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3 posts from January 2005

January 28, 2005

Untitled 28, Jan 2005

大沢センセ、頑張ってサインされてます。
新刊「ニッポン泥棒」のプロモートですね。
有楽町三省堂にて050128_1852001.jpg

January 24, 2005

勝新から雷蔵へ

勝新の「座頭市」シリーズを一作を残して全巻観終り、勝新つながりで次は「兵隊やくざ」の九巻を、これも一作を残して観終えてしまった。(それぞれ残りの一作が手に入らないもどかしさ・・・)どちらもシリーズ化されるだけあってひたすらに面白い。観終えてしばらく余韻で呆けた状態だった。ま、前から呆けてはいたが。どちらも勝新という希有な怪優がなければ成り立たない作品ではあるが、監督、脚本、演出のどれをとっても映画が最も勢いのあった時代の才能の集中というものを感じる。なにより娯楽に徹しているのがいい。面白ければ問答無用、この潔さ以上にこざかしい思想は要らない。
で、座頭市をハリウッドに焼き直したルトガー・ハウアー主演「ブラインド・フューリー」にオリジナル演出の数々を発見し、北野武が如何に自身の作品に勝新を散りばめたかを見届けて、すっかり座頭市フリーク=アンマニアになってしまった自分に愕然とする他ないのである。(座頭市と勝新については別途まとめる予定です。)
いまは当時勝新と並び「カツライス」と言われた大映の看板役者、夭折の市川雷蔵主演「陸軍中野学校」シリーズ全五巻に没頭中。既に雷蔵の歳をとうの昔に通り越してしまった私だが、彼にはいつまでも年上の風格を感じる。昔の俳優は大人だね。

市川雷蔵

January 09, 2005

untitled 9 Jan, 2005

Kudanshita, Tokyoyumebld.jpg

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  • Gangs of Kabukicho.
    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

    Cui Cui
    川内 倫子
    4902943026
    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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