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November 25, 2004

『愚か者死すべし』にオロカモノ走る

原リョウの新作『愚か者死すべし』発売日の今日、すずらん通りの東京堂書店まで買いに走った。すぐに読まず、楽しみを週末まで取っておこう。

(待ち侘びた読者の念で写真にエクトプラズムがっっ!)

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Comments

腰巻きに書かれている「新・沢崎シリーズ第1弾」というのが気になりますね。これはこの後の連作を暗示しているのだろうか...
しかし、直木賞作家が10年も書かないというのは尋常じゃない。たとえ書けなくても書かされるのがフツウだろうに。やっぱり原リョウその人そのものがハードボイルドだどっ!(ちん)

ふぅ、ただいま読了。まさしく和製チャンドラーですね。後記に、作品を短時間で執筆することの努力と苦心について触れており、(この作品を)「短時間で書くことが出来たことは、本作につづく新シリーズの第二作、第三作の早期の刊行をもって証明する」云々とあって、ファンにはうれしい限り。次作も期待です。

お久しぶりです。原リョウ、もうこの世に存在しないのかと思っていましたよ。まだ読んでないんですけどね。「図に乗るなよ、探偵」って友達と電話なんかで言っては笑っていたのも、とおい、とおい昔のお話。復活は嬉しいですね。

とみきちさん、お久しぶりです~。そうそう、「図に乗るなよ、探偵」ってフレーズ。懐かしいですね。すっかり忘れてました。ちょっと恥ずかしくなるぐらいのハードボイルドぶりが嬉しいですね。いちいちセリフがキマッてますからね。
しかし10年振りですからね、寡作にも程があるって感じで。それだけで有り難みが出ちゃいますからね(笑)本当、次作が楽しみです。

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    渡辺克巳

    097154803X
    新潮社フォトミュゼの「新宿」が絶版となっているなかで最近刊行された渡辺克巳の最新写真集。洋書。



    先般亡くなった路上の写真家、渡辺克巳の写真集。インサイダーとして夜の新宿を流した彼の生の証はその写された人々と共に永く記憶されるべき。


    ジャパン
    倉田 精二
    4106024330
    渡辺克巳とくれば倉田精二を挙げずにはいられない。日本のウィージーと言われたストリートフォトの神髄。都市の殺伐と虚像をこれほど表現した写真はない。

    にっぽん劇場写真帖
    寺山 修司・森山大道
    4106024187
    寺山と森山のコラボレーションは「あゝ、荒野」以前にもこの作品で既に成就していた。68年刊のこの作品は強烈なコントラストとイメージで時代を色濃く表現している。腰巻きの惹句「奇才ふたりが火花を散らすイメージ地獄巡り」も凄いが、天井桟敷率いる寺山へぶつける森山の渾身の「返歌」が熱い。中平卓馬がカメラを構える有名なショットもあり。これを見ずに森山は語れない。


    奈良原の写真は既に絶版になった朝日新聞社の「昭和写真全仕事」を所有しているが、トラピスト修道院に取材した「沈黙の国」「人間の土地」「消滅した時間」などパースを駆使した知的で静謐な写真は独特の美。「無国籍地」は廃墟をモチーフにした写真集。その圧倒的な画面の構成美を。

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    川内の作品は柔らかい光と深度の浅いクローズアップなどを多用して日常の「合い間」を独特の色調で表現している。小生の勝手な感覚ではあるが彼女の作品にはどこか「彼岸の匂い」のようなものが感じられてならない。明るく静かな日常。ふと視線を外して見上げる窓の外の空。こよないものたちの空間。この作品は家族の何気ない日常をテーマとした写真集。なぜだろう、頁をめくってゆくたびに胸が詰まってくるのは。


    この間東京都写真美術館で行われた回顧展で再び植田の仕事が再評価されている。砂丘シリーズに代表されるこのモダニズムはいつまでも古びない。

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