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March 19, 2005

Flickr に写真を並べてみる

以前からFotologに参加しようと考えてはいたが雑事にかまけてこのblogの更新すら滞る事態となって仕舞い、偶に携帯からmoblogなどしていたものの、このエントリも既に1ヶ月ぶりというていたらく。通信社は夜討ち朝駆けで忙しいとは言い訳、夜食に食べなくても良い手打ちそばを食べ、朝は遅刻間際に駅まで駆ける。つまり生活が駄洒落になってしまった昨今。昨日は何故か里谷多英選手と六本木のバーで酒を飲む夢を見た。モーグルどころかスキーの経験もないのだが。
さて、Fotologにしようかと考えてはいたが、どうせなら旬のFlickrにフリーアカウントを取ってみた。
登録は通勤電車のなかでAir EDGEのOperaからアクセスして、メールとパスワードを入力するだけの簡単さだった。
しかし、そのサービスの仕組みは少々勉強が必要だ。単なるフォトストレージ、もしくは写真の羅列サービスではなく、各々の写真にコメントが付けられ、それをもとにしてメンバー同士の関係性を持たせるというのが基本的思想のようだ。Tagと呼ばれる、blogで言うところのカテゴリが付加でき、そのTagはそれを付けた当人のみならず、メンバー間で共有される。ほかにもmoblogへの対応、Flickrからblogへの自動投稿機能、RSSやAtomのサポートなどbloggerとの親和性が旬な理由だろう。Helpによると、フリーアカウントの場合月に10MBの転送容量規制がある。アップした写真の総量ではなく、転送量の上限が10MBというところが勘違いしやすい。仮に3MBの写真を転送した場合(そんな巨大なファイルを送信しないとは思うが)その後その写真を削除したとしても既にその月は3MBの転送量実績となる(と、多分こういうことだろう。) およそ6,000円/年の有料サービスPro Accountでは、その転送量上限が1GBに拡大し、フリーの場合最大100枚の上限での古い写真の削除、一定期間のアップロードがない場合のアカウント消失という条件がProではなくなる。
まだ昨日始めたばかりなのでよく分かっていないが、Organizr(しかしFlickrもそうだがなんで"e"が抜けるんだろう、ちょっとcoolというわけ?)というFLASHを使用した写真の整理ツールは直感的に非常に使いやすい。アップロードも何枚かの写真を同時にバッチ処理できるのはよく考えられている。しばらくこれで遊んでみたい。

azusayumi's photos @Flickr
http://www.flickr.com/photos/utsushie/

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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