてくださいね。あずさ弓というのは古代の巫女がトランス状態に入るときに叩いたという一種の呪具なんですが、普段からトランス状にボケている私にピッタリかもとつけた名前です。なるほど初恋の人との再会って気分ですか、それはドキドキ度が違いますね。想い出を大切にされていて、それを時間が経っても受け入れてくれる街があって住人さんがうらやましいです。その時の気分が伝わって来ますよ。阿佐ヶ谷や高円寺、吉祥寺あたりの中央線沿線は私のようなもう青春をとっくに過ぎてしまった昔の青年(笑)でも、降り立つと不思議と昔に戻ったような、これからなんでもできるというような可能性を感じられるんです。住人さんが書かれたコメントにも下宿、とかガロとか、この町にしかあてはまらないようなキーワードがあふれだしていますよね。その一つの象徴が茶居花。若い人々がここに集って、旅立って行くのにこれほどふさわしい街はないですね。
この街は私にとっては昔、友人が住んでいたこともあってパールセンターをふらふらとそれこそシャベリつづけながら何時間も喫茶店をハシゴして、時折、鬢付けの香りが風に混じってきたりして、そのときの匂いや光の加減などがいまだに鮮烈です。まぁ、甘酸っぱいこともあったりして、どうもまだここに学生時代の自分がいるような気がするので、あえて足を踏み入れないようにしている、というとカッコいいのですが、くたびれてつい用事もないし結果的に降りてないなぁ、というのが本当のところ、いや失礼しました。元住人さんは本当にこの街の配役の一人としておられたのですね。
ごった煮のようなとりとめのないサイトですが、いつでも遊びにきてください。今度はこちらが珈琲をご用意しておきますね:)

偶々中野に用事があったもので今日、本当に久しぶりに阿佐ヶ谷で途中下車してみました。
茶居花のある川端通りの入り口はビルになっていて、いまは面影もありません。

いつも写真をアップしているFlickrに組写真を上げておきましたので、よかったらご覧下さい。アルスノーヴァとも久々に会いました。

■Flickr azusayumi's photo stream
http://www.flickr.com/photos/utsushie/
"Sentimental Journey in Asagaya"

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    渡辺克巳

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    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


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