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April 10, 2005

楳図かずおと鳥肌実

楳図かずおと鳥肌実、この繋がりそうもない二人の共通点は何かといえば、単に私がよく中央線沿線で見掛けるということなのだが、お二人とも普段モードな割にはちょっとというかかなり目立っていて、以前、楳図先生などはさすがにグワシハンドこそ持っておられなかったもののいつもの赤の横縞シャツにピンバッチ(ワッペンだったかな)を隙間なく付けたスニーカーといういでたちで極く普通に乗客となっているさまはもうなにかすがすがしい感じさえあり、ただただ敬服するばかりだった。「漂流教室」や「イアラ」が私の少年期の人格形成(いま破綻気味)に少なからず影響しているとすれば、ご本人を眼の前にしてはもうひれ伏すしかない。私のATOKは一発で「楳図」と変換するぐらいの尊敬度だ。「梅酢」と出た方は尊敬度が足らない証拠ですから反省してください。で、siteに行ってみた。先生自ら吹き込まれた着声までダウンロード出来て大変お得。おまけにリンクフリーだ。まことちゃんも一世を風靡したが、背景や顔の書き込み密度が高くて面白い筈がかなり怖い画だった。もう画が怖いと刷り込まれているからなかなか頭が切り替えられなかったのは全部私の責任だとローレンツ先生も言っていた。特に驚いて口を開けるシーンの、口の中の闇、が怖すぎる・・・

一方、ホップステップ玉砕の廃人鳥肌実も何度かお見かけした。一度などは私が中央線の車両ドア際に立っていたところ「ちょっとごめんなさいヨ」などと言いながら乗り込んで来たが、その物言いがまるでお江戸の遊び人のようで悔しいことにちょっとキュートだった。しばらく異常なオーラを車内に放っていたが、たぶんほとんどのひとは芸人鳥肌実を知らないのだろう。一時の気の迷いと思いたいが、以前お茶の水Disk Unionインディーズ館でビデオ「玉と砕けよ!」を買った恥ずかしい過去を持つ私は、気が付いたと気取られないように何だコイツは?とでも言いたげな風情を装って新宿までご一緒した。
その日、通信社に出勤してから席のPCで彼のサイトをみたが、アクセスするや、ガガーンというイキナリの大音量で赤っ恥を掻いてしまった。立ち直れない。で、久しぶりにサイトを覗いてみたが、リニューアルされていた。しかしtopへ行くまでのflashが長い・・・でもなかなか笑わしてくれる。会社で見るときは音量に気を付けてください。今年の夏は鳥肌扇子が欲しい(恥ずかしくて使えないが。)

楳図かずおOfficial Home Page umezz.com

鳥肌実オフィシャルホームページ
http://www.torihada.com/
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マンガ・劇画」カテゴリの記事

Comments

お二方とも、普段から目立ってるのですか。
でも全く意外な感じがしないという…

しかし、たしかに鳥肌実のサイトは
仕事場ではあまり閲覧できないですよね。
私は、家族の前でさえもあまり見れません。

shakawaさん、お久しぶりです:D
>私は、家族の前でさえもあまり見れません。
確かにはばかられますね。 ちなみにビデオは隠してます(笑)
登録すると講演の案内がハガキで来るそうですが、それを赤紙と呼んでいるらしいです、ちょっとヤですよね。

梅酢・・・・あ、やっぱり。
私のPCは氏への愛が足りないようです。(笑)
私は「藁の心臓」(というタイトルだったか不明)が小さい頃からのトラウマとなり、いまだに医学会不信でございます。
鳥肌氏のサイト、久しぶりに見ましたけども、油断してましたら音声が流れ、あばばばばばばばっと慌ててしまいました。
海外で住まうと「ニッポン最高!」と右傾化するアタクシですが、さすがに六尺褌まで締めるのはやめとこうと思います。
あ、扇子いいですよね。私も欲しいかも・・・。

私も愛が足りない頃には誤変換してたものです。「埋め頭」とかね(笑)。ちょっと無理矢理。
やっちゃいましたか・・・鳥肌サイト。実は去年の夏、ことり事務所に扇子の在庫確認の電話を入れたというこっぱずかしい過去まであることは誰にも言えません。でもあれ、一面に貧乏不遇欲情空腹の文字がビッシリと書いてあってさすがに使おうにも使えない代物です。ただ外国では返って良いかも。六尺はソト見には分からないから全然オッケーですよ(笑)。

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鳥肌実 右翼パロディを奏でる無所属廃人。演説会では己の陰部をさらけ出す変人。鳩胸で手羽先腕。42歳厄年。自己紹介の欄にはひたすら「貧乏不遇欲情空腹」の文字。山崎パン工場サンドイッチ班班長ピクルス担当。休みの日には創価学会員と殴り合う共産党員。とにかく...... [Read More]

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    渡辺克巳

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    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


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